でも負い目を感じたりすることはないんだよ、とか、人間としての尊厳を得たっていう言葉はヴァレンティンの知性と公正さあっての言葉だよね。
2017-05-30 08:12:55大倉くんのいうハッピーエンドについて考えていたけど、モリーナにとっては愛した男との約束を果たして最期を迎えて、ヴァレンティンにとってはモリーナの優しさや愛が獄中の救いになっただろうし最期はマルタの夢を見ながら逝けた。それはある種ハッピーエンドなのかな、と。
2017-05-30 08:21:50おてまみと言う名のアンケート、その場でウアーーってかいたからもうちょっと推敲したかったけど、その場の勢いに任せて書きたかったっていうのもあって、ウアーーってかいちゃったんだよね(語彙
2017-06-01 20:40:16モリーナの髪の演出について、自分では気づかなかったけど髪を結っているシーンがあるらしい。原作では、モリーナが女性が髪をアップにするのは自分たちにとって大事なときなんだ、大事な約束があるんだってそういう印象をどうしても与えたいとき と説明している(262) 次回観賞用にメモ
2017-06-03 20:59:582人の呼称について考える。ヴァレンティンはファーストネームで呼んでいるのにモリーナはファミリーネームなのはなぜだろう?と思っていたのだけど、モリーナのファーストネームであるルイスが男性名だからなのかな。ちなみに語源はゲルマン語で名高い、戦いを組み合わせたものらしい。
2017-06-04 15:17:17原作だとモリーナのことを途中からモリニータと呼ぶのは、スペイン語圏での -ita(女性の場合、男性だと-ito)をつけることで可愛らしい、小さいなどの意味を含めるらしいことからだとすると、ヴァレンティンの中でモリーナが確実に女性になったことの表れなのかな。
2017-06-04 15:20:44自分がもっとスペイン語圏?ポルトガル語圏?の文化に明るければ、もっと見えてくることもあるだろうになぁと思うからちょっと悔しい。
2017-06-04 15:22:06蜘蛛女のキス映画版を見終わった。原作はまだ途中だけど。思ったよりもずっと、モリーナの映画だった。モリーナのマイノリティとしての葛藤とか感情の動き、出た後の覚悟や葛藤、不安が色濃く描かれていた。
2017-06-05 15:29:31モリーナが語る映画は二つ。メインはフランスを裏切ろうとして殺されるレニの話。愛のために死ぬヒロインモリーナの投影と、政治犯としてのヴァレンティンの背景を見せるためなのかな。
2017-06-05 15:31:33もう一つはほんの少しだけど、熱帯の島に流れ着いた男を解放する蜘蛛女の話。それはもちろんヴァレンティンを介抱するモリーナの投影で、ここからヴァレンティンの心が動いたなって感じがするのだけど、これは実在の映画なのかな?原作まだ途中だからこれが原作にもあるのかもわからず…
2017-06-05 15:33:05そして、最後にマルタがヴァレンティンを連れていく熱帯の島もこの蜘蛛女の島。女性として愛したのはマルタだけど、大切な人としてモリーナが最期の瞬間までヴァレンティンの中にいたと言うことなのかな。
2017-06-05 15:34:17モリーナについてはかなり細かく描かれてる。原作にあるモリーナの彼の話とか、モリーナが釈放されてからの動き(自分が死ぬことを覚悟して色々準備をしていたり)とか。モリーナがとても細かく描かれてるからモリーナ二とても感情移入するし、それがやっぱりとても切ない。
2017-06-05 15:36:56