フランスのメタルバンドManzerが二風谷でアイヌ民族の祭壇にあった頭骨で記念写真を撮ったことに対する批判と謝罪までの流れ(追記あり)

迅速な対応により「現地の方からお許しをいただき丸く収めていただくことができ」たそうです。
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S.Shiiku @shinshukeshiiku

我々アイヌの言う所の「チャランケ」要するに今で言う所の「立件して裁判所に持ってく」迄して「アシンペ」すなわち「賠償」させる。悪いがとれるものはキッチリ取らせて貰う。

2017-05-30 15:28:34
あきら☆キラヽ(・ω・)/キラ☆ @Akky_Star

@poronup こんにちは。ご無沙汰しております。お知らせありがとうございます。こちらでも近い情報を得ました。アイヌ文化について、ほとんど何の理解もない彼らが、札幌の公演の後、わざわざ二風谷を訪れた理由は気になるところ。あの写真を撮るためだったのかなあと。

2017-05-30 15:32:59
あきら☆キラヽ(・ω・)/キラ☆ @Akky_Star

@poronup 現地の状況のご確認、どうぞよろしくお願いいたします。

2017-05-30 15:34:31
あきら☆キラヽ(・ω・)/キラ☆ @Akky_Star

@Z_D_R まず、メンバーが手に持つ棒自体が、アイヌの祭壇の一部であることをご理解ください。頭骨も同様に神の象徴です。「破壊していない」ことを述べるならば、「誰が壊したのか」あるいは「撮影時の状況」について、ご説明を願います。それが十分な説得力を持つ場合に、次の問題を考えることができます。 pic.twitter.com/OGolN2Pj5Y

2017-05-30 15:45:00
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あきら☆キラヽ(・ω・)/キラ☆ @Akky_Star

札幌での公演を終えた後、なぜ彼らが「二風谷」を目指したのか、という所から、まずは考えなきゃならない。案内人が「ヒグマの頭骨」(=アイヌの祭壇)に関する情報をもっていて、「あの写真」を撮るためだったのではないか、と考えることは、無理がありますかね。

2017-05-30 16:28:35
あきら☆キラヽ(・ω・)/キラ☆ @Akky_Star

さまざまな問題を順にクリアにし、解決の方向を共有した上で、二風谷で6月に開催されるアイヌ民族音楽祭、8月に開催されるチプサンケ等に、メンバーが参加あるいはメッセージを寄せるというのが、ワタシの思うよき解決です。ただし案内人に、問題をクリアにし解決していく姿勢が全くないのが大問題。

2017-05-30 16:35:32
あきら☆キラヽ(・ω・)/キラ☆ @Akky_Star

#Manzer のバンドメンバーによる、本件の認識については不明です。発生している問題を、何一つ知らされていない可能性さえある。

2017-05-30 16:37:55
あきら☆キラヽ(・ω・)/キラ☆ @Akky_Star

Manzer公式WEBサイトのコンタクトページ。 manzer.fr/contact.php ややこしい英文書くのは、苦手なんですな…。

2017-05-30 16:52:09
丹菊逸治 @itangiku

それにしても「祭壇」と「奥の茂み」が関係あるとは思わなかったのだろうか。

2017-05-30 16:57:18
あきら☆キラヽ(・ω・)/キラ☆ @Akky_Star

アイヌ民族の先住民族性を認めた二風谷ダム裁判においては、アイヌ民族のチノミシリ(祀り場)等が、ダム工事によって破壊されたことが、重要な争点になりました。チノミシリは自然地形であり、かつ、外部にはほぼ秘密にされてきました。

2017-05-30 17:10:50
あきら☆キラヽ(・ω・)/キラ☆ @Akky_Star

国は「知らなかったから仕方ない」旨の主張をしましたが、実はチノミシリ等の存在は、萱野茂らが、自著に記述していました。札幌地方裁判所は、「先住民族の文化を知らなかったことは、壊してよい理由にならない」旨、国の主張を却下し、「調査さえしなかったことが違法」と判断しました。

2017-05-30 17:16:50
あきら☆キラヽ(・ω・)/キラ☆ @Akky_Star

先住民族の文化資産等に関しては、人工物のみならず、自然地形であっても、「知らなかったことは、壊してよい理由にはならない」のです。

2017-05-30 17:20:38
あきら☆キラヽ(・ω・)/キラ☆ @Akky_Star

先に述べた二風谷ダム裁判の判決は、かなり「崩して」います。 より正確に知りたい方は、こちらの判決文全文をご参照ください。 geocities.co.jp/HeartLand-Suzu…

