そうかも!けっこうテーマは濃いんだけど、するっと書いてしまっているところ。RT @Seki_Etsushi: (前略)実は吉行淳之介的な資質? #shinsen21
2010-03-27 23:06:36で液体の質量だの気配だのに繋がっていく身体の阻隔感覚が別な出方をすると〈死ねば神仏指にうぐひす餅の粉〉〈ちちははに少しおくれて初笑〉とか死体方面の句とかのうっすらしたニヒリズムに行くわけです。 #shinsen21
2010-03-27 23:10:22良く読み過ぎ。「コンドーム」って詠みたかっただけじゃないの。 RT @Seki_Etsushi 外界-液体-身体という優夢的世界把握の連続と断絶の原理が一番明確に出ているからでしょう。 RT @tefcomatsumoto 「淡雪や結んで捨てるコンドーム」 #shinsen21
2010-03-27 23:10:24当人にとっては重要な句だったという無意識的な事情を考えるにそういうことだろうということです。句として出来がいいとは思いません。 RT @micropopster 良く読み過ぎ。 #shinsen21
2010-03-27 23:12:54挨拶句的なものだったんでしょうか? RT @8no07: @tefcomatsumoto 思い出をかたちに。「月踏んで噂の恋人が来たる」は作句現場にいたので、彼の笑顔まで思い出します。 #shinsen21
2010-03-27 23:13:28なるほど。さすがセキエツ。 RT @Seki_Etsushi 当人にとっては重要な句だったという無意識的な事情を考えるにそういうことだろうということです。句として出来がいいとは思いません。 RT @micropopster 良く読み過ぎ。 #shinsen21
2010-03-27 23:15:31〈戦争の次は花見のニュースなり〉という風に詠む感覚がすごくわかるのですが、「近い死」というか「死は近いもの」と頭ではわかっているのに身体では書けないから、こういう書き方になるんだと思いました。ジレンマというか。 #shinsen21 RT @toki2010 少なくともこの百句…
2010-03-27 23:17:52佐藤郁良による小論の「現代の都会の風景をドライに描いたこれらの句のように、優夢自身が自らを淡々と描き切れるようになったとき(……)脱皮することになるのだろう」という方向は果たして目指すべきなのかどうか。秀才的小完成に向かう道のような気も。 #shinsen21
2010-03-27 23:22:32確かに。死を自分にも訪れるものとして実感するというのは、難しいんでしょうね。だからあえて突き放す書き方をするというのは、それはそれで誠実。@umemina 「死は近いもの」と頭ではわかっているのに身体では書けないから、こういう書き方になるんだと思いました。
2010-03-27 23:23:10#shinsen21 ずっとこれみんなどう思いますかって聞きたかったんです。皆さんの意見にいちいち納得しました。そっか、恋の句だけ自選基準がちょっと違うんだな…
2010-03-27 23:23:51わたしは優夢さんの作品が「若い」という感じはあんまりしないんです。落ち着いているというか、さらりとしているというか。そこが吉行さん的な回帰感をよびさますのかもしれない、と今思いました。もう少し言い添えるとそれが「べたべたしないモダンな若さ」かも #shinsen21
2010-03-27 23:24:07@tefcomatsumoto 自選の際に客観的になりきれていない気がします。特に恋の句に関しては。それはそれで微笑ましいんだけど。 #shinsen21
2010-03-27 23:27:02ただまあじれったい感じもあることはあるのですよ。吉行と違って戦後の荒廃だの結核による身近な死の恐怖だのが背後にあるわけではないので、今風にモダンだというのと底が割れやすいというのが表裏一体になってる。 RT @toki2010 #shinsen21
2010-03-27 23:28:37同感。それよりも表現とか感覚的な部分で勝負している。写実的な句より、感覚的な句にいいものが生まれるだろうから、それを磨いていってほしい。 #shinsen21 RT @Seki_Etsushi …果たして目指すべきなのかどうか。 #shinsen21
2010-03-27 23:28:43感覚的な方を磨いたほうがいいものができると思います。淡々とせず、いい意味で主観的、独断的であってほしいです。 RT @Seki_Etsushi: 淡々と描き切れるようになったとき(……)脱皮することになるのだろう」という方向は果たして目指すべきなのかどうか。 #shinsen21
2010-03-27 23:29:20そこでリアルなものを目指そうとするとなおのことコンドームとかの粘液っぽいものが出てくるというのもありそうですが。 #shinsen21
2010-03-27 23:30:16立場的に近すぎてかえって書きづらい面があったかもしれません。まず個人的なエピソードから、というアプローチは良かったと思う。RT @tefcomatsumoto: #shinsen21 小論、とっても健康的な視点でしたね。
2010-03-27 23:32:27#shinsen21 @Seki_Etsushi 今のところコンドームの粘液感から逃げて淡雪を取り合わせてはいるが、ということでしょうか。
2010-03-27 23:33:28コンドームじゃ「生」感は出ない。 RT @Seki_Etsushi そこでリアルなものを目指そうとするとなおのことコンドームとかの粘液っぽいものが出てくるというのもありそうですが。 #shinsen21
2010-03-27 23:33:31いやコンドーム以外にも『新撰21』以後の近作にもわりと液体もの多いような気がするもので。あと粘液性のリアルさで終わりではなくそれと外界の質量・気配とを通底させようとする作りが多いように思います。 @tefcomatsumoto @micropopster #shinsen21
2010-03-27 23:37:59@micropopster @umemina 感覚的な方向で、というのは同感。いろいろあるなかで好きなのは主観的な句でした。出ていないものでは「種蒔のその夜の畑おそろしき」「連山を逃れられずに黒揚羽」とか。 #shinsen21
2010-03-27 23:39:09