オリジナルキャスト&テイルマスターまとめ

wlw完全オリジナル二次創作。ぼくのかんがえたさいきょうのキャストと、一癖も二癖もあるマスターの人々
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ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

代表スキル 【シンドバッドならこうした!】 自分のいる位置に肉を置く。その数秒後、肉を取りにロック鳥が飛来。肉のあった周辺のキャスト、兵士に大ダメージを与える。 姉が子供の頃から話してくれた物語は全て憶えている。それが彼女の戦う力となっている。

2018-03-13 01:50:32
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

尚、シェハラザードの弟子オズについては、姉と似ているところもあり毒舌を交えながらも気さくに打ち解けている。 が、同時に「姉と同じ危険性」についても感じ取っている。即ち「いつかバカな事を考えてやらかす」という予感。

2018-03-13 01:53:21
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

「オズさん、貴方には…姉さんと同じものを感じます。悪い意味でも」 「また馬鹿とか言うんですか?」 「私は真面目な話をしています。貴方のその目が。とても澄んだキラキラとした目は…あの日の姉さんとよく似ている。結婚前夜の姉さんと」 『私がシャフリヤール王の正しい心を取り戻すんだ!』

2018-03-13 05:56:12
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

「正直、気が触れたのだと思いましたよ。私と父さんは必死で止めた。なのに姉さんはそれを聞き入れず、とても綺麗な目で言ったんです」 『大丈夫だよ。物語には心を豊かにする力があるんだから!』 「自分ならきっと出来ると確信したあの目。それはあまりに綺麗で、だからこそ不気味でした」

2018-03-13 06:00:24
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

「私は初めて姉さんを怖いと思った。この人は綺麗なものを信じすぎている。そう…丁度、貴方のような目ですよ」 「…。」 「これは忠告です。オズさん、貴方や姉さんが御伽噺の素晴らしさに心打たれるのは構いません。ですがそれに酔いしれて姉さんのようなバカな事だけはしないでください」

2018-03-13 06:11:01
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

「…はは、参ったな。ドニアちゃんは本当に賢いな。俺には見えないものも見えてるんだろうね。でも大丈夫だよ。俺はシェハさんみたいな大それた英雄じゃない。その身の程は弁えてるつもりだよ」 「………ならいいのですけど」 「間が怖いよ」 「正直、これだけ言ってもやらかしそうな気がするので」

2018-03-13 06:23:28
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

もっとも後に彼は誰にも頼らず自分で御伽世界を守る為、様々な御伽のアイテムで自身を強化し、自己への負担も構わず戦う化物「オペラ座の怪人」となってしまう。 「いつか想いに駆られ、馬鹿な事をしでかす」というドニアの予想は的中する事となる…

2018-03-13 11:38:33
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

「本当に姉さんは昔から馬鹿で計画性がありませんね。頭って知ってます?人間が考える部分ですよ」 「知ってるから!そんなに馬鹿にしなくていいでしょ!」 「いいえ、子供の頃は馬鹿も改善されるかなと期待してましたが、この歳になっても馬鹿な姉さんは一生馬鹿です」 「一言のうちに3回も言われた」

2018-03-13 11:47:06
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

「今だから笑い話ですけどシャフリヤール王に嫁いでから30日もしないうちに『もうこんな生活嫌だ!死にたくない!』って私に泣きついてきた時は救いようのない底抜けの馬鹿だと思いましたね」 「えっ私が本気で助けを求めた時そんな事考えてたの!?酷い!」 「私と父さんは止めたじゃないですか」

2018-03-13 12:07:12
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

「周りに止められたにも関わらず、自分で始めた事の収拾も付けられない人間をね、世間は馬鹿って言うんですよ馬鹿」 「ぐうの音も出ない!オズ君助けて!妹がいじめる!」 「…シェヘラザードって偉大な語り部だと思ってましたけど、言われてみればすげえ馬鹿ですね」 「馬鹿弟子おまえぇ!!!」

2018-03-13 12:15:31
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

「酷い…今日一日で何回馬鹿って言われたのさ…」 「……ま、そんな姉さんだからこそ数多の物語を紡げたんでしょうけどね」 「え?何か言った?」 「姉さんはやっぱり私がいないとダメダメって言ったんですよ」 「酷い!」 それでも姉の話をしている時の彼女は、とびきり嬉しそうだった。

2018-03-13 12:40:44
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

【偽魔法使いオズ】 小津鳳真が相棒を救う為に使用したヘビ妖精の髪の毛。その効力は本来であれば一時的なものの筈だった。だが髪の毛の束を一度に全て使用してしまった為に彼の体に変化を起こす。僅かながらに魔力が宿ったのだ。 これにより戦闘に立てるようになった彼は今度は偽キャストとして戦う

2018-03-22 20:10:40
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

…ごめん少し誇張した。戦えるようになったというのは「殴れば一応ダメージを与えられる」「殴られても一撃で死なない」という程度の意味である。 僅かな魔法は身体強化に全て費やしているので何か特別な事ができるわけではない。ぶっちゃけサポーターと真っ向勝負をしても負けるレベルのもの

