09/11/25「ケータイ小説的郊外」速水健朗
速水「アメリカの郊外の光景。『バックトゥーザフューチャー』など。google mapで聖地巡礼するとおもしろい。たまにやるんです」 #kitanaka_sc
2009-11-25 20:09:25速水「カリフォルニア州サイミバレーで、ETやポルターガイストなどが撮られた。インターステイトハイウェイとニュータウン」 #kitanaka_sc
2009-11-25 20:10:16pptスライド。バルプフィクションは反転したギャング映画。夜、都会、バー、女をすべて反転すると、朝、郊外、ファミレス、男色 #kitanaka_sc
2009-11-25 20:13:33速水「タランティーノの『プルプフィクション』は、反転したギャング映画。夜、都会、バー、女というギャング映画の定番を反転」 #kitanaka_sc
2009-11-25 20:11:42速水「『天使がくれたもの』は読者からの催促をうけて本にした。表紙も編集者がファンに聞きにいった。汚れた女のこも実は純真ってことで白がいい!という意見からシンプルなものに」 #kitanaka_sc
2009-11-25 20:16:34最初のケータイ小説『天使がくれたもの』の表紙は、レイプとか妊娠とか派手な内容にもかかわらず、愛読者の「主人公は心が綺麗な人だから表紙もピュアに真っ白がいい」という意見を取り入れて、白バックに羽だけのシンプルなデザインにした、というエピソードが面白かった #kitanaka_sc
2009-11-25 21:22:41速水「ケイタイ小説の書籍化はジャンル小説として固定化して棚もできた。パステル帳でふわっとしていて野暮ったいという特徴。こういうものが好きな人という人の交通整理を行っている」 #kitanaka_sc
2009-11-25 20:17:46pptスライド。ケータイ小説とは? 不幸のインフレスパイラル、浜崎あゆみの引力に引かれている、舞台は地方都市や首都圏郊外、上京しない感覚、ブランドや消費に対するスタンス #kitanaka_sc
2009-11-25 20:20:48速水「ケータイ小説の七つの大罪というものがある。『ケイタイ小説的。』では他に、不幸のインフレスパイラルや浜崎あゆみ、地方都市や首都圏郊外、上京しない感覚などの特徴がある」 #kitanaka_sc
2009-11-25 20:19:57速水「ケイタイ小説には、東京がいっさい出てこない。東京への憧れがない。高校入学から始まり、進学や就職という伏し目になるときに、上京するっていう話が出てこない。」 #kitanaka_sc
2009-11-25 20:20:41速水「オタク層が、スイーツ(笑)という言葉を使う。女性誌や情報番組などの記号を入れ替えるような価値観に対する敵対感」 #kitanaka_sc
2009-11-25 20:23:15速水「ケイタイ小説を、スイーツ(笑)という見方が多かったがそれは違う。メディアは消費感度の高いF1層に向けて作る。結婚しないで仕事してる方が可処分所得が多い」 #kitanaka_sc
2009-11-25 20:24:37ケータイ小説の中身は「記号消費」的じゃないというのは面白いな… パーツは記号なのに。郊外・ヤンキーとスイーツ(笑)は別セグメントだと。 #kitanaka_sc
2009-11-25 20:28:38pptスライド。80年代=トレンディドラマの時代 男女七人夏物語、抱きしめたい 東京の再開発スポット、湾岸地区 代官山や渋谷で一人暮らしをする。 バブル景気、女性の社会進出。。。 #kitanaka_sc
2009-11-25 20:29:08速水「トレンディドラマの時代。インテリアデザイナーのような横文字職業で都会一人暮らし。チックリットと似てる。バブル景気が背景」 #kitanaka_sc
2009-11-25 20:27:27速水「トレンディドラマは女性の男女雇用機会均等法やバブル景気を背景としているが、90年代に入ると郊外化によって市場が変化し、90年代に入って衰退した」 #kitanaka_sc
2009-11-25 20:29:12