少年の本意

風霧アンナ＠よ鹿/FateSC @THaleia_GC

@BB_GCsenyo 「本当！？ありがとう！」 まさかこんな無茶なことを聞いてもらえるとは思ってなく、エリーゼが了承してくれたことが堪らなく嬉しかった。 「本当無理なお願い言ってごめんなさい。でも私とっても嬉しい！」 私は彼女の手を引きながら、色んな人に対して国のことを聞いて回った。

アリス@中影SGO【HP39】 @BB_GCsenyo

@kenketu_GC5 「まぁ小さくともお願いはお願いですもの。わたくしは、わたくしと関わるものすべての願いを叶えて差し上げたいから」 そう言って、タレイアに引かれるまま、領民に話を聞いて回った。 「…貴方、本当に行動力が凄いのですね？」 まさか一人一人聞いて行くなんて思っておらず、驚く。

風霧アンナ＠よ鹿/FateSC @THaleia_GC

@BB_GCsenyo ここ一帯の人達には一通り聞き終わり、私達はパーティ戻ることとなった。 「だ、だって私が聞いた中だとエリーゼのことを悪く言う人なんていなかったもの！ だから全員とはいかなくても、歩いてすぐの人達くらいになら、聞いても大丈夫かなって思ったの」

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@kenketu_GC5 「まぁ、そうでしょうね。」 案の定、悪い話はなかった。領民たちの"エリーゼ・アリアンヌ・ヴァレンタイン"の評価は高かいものだった。 「それでどうだったのかしら？満足はできたのかしら？」 そう言いながら、笑う。

風霧アンナ＠よ鹿/FateSC @THaleia_GC

@BB_GCsenyo 「ええ、満足よ」 私は会場に戻って彼女の手を離した。それなりに急いで戻った甲斐もあり、パーティはまだ続いていた。 「ごめんなさいね。こんな無理に付き合って。ありがとう」

アリス@中影SGO【HP39】 @BB_GCsenyo

@kenketu_GC5 「いいえ、それなりにわたくしも楽しかったから謝らないで頂戴」 タレイアの離れた手を取り、握手をする。 それは感謝の気持ちを込めた握手でもあった。 「たまにはこういうのも良いものですわね」

風霧アンナ＠よ鹿/FateSC @THaleia_GC

@BB_GCsenyo 「それなら良かったわ。じゃあ頑張ってエリーゼ！」 相手の手を握り返し、エリーゼを励ました。 私と違ってまだ国にある彼女には。

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@kenketu_GC5 「えぇありがとう。貴方も頑張ってくださいまし」 握り返された手を包むように握る。 そして、目を細めて微笑む。 「楽しんで生きてくださいましね」

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【コルディちゃん(@100maltac_tics )と事前RP】　#少年の本意 とある広い会場で舞踏会が開かれていた。踊る舞台とその周りには食事などを楽しむ空間。 踊るのも自由。食事をするのも自由。おしゃべりをするのも自由。 そんなパーティでエリーゼは一曲踊り、舞台から降りた →

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@100maltac_tics 軽い疲れからか、エミールとして息を吐きたくなるものの堪えて飲み物をウェイターからもらって席に着こうと 「相席よろしくて？」 返事は聞きかず、とあるテーブルの椅子を引っ張って腰を下ろす。 「パーティは楽しんでいて？ダンスは踊ったのかしら？」

100まる @100mal_trpg

@BB_GCsenyo その日たまたま立ち寄った会場。 昨今珍しい、華々しい舞踏会に自然と惹かれ、催しの席に着いた。 このような場面に慣れていない私は、久々に見たスイーツを頬張りながら、舞台の中央ーーー正確にはそこを見つめる周りの参加者の視線の先にいた女性に目を向けていた。 →

100まる @100mal_trpg

@BB_GCsenyo 綺麗だなあ、と憧れにも近い眼差しを向けていたのもつかの間、正にその人がこちらへと歩み寄り、あろうことか隣の席に腰を下ろした。 「うん、楽しいねぇ。今時ここまで美味しいものたべれるとは思ってなかったよ。まぁまだダンスは踊ってないけどね」

