感覚とか視点はわかったけれど、文体的な特徴がいまいちない気がする。〈ゆづり葉や窓際に来て歯を磨く〉の〈来て〉とか、ナチュラルにもたついちゃってる感じ。 #shinsen21
2010-03-27 23:39:39それは同感です。スマートに出来ている場合もそこが作家性の希薄さとかじれったさに繋がる。 @umemina 文体的な特徴がいまいちない気がする。 #shinsen21
2010-03-27 23:43:27文体でいうと「~あり~あり」という句がいくつか。〈真つ白な塔あり長き晩年あり〉〈雨の日のチューリップ見る珈琲飲む〉〈小鳥くる次にからすがやってくる〉後者二句は文体が活かされてないかな。 #shinsen21
2010-03-27 23:46:10@umemina リフレインを使った句は結構ありますね。「火に触れしものは火になる敗戦日」「日本人ばかりの日本鳥帰る」「てのひらもあうらもキャンプ帰りかな」 #shinsen21
2010-03-27 23:53:10小論を読んでふと思ったのは、このまま彼から俳句甲子園は切っても切りきれないものになりつづけるのかということ、くらいです。 #shinsen21
2010-03-27 23:54:53#shinsen21 100句のタイトルのつけ方に興味があって、この「空を見る、雪が降る」というのは「空を見る眉間に力雪が降る」からきてるんですけど、この抜き方はうまくいっているかどうかは別として、面白いとおもいました。
2010-03-27 23:56:16「空を見る、雪が降る」というタイトル、作者の特徴的な要素が結構みな出てますよね。見る身体と外界の気配の連続性、リフや動詞多用の文体とそれによる散文的な柔らか味、叙情性(しかも決して明るくはない)。 RT @yasnakam #shinsen21
2010-03-28 00:00:43@umemina 俳句甲子園。いまも母校の俳句部とは関わっているみたいですね。それに佐藤さんとの接点ではあるけれど。本人のなかでどれほどの位置づけかはわからないですね。 #shinsen21
2010-03-28 00:01:31万人受けする句を志向しがちになる可能性があるとしたら結構根深い問題かもしれません。 RT @umemina このまま彼から俳句甲子園は切っても切りきれないものになりつづけるのか #shinsen21
2010-03-28 00:05:12@Seki_Etsushi 「ぶらんこをくしやくしやにして遊びをり」「谷は冬目玉の赤き人通る」などのやけっぱちみたいな方向も大事にしてほしいと思います。あと個人的に好きなのが「これ全部釈迦の鼻くそ」<これってお涅槃の句ですよね #shinsen21
2010-03-28 00:10:09「猟犬」を「狩」の傍題として冬に入れているケースがあるみたいです。 RT @8no07 「シェパードを連れて火星の話など」は? #shinsen21
2010-03-28 00:10:56これは無季なんでしょうね。 RT @8no07 @Seki_Etsushi 「浅草六区まひるの鳥の匂ひする」の鳥は?#shinsen21
2010-03-28 00:12:39@Seki_Etsushi そうですか。でもシェパードは猟犬ではないと思うし、狩をしながら火星の話するのはよくわからなかったです。 #shinsen21
2010-03-28 00:15:14@yasnakam 最後に好きな句を。一番すきなのは「父と来る母のふるさと」、「湯かんして」「台風や薬缶に頭蓋」「客されば」「金魚死に」などもいいと思いました。では、みなさまおつかれさまでした。たのしかったです。ありがとうございました。 #shinsen21
2010-03-28 00:15:25巻末座談会で小澤氏が発言してますがそのようです。 @toki2010 「これ全部釈迦の鼻くそ」<これってお涅槃の句ですよね #shinsen21
2010-03-28 00:17:31