-アルパカさんち!(仮)- 暫定まとめ【1】

個人ツイート内から『けものフレンズ』二次創作的な部位のみ抜粋。トキ×ハシビロコウ、という極少数派CPを中心に展開しておりますが、ご一読いただけると歓喜致します。激シク同志ヲ希求。(2017-03-16~2020-10-29) ※基本的に Juno@Juno_Baddog 以外の方のツイートは、直後の当該人物の投稿が着想を得たツイート・作品等を参考資料として表示・紹介させて戴いたものです。ツイート・作品を勝手に拝借する形となってしまい誠に申し訳ございません。この場を借りて、深く御礼申し上げます。
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Juno @Juno_Baddog

スナネコ「おはいおです~」 カメレオン「…で、ござる(虫の息)」 アルパカ「あら~いらっしゃぁい二人とも♡ パンサちゃんは久じぶりだねぇ」 ツチノコ「よォ来たかスナ。と、おまけの爬虫類。相変わらず体力ねーなぁ(水煙草」 カメレオン「一人で…や゙れば…分かるで、ござるよ…ゼエッ…

2017-04-06 21:18:12
Juno @Juno_Baddog

片道だけで…どんだけ…漕ぐのか…ゼエッ」 スナネコ「あれ、トキと…ハシビロは?」 ショウジョウトキ「で・ぇ・と、だってさ~…」 スナネコ「? どこまで?」 ツチノコ「ヘッヘ… 逢瀬の場を訊き出すとかそんな無粋なこたできねぇだろ。なぁパカ?」 アルパカ「だんよねぇ、トキってば

2017-04-06 21:18:43
Juno @Juno_Baddog

三日ぐらい前から張り切っちゃっでさぁ♡」 スナネコ「??」 ――――――― ハシビロコウ「うわぁ~…! 綺麗…!」 トキ「大パノラマでしょ? おりんぽす山は、サンドスターが落ちた『山』より標高が高いから、パークが一望できるの。この崖、丁度いい方角に向いてたからね」

2017-04-06 21:19:33
Juno @Juno_Baddog

ハシビロコウ「ここも、トキさんが見つけたの…?」 トキ「博士に訊いたの。歌が好きならとっておきの場所がある、ってね。それ以来図書館とは疎遠になったけど… 折角、翼があるフレンズに生まれたんだし、色んなところ見て回りたいなって」 ハシビロ「分かるなぁ。私も、ジャパリカフェに来てから

2017-04-06 21:20:27
Juno @Juno_Baddog

そう思うようになった。【かばん】がヒトなんじゃ?って思った時から、なんだか妙に焦り出して…このままじゃいたくないな、って」 トキ「ハシビロは平原でどんな暮らしをしていたの?―カメレオンだっけ?彼女みたいな友達も居るんでしょ?」 ハシビロコウ「… ずっと、戦ってたの。

2017-04-06 21:21:36
Juno @Juno_Baddog

気がついたらヘラジカに拾われて、カメレオン達もいた西軍に所属して、いつか『城』を攻め落とすって、軍事演習したりトレーニングしたり… ヘラジカの目的も知らずに。それで、何とも思わなかったのが、今考えると不思議」 トキ「その前のことは?」 ハシビロコウ「…解らない。私が憶えてるのは、

2017-04-06 21:22:34
Juno @Juno_Baddog

初めてヘラジカに声を掛けられた場面から。でも、転機にはいつも、雨が降ってた。雨に打たれて、座ってた。その時も… そう、アルパカさんに会ったのもそんな時。何十回目かの合戦の日、東軍の…オリックスの槍が脇腹に当たって、いっぱい血が出て、何も考えられなくなって。とにかく逃げなきゃって、

2017-04-06 21:24:03
Juno @Juno_Baddog

傷を押さえて走って、走って…岩陰や木陰に隠れたりしたけど、追っ手は妙にしつこくて…湖畔を抜けた辺りで雨が降ってきて、もう歩けなくなって…」 トキ「飛んで逃げようとはしなかったの?」 ハシビロコウ「―その頃は、自分が飛べること自体、気付いてなかったの…変な話でしょ?でも戦友や敵軍に

2017-04-06 21:25:12
Juno @Juno_Baddog

飛べるフレンズが一人もいなかったから、地面に足をつけて戦うのが当然と思って、空のことは眼中になかったの。だけど、アルパカさんが追っ手に気づかれて、オーロックスに脅されて、もうだめだ、と思った瞬間… 無意識に、飛んでたらしいの。彼女を抱き上げて… でも、結局高山のふもとで力尽きて―

2017-04-06 21:26:04
Juno @Juno_Baddog

気がついたら、カフェのベッドで、トキさんに看病されてた」 トキ「アルパカが血みどろのあなたを背負ってきた時には流石にぎょっとしたわ。でも、安心もした。まだ大きく息を吐いていたから。間に合う、って。丁度森林からコパイバ(樹液製の薬)をもらってきた直後だったから、ありったけ使ったわ」

2017-04-06 21:28:11
Juno @Juno_Baddog

ハシビロコウ「ありがとう。本当に…トキさんとアルパカさんは、命の恩人。傷の治りが早かったのは、トキさんの治療と、枕元で、歌を聴かせてくれたおかげ」 トキ「―私も、色々あってね。応急処置の心得があったから…咄嗟に、発揮できたみたい。 ぐったりしたあなたを見た時、体が勝手に動いて…

