モンハン4G妄想

ノイズ@創作 @cyacye

#創作 俺の心境を察してくれたのか、アイルーはそれ以上突っ込んでこなかった。あいつなりの優しさってやつなんだろう、気の利くアイルーだ。 「それじゃあ、いってくらぁ」 荷物ってぇ言っても、たいした量もねぇ。全てを担いで出口をくぐる。

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#創作 所変わって船の上、只今砂漠のど真ん中。ここまですげーぇ長かったぁ…山越え谷越え海越えてよぉ、最後にゃ大砂漠を突っ切るってんだから度肝抜かれちまったぜ。 いくらハンターが船に乗ってるとはいえ狩場を突っ切るってのは危なくねぇかい？ 「俺が田舎者なのかねぇ…」

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#創作 俺のつぶやきは砂塵に飲み込まれる。なんか喋るごとに口の中に砂が入ってくらぁ、嫌んなるぜ。

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#創作 …オォーーーン…… なんだぁ？すげー遠くから唸るような音が。 音が聞こえたあたりから周りがバタバタと忙しくなる。俺がいる甲板はさっきまで人っ子ひとりいなかったってぇのに今はハンターもアイルーも総動員だ。 「おい！あそこを見ろ！」 ハンターが慌てた様子で全員に伝える。

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#創作 俺もハンターが指差す方を目で追うと…。 なんでぇありやぁ！馬鹿でけーモンスターが船を襲ってんの…か？ 初めて見るデカブツに呆けてる俺を見つけたアイルーが駆け寄って来る。 「何してるニャ！早く船の中に戻るニャ！ハンターさんたちの邪魔になるニャ」

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#創作 その言葉にハッとする。いけねぇ、こうしちゃいられねぇ！アイルーの言う通り早く船にもどらねぇと。俺ぁ、あんなヤツとの戦いに巻き込まれて船から振り落とされるなんてまっぴらごめんだぜ。 アイルーに連れられ、急いで船内に逃げ込む。

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#創作 「ふぅ、ひとまずは安心でぇ。にしてもあのデカブツは何なんで？」 「お客さんバルバレは初めてかニャ？あれはダレン・モーランって言うニャ。たまーにだけど、定期的にバルバレにやって来るにゃ」

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#創作 「あんなもんが定期的にやって来るんで？」 「そうニャ」 ドォン…と大砲の音が鳴り響く中、俺はあっけにとられた。 あんなもんに定期的に襲われて無事ってぇのは、それほどギルドとハンターが頼もしいと思えばいいのか、そんな危ねぇ所にわざわざ市開くなんざ狂ってると思えばいいのか。

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#創作 そんなことを考えながらアイルーと話しているうちに船の前方からでかい鐘の音がした。その瞬間船の中は熱気にあふれる。 「バルバレの鐘の音ニャ。ダレン・モーランの撃退に成功したんだニャ」

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ひとりぼっちの創作日記更新しました。togetterのまとめをさらに小説風にまとめました。読んでいただけると幸いです。　大砂漠を越えて cyacye00711.blog.fc2.com/blog-entry-35.…