鉄腕アトム(1980年版)感想

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

ちなみに、今回の脚本が杉江慧子女史。ロボット物での参加はこれが唯一で 新・エースをねらえ!やベルばらなど女性向けの作品をメインとされていた方だが、この辺り日本テレビの吉川斌プロデューサーが参加されていた繋がりがあり、アトムへの登板もその辺りが関係あるのではないかと　#鉄腕アトム

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また杉江女史と同じ新エースで参加されてた藤川、荒木両氏もアトムの脚本に参加されていたりしている。またその両氏や金子、高屋敷、城山各氏辺りは1980年版アトムと鉄人の両方に参加されており、この辺りも吉川プロデューサー繋がりもあったのではないかと思う。　#鉄腕アトム

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ちなみに第3話でトビオからお茶の水博士がアトミック・ボーイと例えたことでアトムへ改名される。生前にトビオが自分と同じ名前をつけてほしいと頼んでトビオになったそうだが、そう簡単に変えてもよいのだろうか(汗)　#鉄腕アトム

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第4話……お茶の水博士の友人ヒゲオヤジのクラスにアトムが編入される。ふとアストロボーイでも第4話で同じくアトムが編入されていたが、こちらでは既にロボット人権法が確立されている点では最終回でようやく確立したアストロボーイと真逆とも　#鉄腕アトム pic.twitter.com/o8Q9qN6h7z

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ただアストロボーイと逆に、ロボットに対しての差別問題は結構学校でのいじめ問題と交えるように描かれている。シブガキが最初ロボットと同じクラスなのは嫌だと苦言する所はアストロボーイにもあったのだが、その後委員長選挙でアトムが入れた一票のせいでケンイチに負けたとの事で　#鉄腕アトム pic.twitter.com/JqNWFwboHq

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ただアストロボーイと逆に、ロボットに対しての差別問題は結構学校でのいじめ問題と交えるように描かれている。シブガキが最初ロボットと同じクラスなのは嫌だと苦言する所はアストロボーイにもあったのだが、その後委員長選挙でアトムが入れた一票のせいでケンイチに負けたとの事で　#鉄腕アトム

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シブガキがこれを逆恨みして、母親に働きかけて校長へアトムの入学を許すなと抗議する場面がある。この辺りでアトムが落ち込む訳だが、その後お茶の水博士へ自分を追放しようと抗議したシブガキの母から母親は怖いものなのかと尋ねるネタがあり、それにお茶の水博士はそんなことはないと　#鉄腕アトム pic.twitter.com/oQa8JKmyuk

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シブガキ達の乗ったジェットコースターが暴走した所を、アトムが救う(前回のサーカスの特訓ネタが活かされている点は少し細かい)。そしてシブガキの無事に安どする両親から、両親ってよいと考えるようになった事でアトムの両親が作られるのだが、ややそこまでの展開は飛躍してすぎか　#鉄腕アトム pic.twitter.com/IKbghbTUZH

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なお、クラスメイト陣だが多分原作からそのままのイメージでアニメ化されているのは意外にもジェッターマルスで、こちらの場合シブガキが若干アメリカンっぽい(アストロボーイでなおその色が強まる)。あとオリジナルで紅一点のミドリがこっちではレギュラーにいるっぽい　　#鉄腕アトム pic.twitter.com/piCTfd0xT8

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第5話……アトムの両親が開発され、以降新しいアトムの家と共にこの家族で生活する事になる。アトムの両親は原作に出ているようだが正直どんなキャラか私はよく知らず、アストロボーイにも不在だったのでこの辺りお茶の水博士との接点含めてどうなっていくのかと　#鉄腕アトム pic.twitter.com/3KRK12hoIv

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今のところ見ていて未曾有の点になりそうだと思う。アトムの後に両親が作られるのも不思議な話かもしれない。ちなみにこの開発中の両親が今回アトラスに拉致されるのだが、実は母親ともう1機関係のないロボットが拉致されており、いつのまにか父親も拉致されていたと　#鉄腕アトム pic.twitter.com/jlcE9gqYa8

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妙に作画ミス?っぽい箇所がある。それはそうとアトラスは確かに青騎士っぽさを感じさせる。警察に追われていたスカンクを救って再度結託するも、彼の悪事がみみっちい事が遠因で愛想を尽かしてまた離反。この辺りも一応人間不信につながる描写になるのだろうか……?　#鉄腕アトム pic.twitter.com/qYqnB465e5

