ドリフターズに出てくるEASYってあいつヤハウェじゃねえ？あの漫画ひょっとしてEASYと紫という神二柱の宗教戦争じゃねえ？って与太話

鬱離言葉 @PanicMissile

ホラーゲームやってたら謎の気付きを得たので残しとこう

鬱離言葉 @PanicMissile

ドリフターズのやべーやつの一番の頭の名前って『EASY』って言うじゃないですか。いやヒラコーがEASYってつけた意味自体は分からんけどこの名前である必然性の欠片はあそこにあるのかもしれない

鬱離言葉 @PanicMissile

重要なのはEASYがあの世界に黒王(＝Jesus Christ)を引っ張ってきた存在であるということ、ある意味で救世主キリストの更に上の存在、それこそ神とみなせるということです（三位一体は後に作られただけなので採用しません）　そして最重要なのは『EASY』という名前が4文字なこと

鬱離言葉 @PanicMissile

多くの方がご存知でしょうが「神聖四文字」というのがありまして、ちょっとだけ話がネットサブカルにズレますと、最近で言えば某弁護士の名前をネットに書き込むと訴えられることからKRSWを神聖四文字とかありますが、元は古代ヘブライ語で書かれた旧約聖書における神のYHWHです

鬱離言葉 @PanicMissile

YHVH等の表記ゆれがありますがこれは本題では無いので考慮しないものとして重要なのは四文字であるという事でしてこの後旧約聖書がギリシャ語圏いったりラテン語圏行ったり色々するわけでその辺の流れは正直知らんのですが最終的に英語版で欽定訳が作られた時にですね

鬱離言葉 @PanicMissile

途中でめんどくさくなったのかそれとも複数人で翻訳したのか分かりませんが何故か旧約における神を"God"でなく"LORD"とわざわざ4文字で表記している箇所が多数あります。しかも全部大文字だったはずです。

鬱離言葉 @PanicMissile

これはキリスト教の聖書関係の授業で聞いていてその手の専門家から聞いたので間違いがないのですが英語には当時の時点で既にわざわざGodという単語が存在し、また後半めんどくさいのかGodと書いたりしてるのに、序盤にLORDと表記することがあるのはYHVHという四文字表記への

鬱離言葉 @PanicMissile

羨望のようなもの、あるいは再現すべきという意思が当時あったのでは無いかといわれています（YHVHは古代ヘブライ語の文字では無いですが流石に元は知りません）

鬱離言葉 @PanicMissile

ただこれはあくまで説に過ぎない話なのですが、ヒラコーが黒王をあの世界に引っ張ってきた存在に対して『EASY』という名前をつけ、しかも『Easy』とは書かずに大文字四文字の表記をしているのはひょっとするとそういう意図があるのかもしれません。

鬱離言葉 @PanicMissile

これの"1.1 主"の項目のデータが正しいとすれば少なくとも英語圏とスラブ語圏を載せてくれた人によれば古い年代では大文字四文字で表記しようとどうにか頑張っていた痕跡が見られますね（後の時代になるにつれて消滅する）　ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4…

鬱離言葉 @PanicMissile

>"King James Version 1611"＞"LORD" これがいわゆる欽定訳聖書で英語で書かれたものでは一番有名なものでこういう風に表記されます "THE NEW KING JAMES VERSION 1990"＞"LORD" 1990年まで守られてますね

鬱離言葉 @PanicMissile

守ってないものも多いです。そもそも4文字以内に人の名前どころか名詞が収まらない場合が多いのだと思います。「神」や「主」を表す単語自体が4文字以上であれば不可能ですし、この時代の言語だと（現代でも）大抵格変化と名詞の性がやべーので……（英語にも昔ありました）

鬱離言葉 @PanicMissile

「三位一体はぶっちゃけイエスの言ってることがわけわかんねえから後で作ったんだよ」って先生が仰っていたので旧約が古代ヘブライ語で成立していた時点では神は人間より上位（後にイエスが現れようともなんだろうとも）の扱いを受けていたはずなのでヒラコーは多分そっち路線かなという感じです

