terminal care

にのうらさとこ🌻 @ameayunon

「殺したようなもの」というのはどうかな。２月と言えば素人目にも標準医療でできることが無くなってしまったんだなとわかった時期だもの。寿命に影響があったとしても誤差の範囲であろうし、１分１秒でも長く、と願う患者やその家族がすがったものとしては、まだマシな方と思うけど。(´・ω・｀) twitter.com/jisinjp/status…

女性自身【公式・光文社】 @jisinjp

他人のさい帯血を投与する医療を無届けで行ったとして業務停止命令―― 小林麻央さん通ったクリニックが「無届け医療」で業務停止命令 - @jisinjp jisin.jp/serial/%E3%82%… #小林麻央 #女性自身 pic.twitter.com/tkWxS7ooIC

2017-07-04 00:03:04

にのうらさとこ🌻 @ameayunon

他でもない私自身が、50代で仕事中にいきなり倒れて「末期がん」と判った父の為に、最先端医療から代替医療まで、あらゆる情報をかき集めた経験がある。だから気持ちは解る。「無知だから」が代替医療にハマる全理由ではない、あれは「絶望を受け入れることを拒否した結果」でもある。(´・ω・｀)

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集めた無数の「非標準医療」の中で、期待してその分絶望が深かったのはキチンキトサン。私が読んだ本の著者の肩書は「慶〇大学客員教授」だったが、早速慶〇に電話して返って来た答えは「そんな客員教授いません」。大手出版社だったが著者の肩書も調べずに本を出すこともあるらしい。(´・ω・｀)

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その本にはもう一つ大学名が載っていたので、その研究室にも電話してみた。大変親切な先生が電話に出られ、「キチンキトサンがガン治療に効果があることは判っているが、現段階ではガン細胞に直接働きかける治療法は存在しない。キチンキトサンでガンが治った、と言う例の多くは『誤診』です」。

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ああ、父が助かる可能性は『誤診』にしかないのか、と頭真っ白になったよ。先生は見ず知らずの私に、「我々も日々患者さんとその家族の為に頑張って研究しています。あなたも頑張ってください」と励ましてくださったけど。納得いくまで説明してくださったことは心から感謝しているけど。(´・ω・｀)

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ただ、唯一資料のVTRを取り寄せて父に見せた、当時開発中だった最先端医療は、父の死後10年以上経って実用化され、今は保険適用になってる。強度変調放射線治療（IMRT）な。話を聞いた時は「そんな夢みたいなことできるのか」と半信半疑だったけどね。父はどんな気持ちでVTRを視ただろう。

にのうらさとこ🌻 @ameayunon

あらゆる情報をかき集め精査して、結果、「父を救う手立ては現段階では無いようだ」という事実を認め、諦めざるを得なかった時、私が考えたことは、「あーそんな気はしてたけど私ってホントに冷たい人間なんだな」だったよ。父の為に代替医療や宗教に大金捨てた方が、もしかしたら救われたかもしれん。

にのうらさとこ🌻 @ameayunon

「標準医療でできることはもうありません」と聞かされても明日死ぬわけじゃない、その後も生きなきゃならないわけ。その間自分の死に方や死後のことしか考えることが無くて、代替医療に手を出すのはバカだって、それはいくらなんでも辛すぎるやろ。でも私はそれを父に強いてしまったんだよね。