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そんでもって、アトムに対してロボットたちの世界を作ろうとアトラスは第2話の時と異なり、アトムを同志として誘おうとしている様子も見られる。これにそれは協力できない、両親を返せとアトムは拒むと、お前となら本当の同志になれたかもしれないと残念がる様子は意外とアトラスの　#鉄腕アトム pic.twitter.com/83PTJVJfyK

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本心なのかもしれない。なおアトラスが駆使するゼロセイバーがロボットのエネルギーを吸い取る剣としてなかなかトリッキーな武装として描かれている(名前も恰好よい)が、基地内でマシンガンを連射された事で実質敗北する。第2話の時と比べると意外とあまり強さは変わってない?　#鉄腕アトム

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といった所。次回以降各話のバラエティを優先させた展開になるのではないかと思う。強烈さは乏しいかもしれないが当時を考えると上手く時代に合わせてリメイクされた手堅さのようなものは感じる。期待したい　#鉄腕アトム

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鉄腕アトムについて第6～10話まで少し。この辺りからバラエティ性のある展開に突入しており、アトラス編ともどもスタッフが掴めてきた感じがする。ただそれとは別に第8話のようにやりきれない話とか、第6、10話などでロボット・人間問わず悪に加担していたとはいえ死亡する例が　#鉄腕アトム

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少なからず存在しており、アストロボーイを見た後に入ると結構ハードな感じもある。それはそうとゲストメカデザインが結構ハイセンスなものが多い所が地味に侮れない。　#鉄腕アトム pic.twitter.com/4JH0ix7uHP

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第6話……脚本に高橋良輔氏、絵コンテに神田武幸氏と何か後のダグラムっぽいような不思議な布陣(高橋氏はその後も脚本として続投)話としてロボットランドというテーマパークの裏でアトラクション用ロボットたちが兵器開発を強要されて、兵器密輸のカモフラージュとして　#鉄腕アトム

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ロボットランドが存在しており、そのロボットランドを救ってほしいとアトムは亡命したオデッサ姫から助けを請われる。ロボットランドの背景が微妙に政治的な描写があるのと、アトムが罠に嵌りテーマパークとして表では知られているロボットランドを破壊しようとしたとか罪を着せられ　#鉄腕アトム pic.twitter.com/0cPlWN0Ozn

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逆に犯人として処刑されようとするネタは微妙に政治劇っぽい。こちらはロボットたちが解放されて首謀者の灰戸博士が逮捕されて終わりとハッピーエンドなのだが。ちなみに灰戸博士はお茶の水博士に科学省長官の座を追われたくないならアトムを破壊しろと命じた際　#鉄腕アトム pic.twitter.com/YEoUlLd6Kz

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お茶の水博士は意外にも結構悩んでいたりしていたのは意外だった。最終的にやはりアトムを破壊する事は出来ん!と拒否しているのだが。なお今回アトムを襲いオデッサ姫を拉致したロボット・サターンに対して胴体に風穴を開けて仕留めている。こっちだとロボットでも悪意があって悪事を　#鉄腕アトム pic.twitter.com/mt0onpSdnq

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やらかしているなら、破壊する事も厭わないと結構アトムが容赦ないときもあるので意外だ。この辺りアストロボーイと違い既にロボットの人権が確立している社会と考えると、ロボットが裁かれるとしては正しいのかもしれない。(事情があるとはいえアストロボーイが緩すぎたとも)　#鉄腕アトム

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第7話……宇宙開発用ロボット・フランケンシュタインが落雷を受けて暴走・脱走してしまい、彼がスカンクによって飼いならされて悪事を起こすことで、世間がロボットに対して不信感を抱くようになる話。今回少女スターロボットとの設定があったとはいえ、フランケンに殺害されて　#鉄腕アトム pic.twitter.com/gW5vvr8F9K

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遺体がバラバラにとびちった現場が描かれている辺りふとフランケンだけにホラーの色あいが強い話になっているのかもしれない。こんな状況ゆえに社会に従事するロボットたちのエネルギーが抜き取られたり、倉庫送りにされたり、挙句の果てにシブガキにアトムの父がカツアゲされたり　#鉄腕アトム pic.twitter.com/hqD6jg2QxE

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ちなみに、アトムの両親だが第6話で小学一年生の勉強をしており、今回の描写だと彼らも実際小学一年生として通っている事が判明している。多分アトムより後に作られたからあと思うがシュールな光景かもしれない(何やら原作がそうらしいのだが)　#鉄腕アトム