お刀入門講座@福井市立郷土歴史博物館/須田葦也さんのレポート 2017年4月29日(土)養浩館

平成29年春季特別展 「刀に彫る -刀身彫刻の世界-」 福井市立郷土歴史博物館 3月24日(金)~5月7日(日) http://www.history.museum.city.fukui.fukui.jp/tenji/tenran/katana.html 一般600円、高校・大学生500円、中学生以下無料 続きを読む
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須田葦也 @sudaashiya

刀を透かして見る光は、現在白熱球が最高なのだとか。蛍光灯やLEDは光の波長が異なり見えすぎるとのこと。LEDでは鎌倉時代の刀が幕末の刀に見えてしまうこともあるそう。白熱球の製造が終わった今、それに代わる照明の開発が待たれる。 pic.twitter.com/HaijsY44xj

2017-05-01 23:29:23
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須田葦也 @sudaashiya

隣の部屋には大小も展示してあり、これも真剣。さりげなく小柄が抜いておいてある。こちらでも白銀師の指導の下に鯉口を切って少しだけ抜かせていただく。 pic.twitter.com/CZDlUB5eKV

2017-05-02 00:10:05
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須田葦也 @sudaashiya

これは鎌倉時代の刀。鞘は漆塗りで小柄の収納具合が何ともメカニックな感じ。柄にまかれているのは鮫皮だとばかり思っていたが、実は鱏の皮。東南アジアあたりに生息している種類で、日本の鱏の皮は軟らかすぎて駄目らしい。粒の大きなものほど上物。目抜きの部分も刀を手に取りじっくり見る。 pic.twitter.com/H5ueG86Akk

2017-05-02 00:17:05
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須田葦也 @sudaashiya

刀を飾るときは柄を左に置くのが正しい置き方で、これが逆だと相手を信頼していないという意味になるとか。すなわち手に取って直ぐに刀を抜けるから。これを「おっとり刀」と呼び、慣用で使われている言葉の語源ともなっている。 pic.twitter.com/wUBMeqTCGL

2017-05-02 00:20:11
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須田葦也 @sudaashiya

刀を鑑賞しているところを撮影してくださると学芸員さんの申し出があったが、その直後に遅れてこられた参加者の方に付きっきりとなったため、撮ってもらえず。残念無念。 pic.twitter.com/syL4DjzN1X

2017-05-02 00:22:48
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須田葦也 @sudaashiya

20:30までの予定が21:00時近くになってしまったが、何百年前の本物の刀を実際に手に取り、眺め、重みや手触りを実感するという貴重な体験が出来たのは本当に良かった。またいろんな話も聞けて楽しかった。またこのようなイベントがあったら、是非また参加したい。 pic.twitter.com/5yRXgeVQzY

2017-05-02 00:26:40
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須田葦也 @sudaashiya

@kitaakari511 やはり刃物なのでちょっと緊張しますが、光に透かしたときに浮かび上がる刃紋は美しく、形の美しさは見惚れます。棟の方から眺めるというのも実際手に取ってでないとわかりませんね。

2017-05-02 00:30:02
福井市立郷土歴史博物館 @FukuiHistory

特別展「刀に彫る」の会期は残すところ1週間となりました。5月4日、7日には午後2時から展示解説もあります。学芸員の解説を聞きながら、刀身彫刻の細密な美の世界をご堪能ください。一度お越しになった方は半券をご持参下されば、300円でご覧いただけます。どなたもお見逃しなく! pic.twitter.com/MsrYmAai2E

2017-04-30 16:16:52
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