【 #genpatsu 】東大病院放射線治療チームによるツイート【東日本大震災】

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東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

”放射線のひみつ”を知って頂きたい。そんな願いから、Twitter: team_nakagawaを立ち上げました。現在、24万に近い方からフォローされてますが、Twitterという形式(だけ)では、誤解や混乱を招くことも分かりました。本日から、ブログ形式で、情報発信を開始します。

2011-03-29 14:03:33
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

ブログ:team_nakagawaのURLは http://tnakagawa.exblog.jp/ です。 みなさま、どうぞ、よろしく!

2011-03-29 14:08:40
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

原発事故に関連したニュースでよく耳にするようになった、被ばく量を表す単位Sv(シーベルト)ですが、それが「全身被ばく」で用いられたのか「局所被ばく」で用いられたのかでは、誤解が生じてしまいます。両者の混同を解消するための解説をUPしました。http://bit.ly/e6LwEl

2011-03-29 21:39:17
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

ニュース等の報道で耳にする機会が多くなった、飲食物摂取制限に関する「暫定(ざんてい)規制値」の意味、また「暫定規制値」を決める根拠は何か、放射性ヨウ素の暫定規制値がどのように決められているかを文献に沿ってわかりやすく解説しました。http://bit.ly/g0nAWM

2011-03-29 21:39:29
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

放射線が生物に与える影響には、「確率的影響」と「確定的影響」の2つのタイプがあります。そして、私たちが一般市民としてどちらの影響を考えるべきなのか?このことを皆様との共通認識としておくことが大変重要と考え、解説をUPしました。http://bit.ly/hUOrzk

2011-03-29 22:03:12
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

原発周辺の住民の方に健康被害を出さないためには、適切な避難や飲食物の規制が前提となります。福島県飯舘村の被ばく量や避難の是非が問題になっていますが、当チームの見解をまとめて、近く私たちのブログ(http://bit.ly/i9fqxB)にアップしたいと思います。

2011-04-01 11:48:18
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

原発付近の住民の方についても、適切な対応をとることで、発がんリスクの上昇をふくめ、健康被害をゼロレベルにすることが可能です。ポイントは「監視と適切な対策」です。飯舘村の被ばく量や避難について、当チームの見解をブログ(http://bit.ly/i9fqxB)にアップしました。

2011-04-02 12:00:45
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

原発事故から3週間が過ぎ、大気中の放射線量は多くの地点で減少に転じています。半減期が8日と短い”I-131”が減ってきたためです。今後は、半減期の長いCS-137とSr-90が問題になります。基礎知識を近く私たちのブログ(http://bit.ly/i9fqxB)にアップします。

2011-04-04 10:45:40
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

セシウムとストロンチウムを取り上げると予告ツイートをしましたが、ヨウ素についても質問が多いため、明日、まとめてブログにのせたいと思います。しばらくお待ち下さい。

2011-04-04 22:29:05
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

おさらいですが、福島第一原発の事故がカラダに与える影響を、3つの立場で別々に考えることが重要です。 1)原発事故の現場で仕事をしている作業員の方、2)福島県の原発に近隣する地域の住民の方、3)その他の地域の一般市民です。

2011-04-05 08:37:41
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

原発作業員の被ばく限度が250ミリシーベルトまで引き上げられました。しかし、200ミリシーベルト以上となると、ごくわずかですが、発がんの危険が高まる可能性があります。線量計を身につけて被ばく線量を測るべきですし、白血球が減っていないかなどの検査やフォローアップを行うことも重要です

2011-04-05 08:41:03
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

被ばく量が200ミリシーベルト以上になると、白血球が下がり始めます。仮に、作業現場で、線量計が足りないなどの理由で、被ばく線量が分からない場合でも、白血球が低下していなければ、上限以内の被ばく線量だと推定できます。(もちろん、作業者各自が、つねに線量計を携帯すべきですが)

2011-04-05 08:42:28
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

福島県の原発近隣の住民の方の場合も、適切な避難などにより、被ばくによる健康被害はまずありません。ただし、場所によっては環境放射線が高いところがあることが分かってきました。よりきめ細かい測定と迅速な対応が望まれます。

2011-04-05 08:48:51
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

原発から離れた一般市民の方については、被ばくによる影響を心配する必要は全くありません。東京、埼玉、千葉などはもちろん、福島県に接する各県も同様です。

2011-04-05 08:52:44
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

一般市民、近隣住民、作業者、すべての方に言えることですが、被ばくそのものよりも、「被ばくしたのでは?」といった心のキズや、「がんになるのでは?」といった不安の方が心配です。とくに、近隣住民の方への心のケアの問題は、大変重要です。追って取り上げたいと思います。

2011-04-05 09:00:47
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

「放射性ヨウ素について4/8まとめ」をブログにUPしましたー>http://bit.ly/h8KQkM

2011-04-08 12:24:49
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

「放射性セシウムと放射性ストロンチウムの4/8まとめ」もUPしました。 http://bit.ly/hOpJ1l ぜひご覧下さい。また、「放射線治療」の立場から、別原稿も作成中です。まとまりましたらUPします。

2011-04-08 12:28:46
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

私たちteam_nakagawaは、東大病院でがんの放射線治療を行っています。本業の放射線治療を通し、福島原発の事故で懸念されている放射線被ばくの問題を考えています。 放射線治療シリーズの初回「イントロダクション」をまとめました。 http://bit.ly/fWhjfV

2011-04-11 21:37:05
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

福島第一原発から30キロ以上離れた場所の土壌と植物から、「放射性ストロンチウム90」が初めて検出されました。一般にはなじみのない物質です。4月8日のものですが、以下の記事が参考になるかもしれません。[放射性セシウムと放射性ストロンチウム]http://bit.ly/fQB2JE

2011-04-13 16:52:47
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

放射線の「全身照射」は、白血病など「血液のがん」に対して行う治療法。線量は12,000mSv(局所ではなく全身)。これは原発作業者の被ばく限度250mSvの約50倍もの線量ですが、多くの患者さんが元気に社会復帰されています。ブログ更新→ http://bit.ly/g2txJ1

2011-04-14 21:37:02
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

二次被ばくについては、明日ブログにUPする予定です。

2011-04-14 21:37:46
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

福島原発周辺から避難した方が、避難先で心ない言葉を投げかけられたり、一時帰宅者の受け入れが避難所などで問題になるケースがあると聞きました。拒まれた方々は、深い心の傷を負うはずです。Blogを更新しました→[放射線はうつるのか?] http://bit.ly/hAyTYf

2011-04-15 18:35:32
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

放射性物質によって、発がんのリスクがわずかに上がる、と言われます。チェルノブイリの小児に増えた甲状腺がんがその一例です。この放射性物質(ヨウ素131)が治療に使われていることをご存知でしょうか。ブログ更新しました→[放射性ヨウ素内用療法] http://bit.ly/e9Tin1

2011-04-21 08:24:04
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

ICRPから「原子力事故後の長期汚染地域住民の防護に関する委員勧告」(2008年作成、無料公開中) http://bit.ly/fmh9Y4 日本アイソトープ協会が「暫定日本語版」を公表してくださいました。 http://bit.ly/exHeax 当チームも要請、必読文献です。

2011-04-21 09:30:45
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa

母乳からヨウ素131が検出されたと報じられていますが、母乳の採取と測定は、水道水にヨウ素131が検出された3月24日、30日です。私達の以前の記事もご参照→ http://bit.ly/hhaxCihttp://bit.ly/eQhRGq http://bit.ly/hoJnAT

2011-04-21 12:20:38
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