ヘヴィファイトを始める時の甲冑の購入について
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今日はヘヴィファイトに使う装備のお値段の説明をします。以前とある所で「ヘヴィファイトの甲冑の値段は100万位」というコメントを見かけたりしたのですが、そのコメを信じて諦めていたという人がいましたので実際の所を解説して行きたいと思います。 pic.twitter.com/S8dl1JFLZi
2017-05-17 14:55:46ではまずヘヴィファイトの装備のお値段をさっくりランク別に分けてみますと 何とか戦える貧乏装備10万以下。 それなりに見栄えのする十字軍方式装備10万以上。 時間をかけて理想に近い装備で20万以上。 フルオーダーでプレート装備30万以上。 という感じです。
2017-05-17 14:57:47それぞれの違いを説明しますと「貧乏装備10万円以下コース」はとにかく安い装備で全身を固めます。 パーツの良し悪しやスタイルは問わず、サイズさえ合っていればOKです。先輩のお下がりや中古も集めるのでスタイルとしてはかなりチグハグになりますが、まずは始めよう!という気持ちが大事です pic.twitter.com/n5AYAXkTLA
2017-05-17 15:00:29うちの初心者向け装備を例に出すとバーグリルヘルム$150。カイデックスプラアーマーセット(首肩胴腕足)$250。ガントレット$150。イサミ製膝パッド2260円。股間1700円。脛2400円。剣道用肘当て1200円×2で始められますが輸入品なのでこれに別途送料が掛かります。 pic.twitter.com/7U3tsa6iTd
2017-05-17 15:01:41特に送料は殆どのパーツが輸入に頼らざるを得ない現状では、パーツと送料が同額という事もザラなので注意です。カイデックスのアーマーセットも初心者にはお薦めですが送料で$127掛かっています。また革の鎧などは関税が引っ掛かる事もあり、倍近くになる事もあるので注意が必要です。
2017-05-17 15:04:06また安い物がいつも売りに出ている分けではなく、出物にも時間が掛かります。しかしレンタルアーマー等と併用し、月々揃えていけばお財布の負担は抑えられます。後々良いパーツが揃ったら、余った物は新人などに譲り渡していくなどすれば更に負担は減るでしょう
2017-05-17 15:04:32さて、その次の「それなりに見栄えのする十字軍方式装備10万以上コース」 こちらはせっかくヘヴィファイトをやるんだから見栄えも少しは気を使いたい!という人向けのコースですが、基本やる事は10万以下コースと変わりません。但しヘルムは少し格好良い物を選びます。 pic.twitter.com/nL2uNYYonE
2017-05-17 15:05:48そして胴体にはタバードと呼ばれる西洋式の胴衣を身に付けます。するとあら不思議、どんな甲冑を付けていても何となく騎士っぽく見えるようになります。タバードは手作りも簡単ですし、バケツ型のヘルムはお値段も安く、十字軍っぽい装備なら雰囲気だけは簡単に再現出来るでしょう。 pic.twitter.com/l6rdRfLjz6
2017-05-17 15:07:54こちらのユニクロの騎士のお値段を参考に見てみましょう。 兜$175 中古の革肩$30 胴$130 革腕$55 チタン(!)足鎧$230 ガントレット$100。プラ製ハーフガントレット$15 首鎧$25 ギャンベゾン1万円 ユニク〇サーコート$50。但しこれは送料別の値段です。 pic.twitter.com/47ogrXboNh
2017-05-17 15:09:54かなりお値段控えめに見えますが。海外取引に慣れた方がアメリカ、ロシア、ウクライナ、クリミアという各地から手間をかけて集めた物なので、これに送料や関税や加えると実費は1.5倍程になります。これに先程上げた膝肘股間パッドなどを購入すると大体で15万ほどが目安です。
2017-05-17 15:12:06さて、次に「時間をかけて理想に近い装備で20万以上」ですが ヘヴィファイトで使う装備で見栄えを決めるのは頭、胴、肩、腕です。これに首、足、ガントレット、中の鎧下やパッド等、そしてブーツが必要になって来るのですが、先の4点にお金をかけるとそれぞれの理想にかなり近づくと思います。
2017-05-17 15:13:10ヘヴィファイトに使える装備の市場を見回してみると、頭と胴は6~7万。腕と肩は4万くらい程でそれなりに高品質な物が購入できます。お一つ10万以上するような物もありますが。そこまでの贅沢を言わなければこういう装備を18万で揃える事も可能です。 pic.twitter.com/oa0kl6oWPH
2017-05-17 15:15:39只、自分も前記の装備揃えるのに身内から買い集めるなどして5年近く掛かりましたので、 まずは簡単な初期装備を揃え、その後に少しずつパーツを入れ替えて段々と理想の装備に近づけるといいでしょう。
2017-05-17 15:17:02最後に「フルオーダーでプレート装備30万以上」ですが ずばり海外のアーモリーに自分の甲冑を作って貰います。お値段は最低30万以上、更に上の桁になる事もあります。ここら辺は海外のサイトを直接見て貰った方が早いでしょう。ほぼ最高品質の物が入手出来ますが欠点も無いわけではありません。 pic.twitter.com/8y6bwl74Fo
2017-05-17 15:19:40まず、フルオーダーだからといって完璧に自分のサイズに合うとは限らない事です。微妙な体の輪郭や骨の形状が違ったりして合わない事もあります。勿論、SMLくらいしかサイズ表記の無いバラ売りの物よりフィットはしますが、現地で採寸していない限りはどうしても誤差はでます。
2017-05-17 15:21:44また、待ち時間が非常に長いです。最速でも2ヶ月は見るとして、中には3年以上かかった人もいます。半年毎にパーツが届くので忘れられてはいなかったようですが、これこそリアルディアゴスティーニ甲冑です。人気のあるアーモリーだと予約待ちも発生しますので気長に構えるしかありません。
2017-05-17 15:23:57ちなみにフルオーダーを越える究極の手段として「自作」があります。中にはこういうものを持ち込んで来る方もいらっしゃいます。全身は設備等を考えると難しいですが、簡単なパーツなら出来ない事もありません。但し、これも最初から挑戦するのは危険なので慣れてからをお勧めします。 pic.twitter.com/fh4Semtsxv
2017-05-17 15:25:04以上で大体の説明は終わりです。読んでみて自分でも始められそうだなと思った方、いつでも歓迎します。逆にハードルを感じてしまった方、説明下手ですみません。良ければ一度くらいは体験に来てみてください。購入については相談にも乗りますので
2017-05-17 15:25:45ちなみにこの解説にあたりユニクロの騎士装備を整えたグレゴリウス山田先生@yamadieval のご協力を頂きました。 また自作の甲冑については@Armor_maniaさんの参加時の写真を使わせて頂きました。お二人ともいつもありがとうございます。
2017-05-17 15:27:33最後にショップやアーモリーのリンクを貼っておきます。興味のある方は参考に覗いてみてください。 steel-mastery.com/en armstreet.com illusionarmoring.com
2017-05-17 15:28:40