まおううけしりとり

コメリーヌ3世 @okomesan_PARK

@MA0U_PARK 暇だから魔王受シチュしりとりしよ〜！！ しりとりのし！ 『し』シュラートラウムの祝福を受けたフェルディナンドは星結びを終えてなお、あの時の安眠が忘れられなかった。「その…夢の神に祈ってくれないか」振り絞った言葉と赤くなった耳。見上げてくる潤う目。「では、長い夜が終わったら」『ら』

ぐーてん @veilana

@okomesan_PARK 裸体を見せつけるボファニティウス。がっしりとした筋肉に抑えつけられるとフェルディナンドでは身動きする事が出来なかった。「くっ、離せ。ボファニティウス。何をしているのか分かっているのか？」ボファニティウスのライデンシャフトが青白く光り始めた。

伝説のナースゴリラ🦍 @nursegorilla

@veilana @okomesan_PARK ただでさえ大きいであろうボファニティウスのライデンシャフトがさらに大きくなり、フェルディナンドは青ざめるとともに、身動きできないこの状態に何もできず唇を噛む。

うきわ @MA0U_PARK

@okomesan_PARK 爛々とひかる眼　まなこでだから「こ」で　うけかもよくわかんないらくがきですまん pic.twitter.com/dN3DTH0R0S

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コメリーヌ3世 @okomesan_PARK

@MA0U_PARK 『こ』「これ以上はっ…、許されないぞ…っ」フェルディナンドは焦燥を感じていた。「誰に、許しを乞うのですか？許すのはあなたです、フェルディナンド様。許されないのであれば、どうぞ止めろとご命令を」こちらに向けられるのは、諦めたような瞳。何を、諦めたというのか。私の、ことか？『か』

うきわ @MA0U_PARK

@okomesan_PARK かつての居場所　「しょ」または「よ」かな？ pic.twitter.com/1tucQeEBxG

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コメリーヌ3世 @okomesan_PARK

@MA0U_PARK 『よ』「よく来たな」そう言って部屋で出迎えたフェルディナンド様は、随分やつれているように見えた。「私は貴方様の側近です。お呼びであれば何時でも」……知っている。本当はこの方のお気持ちは自分には向いてはいないことを。しかし、必要されているのだから、応えるのが私の仕事だ。『た』

うきわ @MA0U_PARK

@FONZUKI_TL さっきのおこめさんのシチュの　これ以上は許されないぞ pic.twitter.com/DGdyPSNhaB

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伝説のナースゴリラ🦍 @nursegorilla

@okomesan_PARK @MA0U_PARK 『た』ただお側に置かせていただけるだけでも身に余る光栄なはずなのに……そうは思いながらも心は期待してしまう。「随分やつれているようなので、マッサージをいたします」ついつい貴方様に触れる口実を作ってしまうのは私の悪い癖。『せ』

コメリーヌ3世 @okomesan_PARK

@sanatyann_PARK @MA0U_PARK 『せ』閃光のような眩しさだ、とフェルディナンドは思った。それは今まで生きていた世界には存在しないもので。 「フェルディナンド！ゆくぞ！」 名前を呼ばれるということが嬉しいことだと感じたのは、初めてだった。それだけのことで、世界が少し優しくなった気がした。 「はい、兄上」『え』

伝説のナースゴリラ🦍 @nursegorilla

@okomesan_PARK @MA0U_PARK 『え』「エックハルトの様子がおかしい」そうフェルディナンド様に相談されたのだが、つい先日私の一言でフェルディナンド様のことを意識してしまうあまりに空回りしてしまっているだけで、私にとっては普段通りの何物でもないのだが……「どこもおかしい所はございませんのでご安心ください」『い』

名な @bamboo_hanazono

しりとりで「い」だからいい湯だなしか思い浮かばなくて、趣旨となんか違ぇって思った落書き。供養。 星結び後のイメージで描いてた。魔王絶対こんなセリフ言わない……言ったとしても「淑女ならもう少し恥じらいなさい！」とか……？？？ pic.twitter.com/SedmZ46aU6

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コメリーヌ3世 @okomesan_PARK

@sanatyann_PARK @MA0U_PARK 『い』意識が少しだけ遠くなった気がした。あまりにも、気持ちがいい。 「ふぇる、でぃなんど」 「っはぁ…ふっ」 深く、しかし優しく、舌が絡みついてくる。これで兄というのだから、笑えてくる。 思わず背中に回す手に力がこもる。 これは罪か過ちか——それとも。『も』

