チーム・えんのしたツイッター書評

チーム・えんのしたは『本と人とをつなぐ』活動をしている一橋大学公認サークルです
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チーム・えんのした@一橋大学公認サークル @en_hit

【書評】ケネス・ガーゲン『あなたへの社会構成主義』 あらゆるものは社会的に構成される、という社会構成主義の入門書。 "常識"である個人主義や近代科学に疑問を唱え、言語や対話を用いた世界の理解と未来の構築を促しており、優しくも残酷な内容。 いずれまた読み返したい。(ぴ) #一橋生おすすめ本 pic.twitter.com/KbusfyPQDa

2018-06-26 15:54:42
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【書評】嶋浩一郎・松井剛『欲望する「ことば」』 商学部教授が共著している一冊。「社会記号」すなわち流行語や新語が作り出す市場やマーケティングに関して、学問と実務の双方から考察している。新旧多くのことばが例示されており、世の中の見通しにつながるだろう。(ぴ) #一橋生おすすめ本 #hitucb pic.twitter.com/hcOoHM0sYN

2018-06-11 12:07:49
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【書評】工藤保則『カワイイ社会・学』 「カワイイ」と「クルマ」と「低炭素社会」から現代社会について考察した読みやすい一冊。「かわいい文化」の歴史や現代アート・落語の「カワイイ化」にも触れており、対象が幅広い。本自体薄くてカワイイので読みやすくおすすめ。(ぴ)#一橋生おすすめ本 pic.twitter.com/Cvt9OVZRMK

2018-02-14 22:00:07
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【書評】酒井美意子『ある華族の昭和史』 加賀百万石前田氏の子孫である姫様が、華族としての半生を自ら著した一冊。常に筆者の倨傲が見え隠れするが、華族・皇族の文化史という視点は興味深く、また思った以上に豪華絢爛。女子学習院で内親王の傅きを競い合うシーンは見もの。(ぴ) #一橋生おすすめ本 pic.twitter.com/af4Y81guxH

2017-11-28 21:07:57
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【書評】杉全美帆子『イラストで読む 奇想の画家たち』デューラーやカラヴァッジョ、ゴヤなどの当時としては斬新な絵を描いた画家を紹介した一冊。奇想系の絵画は事前知識がなくとも単純に見てて面白い。画家の人生に関する記述も多く、思わぬ交友関係や犯罪歴(!)も知れます。#一橋生おすすめ本 pic.twitter.com/xv3qbrV1l3

2017-10-14 21:22:56
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【書評】ガルシア・マルケス『百年の孤独』ある一族を巡る壮大な抒情詩。とにかく登場人物が多く、およそ10人のアルカディオと20人のアウレリャノが登場する。油断して読んでいるとヒロインが気持ちよくなり、空を飛んでどこかに行ってしまったりする。焼酎じゃないよ。(和)#一橋生おすすめ本 pic.twitter.com/9g3qXp71dA

2017-10-02 21:00:06
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【書評】三谷宏治『経営戦略全史』近現代経営学のメインストリームを実務家・研究者の両方にバランスよく焦点を当てて述べている。分厚いがサクサク読める工夫が随所になされており、特に偉人達のifストーリーを描いた断章「巨人たちの午後」は必読。コミカライズも有。(蟹)#一橋生おすすめ本 pic.twitter.com/SShdwgotPu

2017-09-23 21:00:08
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【書評】コンラート・ローレンツ『ソロモンの指環』「すりこみ」理論を提唱、動物行動学を開拓したノーベル生理学医学賞受賞者、ローレンツによる一冊。動物行動学入門と銘打っているが中身は非常に読みやすいドタバタ動物コミックエッセイ。鳥の声真似してみたくなります。(ぴ) #一橋生おすすめ本 pic.twitter.com/8vyjcKv6gA

2017-09-20 12:52:01
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【書評】道尾秀介 『ノエル』 それぞれの登場人物が紡いだ「物語」に関するお話。哀しい現実に立ち向かいながら、自分だけの物語を支えに強く生きる。生きる意味を改めて知る。意味がないと思われたことが別の人を救う。その連鎖、美しさを綺麗に描いた作品。(く) #一橋生おすすめ本 pic.twitter.com/e3KN4LxiPo

2017-07-05 21:23:20
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【書評】『レベルE』冨樫義博 宇宙人の存在に地球人だけが気づいていないという設定で始まるSFコメディ漫画。 設定の緻密さ、ストーリーの周到さ、ギャグの面白さ、何もかもが素晴らしい傑作です。 全3巻とは思えぬ濃さで、読み返すたびに新たな発見があります。 #一橋生おすすめ本 pic.twitter.com/weKBrq3vOT

2017-06-30 22:00:28
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【書評】ジェニファー・イーガン『ならずものがやってくる』論文風、二人称、パワーポイントなど多種多様な文体と視点が特徴的な連作短編集。各短編が登場人物で緩く繋がり、最後には今までに書かれてきた全てを使って伏線を回収してくる構成が美しい。著者はS.ジョブズの元カノ。#一橋生おすすめ本 pic.twitter.com/HuvKtXKDpo

2017-06-17 21:30:25
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【書評】恩田陸「三月は深き紅の淵を」最近直木賞受賞で話題の作者による短編集。ミステリ・青春小説ジャンルに、ノスタルジックさとホラー要素をプラスした独特の雰囲気は、恩田陸作品の特徴が非常に強く出ていて、作者の魅力を存分に味わえる。更に構造にはちょっとした仕掛けが。#一橋生おすすめ本 pic.twitter.com/lVy2G9smrK