2017-05-30 17:30:09
丹菊逸治 @itangiku

山中には現在使用している祭壇(ヌサ)があったり、朽ちたヌサがあったりする。木幣(イナウ)を収める(安置する)場所もある。現在使用しているヌサはもちろん、朽ちたヌサ、収められて朽ちていくイナウなどもそのまま安置されなくてはならない。それがアイヌ伝統文化の考え方である。

2017-05-30 17:34:36
丹菊逸治 @itangiku

現役で使用されている祭壇(ヌサ)はもちろん、朽ちた古い祭壇(ヌサ)にも手を触れてはいけない。朽ちた木幣(イナウ)にも手を触れてはいけない。ヌサの周囲にあるクマ頭骨にも手を触れてはいけない。それらはいわば祭壇の一部である。それがアイヌ伝統文化の考え方である。

2017-05-30 17:38:36
あきら☆キラヽ(・ω・)/キラ☆ @Akky_Star

飾ってあるイナウ(木幣)をどうするのか聞いたことがあります。「壊れたりいたずらされるのも嫌だから、いまはしばらく飾った後に片付けている」と。ただし本来は、「自然に還るまでがイナウの役目」とも。

2017-05-30 17:40:50
丹菊逸治 @itangiku

だから「クマ頭骨は奥の茂みから拾った」というのが事実だとしても、何の言い訳にもならない。「朽ちた祭壇(ヌサ)だから勝手なことをしていい」なんてことはない。とにかく朽ちていようが、頭骨だけだろうが、山中で人間が安置したものを勝手にいじってはいけない。北海道はアイヌ文化の土地である。

2017-05-30 17:41:13
丹菊逸治 @itangiku

だからアイヌ文化を知っている人々が怒っているのです。「朽ちた祭壇だからいいだろう」「朽ちた祭壇のクマ頭骨はもう用済みだろう」という考え方に怒っているのです。そのまま朽ち果てさせなくてはいけないのです。

2017-05-30 17:43:00
丹菊逸治 @itangiku

これは遺骨でも同じことが起きました。研究者の一部は「アイヌ伝統文化では遺骨を祀らない。死者があの世に到着したら遺骨は用済みのはずだ。だから研究に使わせろ」と主張しています。とんでもないことです。朽ち果てさせるところまでが供養なのです。

2017-05-30 17:46:46
丹菊逸治 @itangiku

「朽ち果てさせる」という考え方はアイヌ民族だけではなく、北方地域に広がっています。旧日本領樺太のウイルタ民族、ニヴフ民族の「朽ちた家」も人類学者に荒らされ、朽ちた家具や朽ちた守護木偶が持ち出されました。でも、それらも本来は朽ち果てさせなくてはならなかったはずです。

2017-05-30 17:49:13
丹菊逸治 @itangiku

もうアイヌ側への謝罪がすみ、祭壇(ヌサ)の持ち主がその謝罪を受け入れたのであれば、これ以上言うことはありません。ですが、仮に「新しい祭壇を壊してはいない、壊したのは古い朽ちた祭壇だ、そこにあったクマの頭骨を拾っただけ」だとしても、そのような弁明をされるのはよくないことです。

2017-05-30 17:51:36
丹菊逸治 @itangiku

「新しい祭壇を壊してはいない、壊したのは古い朽ちた祭壇だ、そこにあったクマの頭骨を拾っただけ」だとしても、そのように弁明されるのはよくないことです。「アイヌ民族の祭壇のある場所で、してはいけないことをした」ことに変りはないからです。朽ちたものにもふれてはいけない。

2017-05-30 17:53:34
丹菊逸治 @itangiku

もう一つ書いておきます。これ以上くだらない擁護が行われるなら、興行主が「そのような的外れの擁護はやめるように」と声明を出すべきです。これから「まだ弁明している」「擁護する者がいる」という話が広まれば、それを聞いたときにまた新たに怒る人も出てきます。アイヌでも和人でもです。

2017-05-30 17:56:49
丹菊逸治 @itangiku

だから「擁護すればするほど不利になる」と書いたのです。擁護されればされるほど、弁明すればするほど不利になります。

2017-05-30 18:08:12
poronup @poronup

@Akky_Star marattoがあることを知ってて行ったということはまずないだろうと思います。たまたま行って偶然発見してあの写真を撮ったのではないかと私は想像してました。なぜ二風谷に行ったのかというとそれはアイヌに関心があるからかもしれませんが、私は把握してません。

2017-05-30 18:29:28
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