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@100maltac_tics 「お口に合ったようで何よりですわ。これでもまだ貧相な方なのでしてよ？」 少女の言葉の最中に相槌としてふふふ、と満足そうに笑う。 現状これが限界。この後に開くときにはきっと食事なんて出せないかもしれない。だからこそ、今、娯楽として踊るのだ。 →

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@100maltac_tics 「あら、未だ踊っていなかったの？もったいないわ。とっても」 持っていたグラスを空にして、立ち上がる。 そして少女の手を握る。 「貴方、そもそも踊れるのかしら？踊れなくても良いのですけど。」 「ほら、お立ちなさいな」 →

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@100maltac_tics 「わたくしが貴方と踊ってあげますわ。感謝してくださいましね？とーーーっても」

100まる @100mal_trpg

@BB_GCsenyo 「楽しめるうちは精一杯楽しんで置かなきゃだよねぇ、最近ご飯も物足りなかったからついつい夢中になっちゃって」 お腹が減っていたのは事実。 …それに、私はもちろん、アインさんもダンスって柄ではなかったし。 →

100まる @100mal_trpg

@BB_GCsenyo そうして笑いながら、短く息を吐いた時、不意に手を取られた。 「え、ちょ、うわっと」 引かれる手と対の手で椅子を慌てて戻してから、彼女と目を合わせる。 ………綺麗だ。 その目に吸い込まれそうになりながら、 「ーーーわ、私と？」 呟いてしまった。

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@100maltac_tics 「何？もしかして貴方、察しが悪い方なのかしら？」 手を掴んで、無理やり立たせて、それでも聞くのかしら？野暮ってものではなくて？ と言いながら表情をむすっとさせる。 「わたくしと釣り合わないと仰るのなら、貴方とダンスを踊ってあげようと思ったわたくしに失礼でしてよ？」

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@BB_GCsenyo 「あ、と…」 ふと周りをみれば、視線を一身に受けているのを感じる。 しかしそんな中でも、顔を前に向ければそこにある、彼女の眩さすら感じる振る舞いに魅せられた。 「…ありがとうございます」 「それじゃ、遠慮なく！」 にこりと笑いながら手を握って、舞台へと登っていく。

アリス@中影SGO【HP39】 @BB_GCsenyo

@100maltac_tics 一瞬引っ張られたが、相手のやる気に嬉しくなり、少女と並ぶようにスピードを調整し、一緒に部隊へと上がる。 「女同士のダンスは貴方が初めてなの。だから勝手に踊りますわよ、勝手に合わせてくれるかしら？」 向かい合って、相手の手を握る。

100まる @100mal_trpg

@BB_GCsenyo 舞台にあがり、相対し。 こうなれば"わたし"のいうであろうこともおおよそ見当がつく。 「そうなの？それならおんなじだね！ダンス自体わたしは初めてだけど、楽しませてもらうよ！」 握り返すようにして、拙いながらも楽しげにステップを踏み出した。

アリス@中影SGO【HP39】 @BB_GCsenyo

@100maltac_tics 「あら。踊らなかったのではなくて、踊れなかったのね」 勝手なステップを踏みながら、目の前の少女の言葉に、からかうように笑う。 それでも、その微笑みは楽しそうだ。 「なら、わたくしが少しリードをいたしますわ」 そう言って、少女の手を引く。 →

アリス@中影SGO【HP39】 @BB_GCsenyo

@100maltac_tics 高らかと自分と触れている少女の手を上げ、少し体の間の空間を広げる。 「さぁ！ターンしてっ！」

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@BB_GCsenyo 自然と笑みを浮かべながら、あげられた腕の下へと飛び込むように。 「せぇ、のっ！」 ぐるん、と大きな一回転を見せる。 拙いながらも豪快な彼女らの挙動に、観客は声援を投げかけるだろう。 「…とと、こんな感じかな？」 話さないように手をぎゅっと握りながら、嬉しそうな顔を浮かべる。