2017-06-07 12:54:32
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【書評】つげ義春『無能の人・日の戯れ』 売れない漫画家の悶々とした日常を描いた表題作「無能の人」をはじめ、つげ義春の傑作12編を収めた短編漫画集。全編を通じて、えもいわれぬ独特の侘しさ・寂しさ・やるせなさが漂う。巷の文学作品より全然"文学"してる漫画ですね! #一橋生おすすめの本 pic.twitter.com/XFJU6abaGy

2017-04-23 00:39:11
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【書評】『らくらくワークブック』学生の学びやすさを考慮せず、楽々と出版されてしまった数学問題集。 数式のみのページが連続する様は理系学生でさえも辟易するだろう。前所有者の書き込みには苦悩と挫折の跡が見受けられる。#一橋生オススメの本 pic.twitter.com/8yurRzQZCq

2017-04-17 23:23:32
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【書評】浅田次郎『霧笛荘夜話』 登場人物たちは行き場を失いかけて霧笛荘にやって来る。しかし、人生の本当の幸せを見出し、霧笛荘を去っていく。ハッピーエンドではないけれど、さりげない優しさ。馬鹿らしいぐらいに人間は単純。所々の表現に心が動かされる。 (く) #一橋生おすすめの本 pic.twitter.com/QMpBFeVjXY

2016-12-31 21:36:29
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【書評】阿部謹也 『自分のなかに歴史をよむ』 ご存知の方も多いとは思うが、弊学元学長。専門のヨーロッパ中世史を例に挙げ、歴史をやるとはどういうことかを解く。各々が専門と向き合う際、その向き合い方、必要となる知見を示してくれる良書。 (HZM) #一橋生おすすめの本 pic.twitter.com/eXquzKqEwy

2016-12-26 23:48:15
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【書評】橋本卓典『捨てられる銀行』森金融庁長官を主人公とした熱いドラマを見ているかのような気持ちにさせられます。これからの地銀には地域経済の活性化、会社の総合的な定性分析が必要になってくるとあり、金融業界志望者必読の本と言えるでしょう(森) #一橋生おすすめ本 pic.twitter.com/0Hq8QXGBfw

2016-12-18 22:19:01
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【書評】姫野カオルコ『終業式』この本の文章全てが手紙(未送信含む)やメール、FAX、電話でのやり取りなどになっていて、地の文が全くない本。会話や手紙しかないからこそ、登場人物の秘めた思い、すれ違いが現れる。行間を読むという行為から少し離れた読書はいかがですか? #一橋生おすすめ本 pic.twitter.com/4ATtDdKg0H

2016-12-09 18:03:43
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【書評】リービ英雄『星条旗の聞こえない部屋』アジアで生まれ育った1人のユダヤ系アメリカ人が新宿で過ごした青年期を描いた短編集。家庭環境や言葉など、様々な壁に囲まれながらも彼はこの世界を生きこの世界から学び成長する。異郷に降り立つ前に再読したい一冊だ。 #一橋生おすすめ本 (間) pic.twitter.com/AT80G1JjAc

2016-11-09 09:29:07
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【書評】堀内勉『ファイナンスの哲学』ファイナンスの理論、経済学、哲学・思想が一つの本にまとめられている点で画期的。網羅性は高くないが、ハッとさせられる記述が数ある。『ファイナンスがフィクションであることを自覚しつつもゲームにはクールに参加すること』#一橋生おすすめ本 (森) pic.twitter.com/oal9W3AwPw

2016-11-08 13:34:04
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【書評】藤本ひとみ『シャネル』。美のあくなき追求、幸せに安住にしない闘争心、自分の過去を否定しない誇りが、シャネルブランドの魅力を一層引き立てる。仕事と恋に揺れる一人の女性の物語としては、現代でも共感を得られるだろう。同著者の歴史小説は、どれもおすすめ!(香)#一橋生おすすめの本

2012-02-17 11:34:59
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【書評】『学生まちづくらーの奇跡』。皆さんご存じ、一橋生の「まちづくり」が本になりました!「カフェここたの」の紆余曲折の歴史、商店主さんたちとの笑いと涙の協同など、国立のまちがますます好きになりそうなエピソード盛りだくさんです。お買い求めは市内の書店で。(香)#一橋生おすすめの本

2012-02-01 14:06:37
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【書評】森博嗣『臨機応答・変問自在』。大学助教授にしてミステリィ作家である著者と学生との質疑応答を収載。工学部なのに、非常に抽象的で禅問答のよう。すごく笑えてすごく考えさせられる。この「突っ慳貪」でムダがなくて、でもユーモアあふれる受け答え…大好きです。(香)#一橋生おすすめの本

2012-01-25 14:11:40
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【書評】アリー・コンディ『カッシアの物語』。職業も結婚も寿命も日々の食事も、全てが予め決められている!そんな社会だったら、選択に苦しむこともなくてラク?でもそれって、人生のぜんぶではなく「切れ端」しか味わえない。未来の不安や運命に抗う闘いも大切だと思う。(香)#一橋生おすすめの本

2012-01-11 21:10:21
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【書評】三枝匡『戦略プロフェッショナル』。鉄鋼マン・広川洋一が、新日本メディカルを変革する物語を通じて、「戦略」について分かりやすく解説した一冊。著者自身をモデルとする広川によって息を吹き込まれた「理論」が、「現実」と作用しあって生み出すダイナミズムはとても痛快である。(山)

2012-01-10 15:25:59
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