高関&京響 ブルックナー交響曲5番【原典版】
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今日の京響定期は配信されるようになるようだが、CD化するよりコストがかからないのだろうか。もし、そうならば、名フィルでもやってほしい。いい演奏会だったら、録音ででも思い出を保存したい。
2017-05-20 19:58:36京響は広上さんの録音ばかりだから、高関さんとも録音してほしかったところにブルックナーの録音! ただ、ハイレゾ配信だけなのかな?ハイレゾ環境のない貧民からすると、ALTUSかEXTONあたりでCD化して欲しい(笑)
2017-05-21 12:11:17【掲載情報】音楽の友6月号に高関健のサンクトペテルブルク・フィル定期共演のインタビューが掲載されました!是非ご覧下さい。 ⇒ japanarts.co.jp/news/news.php?… pic.twitter.com/YQuP7u9EVu
2017-05-19 12:13:05マエストロ高関のつぶやきより
Preparing for coming performance, Revisionberichte by new generations of ABr studies are very useful to know, how primary sources survive. pic.twitter.com/ezznDnuK1K
2017-05-01 11:23:34ABr3、3種類の稿態の理解さえ難しく、なかなか決断出来なかった。Roederの校訂報告の見事な分類により漸く整理がつき、この度シティフィルと演奏に取り掛かることができる。結論は1877年稿、初版に基づくOeser版と同じになる予定。 pic.twitter.com/vtLrM8yEeE
2017-05-09 10:13:19Roederの校訂報告を自筆原稿と読み比べていくと、73年稿から77年稿への改訂の道筋が良くわかる。ABrは73年稿の上に直接改訂(主に短縮)を進め、楽想や構成が変わった部分は従来の73年稿をそこだけ取り外し、新たに作曲した五線紙を代わりに挿入している。 pic.twitter.com/P1tM15M3HE
2017-05-10 02:18:48特に第1、第4楽章には大規模な改訂が行われたが、73→77年稿への改訂は構成のスリム化、フレージングの簡素化など改善された点は多いと。改訂により73年稿だけが持つみずみずしさは少し失わたとも感じられるが、全体の構成は間違いなく緊密になり、バランスの取れたものになっている。 pic.twitter.com/gkBszNGPbo
2017-05-10 02:27:0373年以降の4年間に、ABrは第4交響曲(74年稿)を完成、第5交響曲もほぼ書き終えており、この間に作曲技法が格段に発展。77年稿への改訂は必然であった。なお現在手に入るNowak編集版は自筆原稿の提示に拘り、初版(1879)のためにABrが筆写譜に直接行った改訂を含まない。 pic.twitter.com/y2HtgYknPd
2017-05-10 02:35:3777年の改訂では、Scherzoを反復した際にCodaを付け加えた。Nowak編集版はこれを含むが、このCodaは初版を出版するにあたって結果的に削除された。したがって、これも今回は作曲家の意思を尊重し演奏しない。
2017-05-10 02:43:2688/89年の改訂について。ABrは新たに書き直すことはせずに、79年初版のスコアに直接改訂を加えている。その改訂は非常に広範囲にわたるが、第1~第3楽章では、旋律線やMotiv、和声進行の細かい変更に終始している感がある。ところが第4楽章に至り状況は一変する。 pic.twitter.com/Tm0N1w478S
2017-05-10 02:51:49第4楽章では、驚くべきことにFranz Schalkが書き下ろした原稿の上にABrが改訂を行っている。Sch稿は「改ざん稿」であり、構成の大幅な切断と短縮、管弦楽法の変更などを独断で行っている。ABrの改訂は事実は伝わるが、私はこれが作曲家の最終意思とはどうしても納得できない。 pic.twitter.com/gxz9iPwcaL
2017-05-10 03:02:09Schalkたちの干渉がどの程度であったのか。様々な意見があるが、私は干渉は相当にきついものであったと考える。第8交響曲最終楽章の90年稿への改訂についても第3交響曲とほぼ同じ状況だったことが想像される。Schalkたちの干渉の実態についても、今後詳しく研究されることを期待する。
