-アルパカさんち!(仮)- 暫定まとめ【1】
- Juno_Baddog
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カメレオン「だからせめて中腹からでも交代して頂ければと…; さておき、冷えるようでしたら『かいろ』など如何でござるか、ショウジョウ殿?」 ショウジョウトキ「 …っ。遠回りさせないでよねっ//」 (『アルパカさんち!(仮)』2017/04/06分 了)
2017-04-06 21:51:02トキビロコウ&カフェ常連で9枚上げます。例によって妄想&原作斜め読み注意。原作との矛盾もなにとぞ大目に見てあげておくんなまし
2017-04-07 11:58:03¨ (チェス盤に向き合うカメレオンとスナネコ) カメレオン「…とすると、ハシビロコウ殿の回復力は相当のものでは。あの後平原に【かばん】殿一行がお出での頃には既に部隊に復員しております故」 スナネコ「はい。コパイバの精度がよかったのか、枕元で聴いてたトキの歌に元気付けられたのか、
2017-04-07 12:00:20アルパカが言うには、“あっという間”だったらしいです」 カメレオン「将(ヘラジカ)に連れられ『山』から戻ってきた頃には、別人かと見紛うほどに覇気を喪っておったでござるが…やはり『せるりあん』との接触が彼女自身に何かしらの影響を及ぼしたのやも…おおっと」 スナネコ「はんたー達も、
2017-04-07 12:01:13せるりあんにはぼく達の記憶だけを食べたりする『偏食家』や、こないだの黒い四本足みたいな『変異種』がごろごろ居るって言ってましたから。 ―はい、チェックメイト」 カメレオン「ぬおっ… こ、…か、完膚なきまでに… 参り申した(ガックリ」
2017-04-07 12:02:01ツチノコ「さっきから全敗じゃねーのおめ~ww (水煙草蒸かす」 ショウジョウトキ「へぇ、ポーンを盾にして最後までナイトを眠らせとくとか、相当の策略家ね。胆が据わってるわ」 スナネコ「“ひとりしょーぎ”で覚えました。ミミちゃん助手さん直伝です」
2017-04-07 12:02:52¨ キイッ トキ「おはよう」 ハシビロコウ「おはようございます」 ツチノコ「おっ」 アルパカ「ふあぁ~!いらっしゃぁい♡ 待っでたよォ↑」 トキ「……(のっけから扉の前で隣のハシビロと見つめ合う)」 ハシビロコウ「……(同じくトキの瞳から視線を外さず)」 ¨
2017-04-07 12:03:55¨ トキ・ハシビロ「― フフッ (同時に照れ笑い)」 一同「……」 トキ「ステージ借りるね。今日は道すがら良い歌詞が浮かんだから」 ハシビロコウ「(いつもの席=ステージ真ん前のテーブルに着く) ふたり分、紅茶をください。レモンとシナモンも」 ¨
2017-04-07 12:04:50¨ ツチノコ「(あ~… これは) (パイプ置く」 アルパカ「(これは… ンフフ) (新しい茶葉の準備」 ツチノコ「(さて入門は前提として、昨日のうちにどこまで進んだかな? 〇,×…さてはR+まで?)」
2017-04-07 12:06:01アルパカ「(どごまでだっでいいよォ、あたしあのふたりを初対面の頃から見でるからさぁ~、子供の成長みたいで毎日ほんっと嬉しんだぁ♡)」 ツチノコ「(…あんた本当に天使だな)」 ショウジョウトキ「スナちゃん、よく見ときなさい。ああいうのを『ばかっぷる』って言うんだから」
2017-04-07 12:06:30スナネコ「へぇ~。 ―でも、改めて騒ぐほどのことでもないような」 カメレオン「… むう。(テーブルの下で葉に何かを書き付け懐にしまう)」 (『アルパカさんち!(仮)』2017/04/07分 了)
2017-04-07 12:09:57だいぶ遅刻しましたが、トキビロコウで29枚上げます。 トキが常に仲間を求めていること、物憂げな翳を背負っている背景には、動物時代の記憶以上の何かがあるのでは、という着想から練ってみました。 言うまでもなく妄想・原作斜め読み・原作との設定矛盾等注意 展開の都合上、オリキャラ等も注意
2017-04-09 09:30:36¨ (参照楽曲:True Colors - Eva Cassidy youtube.com/watch?v=ZdYj89… ) ー APRIL RAIN ー ¨
