『ナノ・フリアスの手記』の設定集　＃フライトグライド　＃ラスティフロント

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終わったー! 本文15,618文字にて完成！ さっそくSSを上げまする。 pic.twitter.com/oiPrOz2XJX

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@Wiki さて、反省会をしよう。 まず、核たるテーマが分からなすぎ。 手記の形式でももっと書きようはあっただろ。 こんなん裏話を暴露する前提でないと誰も分からない話になっちゃうだろ。 あと後半がダメ、完全に力尽きて惰性で突っ走った挙句唐突にいい話で終わらそうとしてる。

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@Wiki 例えば、最初に出てくる「鉱山」の説明が全くない。 楽屋裏に聞きに来て初めてわかるような独自設定だし、説明つけてもよかった。 他には、話が淡々としすぎ、オチはあるけどヤマがない。 手記形式だから淡々をイメージしているけど、それにしても薄味すぎた。 pic.twitter.com/W7nV2J08en

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@Wiki 逆に、淡々だからこそ、ここぞというときにキャラの感情が出ている時に言葉の書き分けが光る部分もあると思う。校正サボったからたぶん中途半端になってるだろうけど。 文体による人格形成という面では、現世にいいかんじに毒されてきた中流貴族の質素な坊ちゃんってのを表せていると思う。

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@Wiki まぁ、そんな感じで書評が(自省だけ)飛び交う拙著ですけど、よければごぜひご一読くださいませ。 明日あたりには本編の裏解説を始めちゃうので、今読んでおくとお得ですよ！

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@Wiki 個人的な見どころポイントは「機関」と「器官」の使い分けかなと思っています。

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ラスティフロント@Wiki - ナノ・フリアスの手記 #atwiki www59.atwiki.jp/flightglide/pa… 夕方宣伝。 そろそろ裏解説始めるから、知りたくない人はツイッター閉じてラスフロwikiを巡ってたほうが吉やで。

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さて始めようか。 まずこのSSの根幹になる下書きや思想の部分から。 メモ帳のスクショを張る。 pic.twitter.com/Yfs1lZjMBM

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もういっちょ。 pic.twitter.com/R7bcvkW5SP

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まぁ、B型っていうのは知ってる人は知ってるだろうBD-6krのことだね。 コンピュータを搭載することで制御系を向上させる計画のうちの一つだった。 書いてある通り、「鉱山」から連れてこられた彼女はテクノクラート崩壊後に企業により収穫され、CPUになった。

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帝国の第二紀からの暗い影である無人機計画を引き継いで、コスパのよい無人艦計画を始めた企業だったけど、テクノクラートの育てた人材を無駄に使ったあげく失敗して、この無人艦計画は頓挫。 終戦によって軍事費が勢いよく下がって予算がなくなって企業が倒産。

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CPU自体に問題は他にもあって、まず機能解放した装置によって艦が乗っ取られて暴走したり、薬剤の配合が上手くいかずに性能ががた落ちする自体になった。 彼は彼女と親和性があったため、無意識に暴走を抑えていた。 ただ、艦の乗っ取りを危惧した器官による免疫機能で排除された。

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とはいえ、寿命といえば言えなくもない、ニコラスが頑張ってはいたけど、企業も注入する薬剤の配合に手間取るような手探りだったし、10年耐えたとすれば僥倖だったと言えるだろう。

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彼女は素晴らしい機艦士になれただろうね。 それを機関補助装置の活躍が証明している。 逆に、他の119人は優秀ではなかったか、耐えられなかったということなのだろう。 「学習」計画(発想元はわっふるのアレ)を使ってCPUがCPUを啓蒙して量産するように計画を立てたみたいだけど、結果は

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それで、彼は器官と機関の争奪戦に巻き込まれた形になる。 最初は彼も彼女を彼女だと認識できてなくて、「彼女」のことだと思っていたみたいだけど、本物の「彼女」が聞こえる艦士長との齟齬でだんだん明るみになっていく。

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ずっと前に、F.K.ちゃんに類する話を書いてたんだけど筆が進まないからボツにして、改めて書いた話がこれになるんだよね。 今回のは完結できたのでうれしい。

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元ネタ絵は残念ながら今回リンク張れそうにないんだ。 だって人間だった頃のF.K.ちゃんの絵はもう降ろされちゃってるし、脱走の絵はわっふるさんがボツにしちゃって出てないし。 wikiの帝国軍兵器のリンクで我慢するかな。

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訂正 わっふるさんのアレ

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参考というなら、同じ小説に投稿されてるこれも参考にしてある。 生体機関への(ryた場合(仮) - ラスティフロント@Wiki - アットウィキ www59.atwiki.jp/flightglide/pa… @atwikijpから

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自分のSS読み返せばわかるけど、個人的にはテクノクラートは完全な悪者っていう書き方はしていない。 膨大な規模を誇る会社のような、九頭竜のようなものとして扱っている。 良い面もあるし、それを布石に悪いことをしているところもある。 そんな感じ。

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「鉱山」がまさにその典型で、テクノクラートの支援で貧困を受け止め、這い上がる手立てを示してすらいる。まさにクランダルト帝国の善の側面が見えている。 本編の彼女もその一人だった。 ただし、それがテクノクラートの負の側面に繋がる人材育成の布石でもあったということである。 pic.twitter.com/G575AvSS9f

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ただ、それをこの件で薄々感知した彼に対して、自分は彼に十分な選択肢を用意してやれなかった。 彼を「主人公」や英雄にする手立ては、僕には思いつくことができなかった。

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最後の最後のシーンは『イリヤの空、UFOの夏』のそれを軽くだけど意識してはいる。 でも、中身は別物になったね。

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まずね、今回何を目的にこれを書いたかっていうとね。 「彼女」という言葉を使って読者を引っ掛けてみたかったっていうのが大きい。 ラスティフロントで「彼女」っていったらまずSBのことを指すでしょ。 そのミスリードで引っ張ってどんでん返しをしたかったっていうことなんだよね、うん。

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彼も「彼女」をミスリードさせられたけど、違和感は感じていて、「彼女」がダブったときにハッと気付くわけよ。 そこから、彼は自身の過去の手記を漁り始めて、集めた結果、結論にたどり着くというストーリー構成になっている。