2017-04-06 21:29:37
Juno @Juno_Baddog

あなたの身体が軽くて、腰が細くて―筋肉が締まってて助かったわ」 ハシビロ「///」 ――――― (フレンズ食事中…) ハシビロ「おいしい…!これはなんて料理?」 トキ「ディップソースって言うんだって。アルパカ経由でアリツカゲラに教わったの。クリームチーズとスイートチリソース、

2017-04-06 21:30:38
Juno @Juno_Baddog

あとナンプラーを混ぜて味整えただけ。カレーみたいに、ジャパリまんにつけて食べると絶品だって。ほんとはカレーにしたかったんだけど、手荷物増えちゃうからね、これで妥協した」 ハシビロコウ「そうなんだ~。 んむっ… トキさんはすごいな。歌が上手いし応急処置もできるし、料理も知ってる。

2017-04-06 21:31:44
Juno @Juno_Baddog

話すこともすごく幅が広くて面白い。私にはとても… ! 」   (トキ、手袋を外し、ハシビロの口元のソースを指でこそぐ) トキ「(ちゅぱっ…とその指を舐める) 毎日楽しいからね。色んなこと知って、色んなことに気づいて、歌って… これが私の生きる道だ、って。

2017-04-06 21:34:43
Juno @Juno_Baddog

何より、カフェに行けば、その度その歌を熱心に聴いてくれるあなたが居る」 ハシビロ「……」 トキ「本当は私もね、自分のこと憶えてないの。 目覚めたのは二年くらい前。最初は森林に居たんだけど、住人と肌が合わなくて…図書館で『ヒョウハクの血』、とやらに生れ付いてることを指摘されたわ。

2017-04-06 21:35:49
Juno @Juno_Baddog

その直後、噴火を機に起こった大火事の責任を何故か遠回しに押し付けられてね…渡りに船と、当てのない旅に出たの」 ハシビロ「……」 トキ「この…火傷は、その時のもの(手袋を脱いだ掌~二の腕を見せる)。…醜いでしょ? 昔から歌が好きだったんだけど、私が歌うと何故かいつも皆顔をしかめて…

2017-04-06 21:36:46
Juno @Juno_Baddog

だから逆に、これからはそれ一本で生きていこう、そう思ったの。いつかどこかで、私の歌をしっかり聴いて、評価してくれるひと―受け入れてくれるひとに逢える…そう信じてね」 ハシビロ「……」 トキ「… ごっ ごめんなさい。こういう場面で話すことじゃなかったわね… 本当は私も― !!」

2017-04-06 21:37:28
Juno @Juno_Baddog

(ハシビロコウ、手袋の下にしまおうとしていたトキの火傷を胸に抱き、彼女の瞳を見つめる) ハシビロ「これは、あなたの痛み。 醜いはずがない。あなた自身がその身に刻んできた寂しさ、辛さ。 つまりはあなたの歴史。あなた自身。 ―とても、綺麗。  (トキの火傷を撫でる)」 トキ「……」

2017-04-06 21:38:55
Juno @Juno_Baddog

トキ「最近になって、やっと気づいたの」 ハシビロ「……」 トキ「あなたのその眼。 金色で、私の、心の底まで見通すその眼が― 好き。 今まで見てきたどんな星より、風景より、宝石より… 綺麗。 初めて、歌を聴いてくれた時から、その眼が見ていてくれること… それ自体が、私の生き甲斐 」

2017-04-06 21:39:52
Juno @Juno_Baddog

ハシビロ「… わっ 私も…」 トキ「え?」 ハシビロ「あなたと、歌う、歌が… あなたの声が… 好きです。 この傷を、塞いでくれて… 心まで満たしてくれる。 今では、私の【一部】。私の、身体。(ニコリ)」

2017-04-06 21:43:11
Juno @Juno_Baddog

トキ・ハシビロ「… (じぃっと見つめ合う 互いの瞳に映る自分の眼の、その瞳孔にまで見入るように)」 ハシビロ「 ―っ/// t、トキさんは…」 トキ「 トキ、って呼んで (ハシビロの鼻先で) 」 ハシビロ「あ…」 トキ「ふたりだけの時、だけでいいから」

2017-04-06 21:44:19
Juno @Juno_Baddog

¨ ハシビロ「… トキ」 トキ「もっと」 ハシビロ「 ― トキ 」 (すっ) _____

2017-04-06 21:45:39
Juno @Juno_Baddog

――――― ツチノコ「ごちそーさーん!」 カメレオン「この御恩は明日のリフト漕ぎでお返しするでござる。しからば御免!」 アルパカ「はいよォ~♡ また来゙でね~♪」 スナネコ「結局今日は来ませんでしたね~、ハシビロとトキ」 カメレオン「ふむ。恋する二人に詮索は無用でござるよ。

2017-04-06 21:46:43
Juno @Juno_Baddog

『今』をめいっぱい生きる若人達…微笑ましい事此上無し、にござる」 ショウジョウトキ「はぁ…」 ツチノコ「― なぁショウジョウ」 ショウジョウトキ「あ゙? 何よ?」 ツチノコ「ねぐらまで送ってってやろうか? 夜だし、鳥目でこの崖沿って飛び上がるってのはきついだろ?」

2017-04-06 21:47:42
Juno @Juno_Baddog

スナネコ「ツチノコの眼、『さぁちらいと』になるんですよ。足元はぼくが安全な所を案内しますから」 ツチノコ「いつも持ち上げてくれる礼だよ、ちったぁ付き合えや。 ―爬虫類の脚の筋肉がリフトの往復に耐えられるようになるまでの間だがな」

2017-04-06 21:50:00
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