田代島に侵入する統一教会！ 遂に鈴木エイト氏が突撃、新事実が明らかに

[改訂6版追記] エイト氏の追加情報には、統一教会の過剰なまでの反応、統一教会と佐藤健雄氏の関係、菅原恵子氏の詳細、全国霊感商法対策弁護士連絡会 事務局長の山口広弁護士による解説も記載されています。

統一教会が目指す田代島の大規模構想と補助金＝税金

「しまおこし隊」は「海洋学習ヴィレッジ WAQUA田代島」という施設を田代島に建設中ですが、エイト氏の記事によると同施設を遥かに超える規模の構想が存在します。

島民の一人が明かす。「（中略）ボート工場や海上テーマパークの構想もあると分かり、島を乗っ取られるのではないかと不安が広がっています」

この構想は（株）海洋平和のページに掲載されている次の画像に描かれています。「WAQUA田代島」完成予想図の規模とは比べものになりません。統一教会によるカルト被害も格段に増すでしょう。

　
エイト氏の記事中、櫻井義秀教授は「NPOにしているのは補助金の需給目的もあるのではないか」と述べています。推測ですが、上記構想の実現のため「しまおこし隊」＝統一教会が政府から補助金を貰う。統一教会の事業を税金で補助する。こうした話が進んでいる可能性があります。物凄い金額が動くでしょう。

佐藤正久議員、田代島を見捨てて逃げ出す

佐藤正久議員は統一教会の勢力拡大に加担しています。前回まとめでも裏付け済みですし、エイト氏の記事にて更に踏み込んで追求されています。

前回まとめでは「佐藤正久議員や国は、統一教会によるカルト被害拡大にどう対処しますか？」という旨の質問を書き、議員に回答を求めました。エイト氏の記事に登場する「市民」とは私（丸石うむ）です。議員のメールアドレスは不明、ブログへのコメントも消されたためTwitterで連絡しました。

　
議員からの回答はありません。何の連絡も受けていません。

また私の連絡後、（株）海洋平和のサイトから佐藤正久議員の名前と顔写真が消えました。次の箇所です。

• 名前が消える前・その１（via ウェブ魚拓） → 消えた後（現在）※8月31日の講演名
• 名前が消える前・その２（via ウェブ魚拓） → 消えた後（現在）※9月2日、9月5日の講演名
• 顔写真が消える前（via Internet Archive） → 消えた後（現在）※画像一覧の最上部

[改訂5版変更] 2017/5/4時点で Internet Archive から佐藤正久議員の顔写真ファイルが消えました。元URLは次の通りです。 http://web.archive.org/web/20160729010228im_/http://kaiyouheiwa.com/wp-content/uploads/2016/07/2016SOKAI01c.jpg

顔写真は（株）海洋平和の「平成27年度定例株主総会＆記念講演会開催」のページにありました。統一教会の別のサイトにて、この株主総会に佐藤正久議員が登壇したことが述べられています。

冒頭、海洋平和CEOの佐藤健雄氏の甥であられる参議院委員の佐藤正久議員が祝辞を述べられ、学校教育、とりわけ、海洋国家日本としての海への認識と教育の必要性を語られました。

　
一方、議員はエイト氏の取材には応じており、（株）海洋平和との関係や道義的責任について次の回答をしています。

叔父である佐藤健雄から頼まれて（株）海洋平和での講演を引き受けたことはあります。叔父が統一教会の会員であることは承知していますが、その他については一切承知しておりません。

以上から、佐藤正久議員は統一教会が田代島へ侵入し、カルト被害が拡大する危険性を無視し、逃げ出したことが分かります。

[改訂6版追記] エイト氏の追加情報では佐藤正久議員について更に追及しています。議員が逃げる様子、2013年の参院選頃の発言との比較、（株）海洋平和の本社内の証拠写真などがあります。