「今日と明日の地球のために知っておきたいエピソード」⑴「世界核戦争勃発前夜（？）に明かされる秘められた北朝鮮現代史」ジョン・フエッファー〜ジェレミー・スケージル

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TSSP(太陽のイビキ新聞)が贈る「今日と明日の地球のために知っておきたいエピソード」⑴ 「世界核戦争勃発前夜（？）に明かされる秘められた北朝鮮現代史」ジョン・フエッファー〜ジェレミー・スケージル

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“IS DONALD TRUMP TWEETING THE U.S. INTO A WAR ON NORTH KOREA?”

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John Feffer, the director of Foreign Policy In Focus at the Institute for Policy Studies/Jeremy Scahill/ Intercepted podcast, August 6 2017 pic.twitter.com/uuHfsfLjPH

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（インタビュー書き起こし全訳）theintercept.com/2017/08/06/don…

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❶今月15日、北朝鮮最高指導者　金正恩がグアム攻撃見送りを発表したことにより、東アジアと全世界に核戦争勃発の危機はとりあえず回避されました。しかし、危機は本当にこれで回避されたのでしょうか？

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❷金正恩がグアム攻撃を唱えると、トランプが「北朝鮮はかつて人類が見たこともないほどの炎と怒りの制裁を見ることになるだろう」と応酬するなど、最近の成り行きは異常としか言いようがないものでした。

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❸リンゼイ・グラハム上院議員（共和）がNBCに語ったところによれば、トランプは直接グラハムに向かって「もし必要とあれば、アメリカは北の核プログラムもろともに北朝鮮そのものを地上から完全に抹殺する準備がある」と語ったと言われています。

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❹北朝鮮がメディアで語られるとき、非難は必ず金正恩の狂気と独裁に集中する傾向にあります。しかしなぜ北朝鮮がこのような国となるに至ったか、その歴史については長い間語られることがありませんでした。

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❺そこで予定を変更して、「今日と明日の地球のために知っておきたいエピソード」第一回目として、“IS DONALD TRUMP TWEETING THE U.S. INTO A WAR ON NORTH KOREA?”

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❻/ John Feffer, the director of Foreign Policy In Focus at the Institute for Policy Studies

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❼/Jeremy Scahill/ Intercepted podcast, August 6 2017IPC全訳（インタビュー部分）を紹介します。

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❽ジョン・フエッファーはインスティチュート・フォポリシー・スタディの共同創始者で特にアメリカ外交と中東並び朝鮮半島の歴史の研究者として知られており、 pic.twitter.com/XEcc4S8aE0

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❾ “Splinterland”、“North Korea/South Korea: U.S. Policy at a Time of Crisis”　などの著作があります。

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➓ いっぽう、聞き手のジェレミー・スケージルはThe Interceptの共同創始者で “Dirty Wars: The world is a battlefield” “Blackwater”、 pic.twitter.com/VshwvTUhWF

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⓫ “The Rise of the World's Most Powerful Mercenary Army”などの著作があります。 なお、書き起こし原稿はラジオに内容を加えてより総合的に編集しなおされているようです。

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⓬先史・有史を通して、日本はこの地域と切っても切れない深く親しい関係を保ち続けてきました。でも、今は日本人にとって北朝鮮はあまりにも近くてあまりにも遠い国。考えてみるとこれはとても大変不思議な話なのです。そのことも頭の隅に置いて読んでいくと、より合点が行くのではないかと思います。

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「世界核戦争勃発前夜（？）に明かされる秘められた北朝鮮現代史」ジョン・フエッファー〜ジェレミー・スケージル

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“IS DONALD TRUMP TWEETING THE U.S. INTO A WAR ON NORTH KOREA?”

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/ John Feffer, the director of Foreign Policy In Focus at the Institute for Policy Studies

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/Jeremy Scahill/ Intercepted podcast, August 6 2017から（インタビュー全訳）

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①ジェレミー・スケージル（以後、JS）：ジョン・フエッファー、インターセプトにようこそ。 ジョン・フエッファー（以後、JF）：呼んでくれてありがとう。

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②JS：私があなたから話を聞きたいと思ったわけは、一つには最近の米朝関係の緊張とそれから、マイク・ペンス（アメリカ合衆国副大統領）が4月に非武装地帯を訪問したことについてあなたの踏み込んだ意見を聞きたかったからですが、

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③その前に、北朝鮮の歴史について基本的なことをまず話してもらえますか？どうして私たちは今こういうドツボにはまっているのでしょうか？現在の金正恩政権に限らず、それ以前の北朝鮮の歴史について、どうして朝鮮半島は二分されたのか、朝鮮戦争では何があったのか、話してもらえますか？

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④JF：そうですね。むしろ朝鮮戦争以前にまでさかのぼって、この地域が歴史上、常にスーパーパワーの境界にあって、その干渉を受けてきたということを理解することから始めることが重要だと思います。いつも隣には中国がいたし、近代に至っては帝国主義日本による悪名高い植民地支配がありました。

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⑤20世紀の半世紀近い間、日本が植民地支配していたわけです。ですから、第二次世界大戦で日本が破れたことは、彼らにとっては文字通り、長い間待ち望んだ＜初めての＞解放だったわけです。