2018-03-22 20:16:34
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

だがそれでもアシェンと別れ一人で活動する彼にとって、戦う力を得られたのは大きい。 武器はゼペット工房製の巨大鉤爪(ブラクロのストレングスみたいな。最近で言えばパッションリップみたいな感じのやつ) ブンブン振るって相手を引き裂く他、内部に内蔵された火薬で爆発を起こす事もできる。

2018-03-22 20:21:26
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

現在はシェハラザードの命令で未開の地を探索中。闇の軍勢に蹂躙される人々を救う為、キャストを名乗り戦っている。彼の勢力は今では「エメラルドシティ」なる小さな町となった。 人々は救世主の登場を喜んだ。だが彼等はまだ知らない。オズはキャストでも魔法使いでもないただの人間である事を…

2018-03-22 20:29:04
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

アシェンの時と同じように、彼はまた魔法使いを演じ、人々を勇気付けようとしていた。しかし今回はアシェンがいない。彼にできるのは悪足掻きだけ。闇の軍勢に滅ぼされるのも時間の問題だろう。 だがそんな彼の元にカンザスの竜巻に乗って新たなキャストがやって来た時、物語は動き出す━

2018-03-22 20:33:39
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

(尚、そんな魔法使いを詐称した大嘘吐きが、国を作り、巨大な手で、カンザスから現れたキャストを手助けしたという伝承が後世で伝説になり、それを見た未来の創聖が彼をモデルにキャストを作る事になるのだが…それはずっとずっと先のワンダーランドウォーズのお話である)

2018-03-22 20:44:15
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

【オペラ座の怪人】 御伽噺を守るために様々な童話世界で暗躍する正体不明のキャスト。左手が巨大な鉤爪となっている他、様々な武器で物語に仇為すヴィランを始末する。 彼にとって御伽噺とは愛すべき舞台であり、活躍するキャスト達は愛しのプリマドンナ。それを守る為ならどんな犠牲も厭わない。

2018-04-02 10:27:18
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

彼のかつての名は小津 鳳真。「オズの魔法使い」を詐称し、ワンダーランドを巡っていたテイルマスターだった。だがとある童話世界でとうとう彼はキャストを救えなかった。悔やんだ彼は決心する。これ以上キャスト達を犠牲にしない為に自分が戦うしかないと様々な童話のアイテムで自身を強化した。

2018-04-02 10:32:39
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

それによりキャストを支援するだけだった彼はキャストに勝るとも劣らない力を手にする。 だが簡単な話ではない。熱を下げる風邪薬と菌を殺す風邪薬を同時に飲めば体に有害なように、古今東西の異なる魔術を同時に取り込めば相反して害が出る。裏技なんてものではない。ただの自殺行為だ。

2018-04-02 10:40:37
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

だが彼は己が体が崩壊しようと構わない。彼は御伽噺を深く愛し、それを後世に伝えるためなら自分一人犠牲になっても構わないと思っているからだ。 何よりも純粋で、そしてあまりに愚かな理由を胸に青年は童話世界を巡る。彼はオペラ座の怪人。狂気と独善の亡霊。

2018-04-02 10:53:05
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

「御伽噺は何が素晴らしいのか。現実を生きる人々の糧になるからさ。物語で人は希望に前を向いたり、戒めを胸に刻んだりできる。その為に創聖(わたしたち)はお話を書いたんだよ。 なのに現実を生きる君はお話を守る為に死のうとしている。この馬鹿げた矛盾になんで気付かないかな、あの馬鹿弟子…」

2018-04-02 11:03:50
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

彼はお話を愛するあまり、とても単純な見落としをしている。物語とはそもそも人間が生きる為に書かれたものなのだ。その物語を守るために現実世界の人間が犠牲になるなどあってはならない。 彼は独善的かつ盲目的にワンダーランドを駆け抜ける。彼が自身の破綻に気付く事は無い。

2018-04-02 11:19:21
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

【追記】魔法のランプ、鬼神の指輪、灰かぶりのハシバミ、打ち出の小槌…童話の世界によくある「願いを叶える道具」で彼は手当たり次第に力を望んだ。その結果膨大な力を手にするが、並の人間である彼はそう長く耐えられないだろう。 彼が最初に使ったのは千夜一夜物語に登場した「ヘビ妖精の髪の毛」

2018-04-03 09:44:43
ユメ(地下要塞) @CenAsch_kudasai

「師匠には感謝してますよ。あの髪の毛のお陰で俺は力を得られた。俺は今度こそ御伽噺の皆を守るんです」 「私は泣いて後悔したよ…。君は好きな女の子を救おうとしていた。だから力を貸してあげた。なのにこんな馬鹿げた思い上がりに使うなんてさ」

2018-04-03 10:20:20
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