2017-04-09 09:32:26¨ トキ「………ッ! あ… 」 ハシビロコウ「おはよ」 トキ「… 私、寝てたのね…」 ハシビロ「シンディ・ルーパー歌った後に、テーブルに突っ伏してそのまま。みんな『今日も最高だったよ、明日もよろしく』って、先に帰ったよ」 トキ「今、何時?」 ハシビロ「夜の8時になるところ。
2017-04-09 09:33:22アルパカさん、洗い物や明日の仕込みで忙しそうだったから、私が代わりに。掃除がてらで悪いけど」(エプロン外す) トキ「… このジャケット…」 ハシビロコウ「ごめん、私の。この標高だと、夜の冷え込みは厳しいから… アルパカさんにライト借りたから、私が送っていくね」
2017-04-09 09:34:17¨ トキ「…ありがと (そっと肩のジャケットを撫でる)」 ハシビロコウ「紅茶飲む?淹れ方教わったの。シナモンも要るよね?(手を洗い茶器を準備)」 トキ「…うん」 (トポトポ) ハシビロ「―最近、眠れてないのかな…?顔色も、あんまりよくないよ」(カップをソーサ―ごとトキへ)
2017-04-09 09:35:46トキ「… ちょっとね」 ハシビロ「ちょっと?」 トキ「うん …暖かくなってくると、色々、思い出して (出された紅茶を飲んでひと息)」 ハシビロ「… 森林の、火事のこと?」(※前々作参照) トキ「… うん」 (ハシビロコウ、無言でトキの向かい席に座る) ¨
2017-04-09 09:37:22トキ「… この間の話には、正確じゃないところがある… 私― 森林から『追い出された』っていうニュアンスじゃなくて… 居場所がなくなったの。その火事で、住処の大木が全焼してね… 大切なひとと “一緒に” 」 ハシビロ「!?」
2017-04-09 09:38:19トキ「鳥系で、正確にはなんのフレンズかは解らなかったけど、イシガキさん、ってみんなから呼ばれてた。小柄で、長い黒髪と、黒と灰色のドレスが素敵なひとだった。 図書館で働いていたらしいんだけど、何かの事故で、右の翼が千切れて飛べなくなって… それからは森林ちほーの外れの、
2017-04-09 09:39:01オオアカギの上段の洞に隠居していたそうなの。 ―私が最初に目覚めたのは、その樹の一番高い枝。自分が誰かも判らずにいた私を拾ってくれて、飛び方のコツとか、字の読み方とか、歌とか…色んなことを教えてくれた」 ハシビロ「トキの…お母さん」 トキ「そう。でも、それだけじゃない。
2017-04-09 09:39:55生きる術の全ては、あのひとから貰った。表情の豊かなひとでね、うまく笑えなかった私に、笑顔の練習!とか、仕込んでくれた。一緒に暮らしたのは1年くらいの短い期間だったけど、私の、何もかもを知ってくれていた。悲しい時は慰めてくれたし、嬉しい時は、本当に心の底から笑い合った。…それこそ、
2017-04-09 09:40:22隣の木の住人から苦情が来るくらいにね。 何よりあの日、私の…命を救ってくれたの。急激に温度が上がって、燃え落ちる寸前の洞から私を突き飛ばして、にっこり微笑んで…火の中に消えていった。直後、爆せた樹が、洞から二つ折れに… ―おかげで、私は、この火傷だけで済んだの」 ハシビロ「――」
2017-04-09 09:40:51¨ トキ「『旅に出た』、なんて、格好付けもいいとこよね。『焼け出された』のが実情なのに」 ハシビロ「…っ 火事の、責任を押し付けられたっていうのは…」 トキ「それは本当。私がガキさんとの生活を始めて何度目かの噴火の時、以前私が目覚めた場所と同じ所に、
2017-04-09 09:41:21今度は溶岩―黒いサンドスターが飛んできたの。そのまま枝にぶつかると、何故か火を放ち始めて… ちほーの外れにあったせいか、そのオオアカギは老木で、幹がスカスカ、枝も葉も長い事手つかずで荒れ放題、周辺のあちこちの樹にまでその先端を伸ばしていたの。だからあっという間に延焼したんだ…
2017-04-09 09:42:04ということを、何もかもを喪った後に、助手さん達が住人じゅうに説明してるのを聞いて、あぁ、もうここには自分の居場所すらないんだな、そう確信したのよ」 ハシビロ「ひどい… トキ達は何も悪くないのに」 トキ「元々、森林ちほーは閉鎖的だったみたい。だから、滅多に定例会にも顔を出さなかった
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