鬱離言葉 @PanicMissile

遅くなってしまったのですが、ご指摘の通りで「キリストより上の存在」という概念を安易に用いると多分色んな人にぶっ叩かれます。ぶっちゃけ私も聖書方面詳しくないし相手の家がキリスト者の家系だっただけでなんも言えなくなります。ただ一つだけ確かなのは、

鬱離言葉 @PanicMissile

イエスの伝記を脚色に脚色を重ねて書いた文書の一部であるマタイ/マルコ/ルカ/ヨハネによる福音書の中で、イエスが「俺は神と同一の存在なんじゃ～～～」みたいなわけのわからん事を言って人を騙して求心力を稼いでいたわけですが、後世のキリスト者がそれをあまりにも真に受けすぎてしまい、

鬱離言葉 @PanicMissile

仕方がないので神もキリストもその言葉を伝える精霊も全て同じ超越的存在の化身の一つである（例えるなら無貌の神ニャルラトホテプが3つの形態を取っただけである）という謎の概念を打ち立てざるを得なくなりました

鬱離言葉 @PanicMissile

イエスが俺は神じゃ～～～とか言ってたのは例えるなら日本でも日蓮とかいう自分は釈迦の生まれ変わりだとか言った奴がいたわけでして……

鬱離言葉 @PanicMissile

あと旧約辺りの宗教を元にした時点で成立したキリスト教は実は日本の仏教とかなり状況が似通ってまして、新約聖書には実際主にパリサイ派やサドカイ派等の旧約過激宗派が新興宗教団体であるイエス真理教を邪魔しに来るシーンが度々あるわけですが、

鬱離言葉 @PanicMissile

これは鎌倉新仏教がことごとく平安仏教からぶっ叩かれて親鸞が島流しにされたりしたのと似ています（そして結局新しい方が概ね生き残るのも似ています）（当時の他の宗派に対するイエス真理教もそうだけど基本的に古い宗派ほど無駄なことにうるさくて新しい宗派ほど楽なんだもん）

鬱離言葉 @PanicMissile

そんで最終的にイエスは磔刑に追い込まれるわけですがこれが再悪手で、憎悪と悲劇というものは人間の原動力において凄まじい力を発揮します。他のどんな新興宗教団体ですら持ち得なかったパワーと悲劇と、何よりも「人を愛そう！人生を輝かせよう！それ以外には特に制限無いよ！」というあまりにも

鬱離言葉 @PanicMissile

簡単な教えのために（創○学会があくまで究極的には自分の人生を輝かせるのを目的としているのであの規模の宗教団体──宗教団体というより自己啓発団体の方が実体が近いと思いますが──にしては制約があまりにも緩いのと似ていす）、爆発的に普及して現在の世界はご覧のとおりです。

鬱離言葉 @PanicMissile

というわけでイエスの「俺は神じゃ～～～団体を大きくするぞ～～～」というだけの風来坊で女好きで酒飲で大食らいのおっさんのテキトーな言葉（マジ話だぞ）をあまりにも真に受けすぎた人々の大量発生により神＝イエス＝精霊という謎の三位一体説が発生しただけなので、

鬱離言葉 @PanicMissile

恐らくヒラコーはその辺ガン無視でEASYをイエスの上位存在（人間を超越するマジモンの神）として書いている可能性が神聖四文字表記だとすれば微レ存というわけです

鬱離言葉 @PanicMissile

それだと逆にEASYをぶっ倒そうとしてる『紫』ってなんだろうなぁ……

鬱離言葉 @PanicMissile

あとドリフサイドに対して黒王サイドが、黒王＝イエスが率いている割にはあまりにも憎悪の塊のような人間しか集まらないのは、キリスト教がイエスを殺された憎悪で膨れ上がった団体でありそもそも旧約の元の話自体が憎悪の塊であるという事実を意識している可能性も微レ存ですね