Duke大学病院のレビュー論文「小児と45歳未満の成人での甲状腺乳頭がんのリスク予測」(2017.8.19作成)

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Priamal Fear @PriamalFear

Risk prediction in children and adults less than 45 years old with papillary thyroid cancer tandfonline.com/doi/abs/10.108…

2017-08-18 09:40:13
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

@PriamalFear Duke大学病院のレビュー論文(有料)「小児と45歳未満の成人での甲状腺乳頭がんのリスク予測」 tandfonline.com/doi/abs/10.108… 若年患者における再発やアウトカムの悪化のリスク決定要因の最新レビュー 以下、最後のまとめの和訳 twitter.com/PriamalFear/st…

2017-08-19 03:46:06
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

15.重要な問題点 ・患者の年齢を疾患予後の予測因子とする概念は変わりつつある。AJCCステージ分類システム第7版はカットオフ年齢を45歳から55歳に引き上げているが、大きなコホートでの研究は、今後の甲状腺分化がんのステージ分類で、カットオフ年齢を放棄する可能性を示している。

2017-08-19 03:49:31
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

・すべての患者で、リンパ節転移の可能性を評価するために、外側区域のリンパ節超音波検査を術前に行うべきである。予防的な中央区域リンパ節郭清は、腫瘍が大きい場合、あるいは甲状腺外進展が認められる場合には考慮しても良い。小児の甲状腺分化がんにおける予防的リンパ節郭清の役割はない。

2017-08-19 03:50:12
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

・甲状腺外進展とリンパ菅浸潤は、よりアグレッシブな挙動と関連していることが明らかになっており、放射性ヨード治療が必要となるので、すべての検体で甲状腺外進展とリンパ菅浸潤の有無を調べるべきである。 (著者らは、リンパ菅浸潤をステージ分類の基準に加えることを提案している。)

2017-08-19 03:51:10
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

・甲状腺がんの摘出手術は、手術数の多い外科医(専門分野に関わりなく、年間25例を超える甲状腺摘出術)によって行われることが不可欠である。これは特に、小児患者で不可欠である。医療施設レベルでの小児甲状腺摘出術は比較的少ないため、手術の経験を積むための症例数は、

2017-08-19 03:53:02
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)たいていの場合、成人での経験から借りなければいけない。これらの小児患者の手術は、小児内分泌専門医、外科医、麻酔科医、小児科医、放射線医学専門医や病理医などの多くの専門分野から構成される医療チームにより、手術数の多い医療施設で行われるのが最善である。(以上)

2017-08-19 03:53:23