2017-05-10 03:07:25Reading and comparing with manuscript by composer. Sometimes we find some good answers toward discrepancies remained in printed scores. pic.twitter.com/ZbgaVBGoEJ
2017-05-15 11:22:48Bruckner作品、楽譜の選択の問題。Ha/No論争はすでに過去のこと。特にこれまで評価しづらかった第3、第8交響曲も、新しい世代の研究により残された資料の状態が正しく整理分類され、理解しやすくなったことは有り難い。演奏側は校訂報告を読んでどの稿を選択するか考えることになる。
2017-05-17 08:48:14私はABr自身の創意を基にした改訂については必然と考え、それを最善としたい。第3交響曲ではRoederの校訂報告がとても分かりやすく、準拠して1877年初演時、その後の出版への改訂を含んだ形で演奏した。89年稿については残念ながら作曲者の真意による改訂とは評価できなかった。
2017-05-17 09:02:28第5交響曲Noによる校訂報告(1985)はHaの報告を最初に掲げ、その後にNoが注釈をつける形をとっている。NoはHaが参照しなかった(NoはHaがその存在を知らなかったとしている!)筆写譜にABrが鉛筆で書き込んだ事柄を全面的に採用している。 pic.twitter.com/DJra00ENq6
2017-05-17 09:11:50筆写譜への記入は、ABr3-1877年稿のように演奏を視野に入れた入れたではなく具体性に乏しいと思われる。なお例として、第1楽章冒頭7~8小節目、Vl.Iの第2声部が削り取られた変更についてはNo, Cohrs共に言及していない(または気がついていない)。 pic.twitter.com/SbiW7qMgGE
2017-05-19 09:23:40ABr5, No校訂報告は全体で90ページ、Haの報告の転載を除けば40ページに満たないもので、第3交響曲のRöder報告(約450ページ)に比べれば内容も十分ではない。自筆原稿および筆写譜は現在国立図書館HPで閲覧することができるので、折に触れて参照しながら準備を進めている。 pic.twitter.com/lTPuqpEkNT
2017-05-19 09:30:26前述のようにABr5筆写譜への鉛筆記入は時期も目的も明確でなく、Br以外の筆跡も含まれ、後の演奏を視野に入れたものではないと私は考え、明日の演奏では採用しない。ABr作品の中でも特にスタイリッシュな第5交響曲の作風を活かすためにも、枠組みを崩しかねないTempoの変更は慎みたい。
2017-05-19 18:53:35初日の模様♪
高関先生は本番前のプレトークで「3日間でブルックナー5番が3か所で5回。先週は3番が同じ場所で連続。5つとも行く人もいるらしい」旨の話をされていたが、オレだよオレ( ゚д゚)
2017-05-20 16:31:07プレトークで、今回国内で3カ所で演ってる話題から始まり、スコアが6種類あって、今回はノヴァーク3番目を基本として修正したものとのこと。
2017-05-20 16:17:58終わりましたー。プレトークでは昨日今日明日と京都東京でブル5が演奏されることに触れ「決して示し合わせたわけではございません…」 解説が良く書けているからこのまま引っ込みたいが、と言いつつも版の問題が少ないとされるブルックナーの5番、その原典版の異同について高関教授のレクチャーが… twitter.com/moon_travel/st…
2017-05-20 16:14:47京都市交響楽団第612回定期演奏会で京都コンサートホールなうなうー! 高関 健(常任首席客演指揮者)の指揮でブルックナーの交響曲第5番(原典版)(原典版)(原典版)やでー! #昨日を思うと大事なことなので3回書きました
2017-05-20 13:56:35ノヴァーク版はハース版の誤植訂正に留まるが、ノヴァーク版にも更に改訂版があること、ウィーン国立図書館所蔵の直筆譜がWeb参照出来ること、記号指定の範囲など解決すべき問題はなおあることに触れ「ということで本日はノヴァーク版改訂版に基づきつつ私が手直ししたものを演奏します(ニヤリ)」 twitter.com/moon_travel/st…
2017-05-20 16:25:39