江田憲司議員による韓国カジノ視察レポート

江田憲司事務所（衆議院議員） @edaoffice

（韓国カジノ視察①）6月2日～4日まで韓国カジノ視察に行きました。私にとって、海外視察は国会議員になって初めてのことでした。ギャンブル依存（中毒）症対策やこの秋にも審議されるカジノ法案への対応のためですが、私には特別なミッションがありました。

江田憲司事務所（衆議院議員） @edaoffice

（韓国カジノ視察②）来るべき横浜市長選(7月30日）でカジノが一番の争点になるので、その実態をこの目で直接確かめたいというものでした。官邸と地元経済界、現職の市長が一体となって山下ふ頭の倉庫跡にカジノ（博打、ギャンブル場）を誘致しようとしているのです。

江田憲司事務所（衆議院議員） @edaoffice

（韓国カジノ視察③）その結論は「絶対に横浜にカジノを誘致してはいけない」というものでした。これは確信です。

江田憲司事務所（衆議院議員） @edaoffice

（韓国カジノ視察④）写真は、韓国唯一の内国人も入場可能な江原（カンウオン）ランド。中毒症対策センターや長期滞在者（カジノで負けて帰れない人たち）の宿泊地等。 pic.twitter.com/gZ2px2KLUl

拡大

拡大

江田憲司事務所（衆議院議員） @edaoffice

（韓国カジノ視察⑤）町は、ご覧のように質屋（サラ金）と風俗店(マッサージ店）で埋め尽くされている。自治体の方が嘆いていたが、韓国内でもこの街は「奇怪な風景の町」と報道されており、青少年、若者に申し開きができないと。 pic.twitter.com/PcbSw29flt

拡大

拡大

拡大

拡大

江田憲司事務所（衆議院議員） @edaoffice

（韓国カジノ視察⑥）カジノ誘致の効果もなく、人口減少（炭鉱閉鎖で15万人→3.8万人）で小学校も統合閉鎖が相次ぎ、風紀や治安の乱れで学校も隣町に引っ越す始末。自殺率、酒やたばこの摂取率は韓国一。カジノですった野宿者が地元住民と諍いを起こし、中毒患者がこの街にたむろすると。

江田憲司事務所（衆議院議員） @edaoffice

（韓国カジノ視察⑦）江原（カンウオン）ランドは、そもそも産炭地域にあったこの町が炭鉱閉鎖ですたれていくのをカジノで救おうという、やむをえざる「必要悪」（社長談）としてのものだった。

江田憲司事務所（衆議院議員） @edaoffice

（韓国カジノ視察⑧）しかし、人口は減少し、治安や風紀は乱れ、自殺率は韓国一。若者は地域から流出し、雇用の維持もままならない。所期の目的は達成できなかったばかりか「奇怪な街」と国内で有名となった。

江田憲司事務所（衆議院議員） @edaoffice

（韓国カジノ視察⑨）社長や自治体、中毒センターの方々が異口同音に言っていたのは、「そもそも百万都市から車で2.5時間以上かかる、アプローチしがたい地方に設置するということでカジノをやむをえず認めた。」

江田憲司事務所（衆議院議員） @edaoffice

（韓国カジノ視察⑩）さらに「こんな山あいの田舎町でもこれほどの問題が起こっているのに、百万都市（都会）でカジノをやるのは制御不能の問題を多々引きおこす。絶対に設置してはならない」

江田憲司事務所（衆議院議員） @edaoffice

（韓国カジノ視察⑪）ちなみに、ここの社長は検察出身。それだけ取締りが重要ということだろうが、彼曰く、「取締りだけで問題が解決できるわけではない」