「ラノベのレシピ」スピンオフ2
旨くとりようのある伏線でごまかして、設定に余裕を持たせておくことが出来れば、話の展開次第でどうにでもいじれて楽なんだろうなぁ(そうそううまくできれば苦労しないだろうけど) RT @Aznyan_Ultimate: RT @ichiro_sakaki: #sousaku
2011-03-20 22:03:13@mission_quest まあ、伏線云々はまた少し別の話になりますが、その通りですw #sousaku
2011-03-20 22:06:56いずれにせよ。改めてまとめると、キャラ設定というのはあくまで「キャラ」というものと「物語」との繋ぎであり、その機能を果たさない部分は作り込む必要は(あくまでプロットの段階では、ですが)ありません。細かな設定が無ければ「生きた人間」感が出ないのも事実ですが、 #sousaku
2011-03-20 22:08:58その細かな設定も当初の「物語と直接的に影響し合う」設定から逆算し、あるいはそれを阻害しない程度に書き込んでいけばよい訳で、キャラ設定の「芯」はやはり、能力の値だの趣味だの何だのではない、という事です。 #sousaku
2011-03-20 22:11:18@ichiro_sakaki うーん、でも個人的に、榊先生のツイッター講座見てれば「物語に奉仕」云々の考えが頭に入ってる気がしますが
2011-03-20 22:07:29@tirinku ああ、いや、要するにああいうイベントにおいて、ライブでつらつらそのまま流しちゃうと、「頭に入ってても意識しない」場合があるのだな、という。 #sousaku
2011-03-20 22:12:36@ichiro_sakaki 当日ロフトプラスワンで拝聴した者ですが、例えばあのトースターからの発想の件を「飛躍」と感じてしまうような人が、そこから先生方のような創作向けの脳味噌を作っていこうとした場合に、具体的な訓練の仕方のようなものはあるのでしょうか?
2011-03-20 22:08:18@KFusho 訓練という程大袈裟ではないんですが。ごく簡単な言い方をすれば、設定を一つ追加する度に、それが「場面」として活きている所を必ず連想してネタ表みたいにしておくといいかも。設定:「背中に天使の羽根の様な傷跡がある」→場面:風呂場でどっきりの際に云々 #sousaku
2011-03-20 22:15:12@ichiro_sakaki 回答ありがとうございます!実は疑問に思っている事がありまして。連載の場合、始めはただのモブキャラで、マクガフィンでしかなかったキャラがいつの間にか物語に「積極的介入」する作品があったりしますよね? そういう保険としてキャラクターを作る事もありますか?
2011-03-20 22:10:23@muhyoooo あります。ただこれはある意味、「さあ今から応募作作るぜ」って人には難しいというより、一歩間違うと首しめる要素になりかねん(キャラを動かし切れなくて自縛/自爆とか)ので、「応募作」を作る際にはあまり言及しないのです。シリーズが前提ですし。 #sousaku
2011-03-20 22:17:10伏線というよりも、どこまで話の展開(とその中で動く個々のキャラ)が頭の中に浮かんでいるかなんでしょうね? RT @ichiro_sakaki: @mission_quest まあ、伏線云々はまた少し別の話になりますが、その通りですw #sousaku
2011-03-20 22:11:55@mission_quest ああ、そう、まさにそれです。 #sousaku
2011-03-20 22:17:33例えば「逆算して作られた細かな設定」の一つが「トースター少女」における「ニクロム線を熱する能力」であり、「能力を制御する為にかつての教官がそう教え込んだ」であり、「親に虐待を受けて育った」であったりする、と。 #sousaku
2011-03-20 22:19:52イベントでもやりましたが、「トースター」という言葉から色々な小説、漫画、映画、の場面や設定、会話を思い浮かべて、流用できるものを考える。その中からいけそうなものを、本作用に再調整して組み込む。これがある程度の密度になると、キャラが「活きて」くる。 #sousaku
2011-03-20 22:22:11一つ面白い例を挙げましょう。私がHJ文庫で出させて貰った「姫様はお年頃!」のヒロイン、ナナですが。これ、同人誌版も存在しまして、これを大幅に改稿したのがHJ文庫のものですが。絵師の深山師には、同人版の画をお見せしていないのに、ナナのデザインはそっくりなんですな。 #sousaku
2011-03-20 22:24:09勿論、割と外見描写は緻密に書いていた方ですが、それでも、ほぼ同じキャラ画になったのは私も驚きました。まあこの辺が、「活きている」=「一定の存在感がある」証なんだろうなあとも思います。 #sousaku
2011-03-20 22:25:50@ichiro_sakaki 多くの人は模倣から入るので、キャラ設定といって浮かぶのが、二次創作的な、固定した記号と関係性なのかなと。オリジナル長編を書くような場合は、設定はドラマを動かす原動力であり設定自体、最初と最後で変化するもの、というのを分かってもらうのが大切なのかなと。
2011-03-20 22:22:48@nk12 なるほど、そうか……そうですね<固定した記号と関係性 #sousaku
2011-03-20 22:28:29@ichiro_sakaki なるほど……。そうやってできた設定メモの整理作業を想像するとちょっとゾッとしますが……w 勉強になります。ご回答、ありがとうございました。
2011-03-20 22:23:33@KFusho ああ、もう本当に覚書程度でいいんですよ。慣れてくれば、「この設定からは当然、こういう場面出てくるよな」とか無意識にやるようになるんで、整理もいらなくなりますw #sousaku
2011-03-20 22:29:39@ichiro_sakaki キャラを物語に付随させる場合では物語にあったキャラにできるのですんなり行くけど、スペックで考えた場合はそのスペックでの運用を考えなくてはいけない点でつまずいてるのかもしれません #sousaku
2011-03-20 22:21:21@FancyUmi スペックだけを推し進めて、そこから逆に物語を変則的に作る、という方法もあるんですけどね。シェアードワールドとかはその方法もあり、つうかある意味、逆手にとると「まどか☆マギカ」になる訳でw #sousaku
2011-03-20 22:27:17@FancyUmi 「魔法少女」「魔法少女っていえばファンシーなお供の生き物だよな」「でも実際、いきなりあんなの出てきて契約とか言ったら胡散臭いよね?」「実際胡散臭かったりするとどうだろう」「ああ、詐欺師の魔法生物?」「そう」「子供だからあっさり騙されたりw」 #sousaku
2011-03-20 22:31:53@FancyUmi 実際にこんな会話があったかどうかは知りませんが、スペックというか「王道」や「基本」を先にずらーっと並べて置いて、その間を縫うようにしてひねくれた別要素を加えると、それだけでお話が出来たりもしますなw #sousaku
2011-03-20 22:32:54@ichiro_sakaki なるほどありがとうございます。しかしそう考えると連載って難しそうですね・・・。他のキャラクター論も参考になりました! と、またあつかましく質問があります。最近の多くの物語は主人公より脇役が目立つ、分かりやすく言えばカッコいい、人気が出る傾向ですよね。
2011-03-20 22:34:14