コメリーヌ3世 @okomesan_PARK

@FONZUKI_TL 「行かなくては」 フェルディナンドは今まで過ごしてきた城から、これから過ごす神殿へと足を運んだ。振り向きそうになった心を身体の奥底へと押し込める。 「準備が整いました、フェルディナンド様」 「ゆくぞ」 過去に囚われても拉致があかない。前を、向かなければ。

よみこ @yomiko_ans

@okomesan_PARK @sanatyann_PARK @MA0U_PARK 『も』 もう、終わりにせねば。理性の鳴らす警鐘に急かされ、暁闇のなかで起こそうとした身体を、髪の先に絡まった指が留めた。 ｢う、フェル…？｣ 寝ぼけたように名前を呼ばれる。離れることを諦めて瞳を閉じた。 ……あと少しだけ。 何に対してそう思ったのか、自分でもわからぬまま。『ま』

みりん @IMO_PARK

@toko99y @okomesan_PARK @sanatyann_PARK @MA0U_PARK 『ま』まだ離れがたいなど、いつから私はこんなに強欲になってしまったのだろうか。ふっと自嘲の笑みが浮かぶ。私の心を自由気ままにかき乱しておいて其方はいつか去っていくのだろう。わかっている。求めてはいけないということくらい、理解している。ただ、今だけ、私が不要になるその時までは、

コメリーヌ3世 @okomesan_PARK

@fuyuimo @toko99y @sanatyann_PARK @MA0U_PARK 『は』初めは、そんな感情は持ち合わせていないはずだった。何時からだっただろうか。 「ジルヴェスター、」 思えば思うほどに、心が踏みにじられていく。出来ることなら、気付かないままでいたかった。ただの家族のままでいたかった。誰にも赦されることのないこの感情は、何処へ。『へ』

よみこ @yomiko_ans

@okomesan_PARK @fuyuimo @sanatyann_PARK @MA0U_PARK 『へ』 「変じゃないか」 「変とは？」 「フェルディナンド様のご様子だ。何と言うか、最近、ジルヴェスター様とおられる時に、その」 「エックハルト、お前は何も考えずに主に仕えていろ」 「……何だと？」 「分らぬなら詮索は不要ということだ。……中途半端な鋭さは、身を亡ぼすぞ」『ぞ』

みりん @IMO_PARK

@toko99y @okomesan_PARK @sanatyann_PARK @MA0U_PARK 『そ』 「…そ、そこ…っは、やめ...ッ！」 「フェルディナンドは、いつまで経っても、ッハァ、一向に、素直に、ならぬなッ！」 「…ぅあっ！ンッ…じ、じるゔぇすたー、もう…ッ」 「あにうえ、だろう？」 「あッ、んぅ…ふッ、あに、うえ...ッ」 『つ』

伝説のナースゴリラ🦍 @nursegorilla

@fuyuimo @toko99y @okomesan_PARK @MA0U_PARK 『つ』 「続きは？…………っ、違う！」 思わず零したのであろう。言ったあと顔を赤くしているフェルディナンド。何度もイッて辛そうだから我慢していたものの…… 「そんなことを言われて止められるわけがなかろう。今の言葉を後悔するなよ？ちゃんと続きをしてやる」 『る』

コメリーヌ3世 @okomesan_PARK

@sanatyann_PARK @fuyuimo @toko99y @MA0U_PARK 『る』 「ルングシュメールの癒しを」 「…ぅあッ…はぁ…っ…」 じくじくと傷んでいた部分から、強制的に痛みを取り除かれる。…痛みはなくなったが、気分はこの上ないほど最悪だ。 フェルディナンドは、その原因を軽く睨みつける。 「フッ…その眼なら、まだ、いけるな？」『な』

コメリーヌ3世 @okomesan_PARK

@FONZUKI_TL 「…ルッツのことだが、」 「はい？ルッツですか？」 「ルッツも私と同じように、家族同然の存在なのだろう？まだ、その気持ちは変わらぬのか？」 「あら、フェルディナンドが妬いてくださるなんて」 「ばっ…！そうではない！」 「さて、どうでしょうね。うふふん」

よみこ @yomiko_ans

@okomesan_PARK @sanatyann_PARK @fuyuimo @MA0U_PARK 『な』 ｢な、何を！｣ 振り払おうとした手は逆に捕まれ捻りあげられた。 ｢何を？わかっているでしょう？｣ 薄く浮かべられた笑みが闇を孕む ｢離、せ｣ ｢嫌です｣ その言葉と共に、寝台に押し付けられ、口を塞がれた。 ｢んっ、くう｣ 唾液が魔力を帯びて、甘い痺れを呼び起こす。『す』

コメリーヌ3世 @okomesan_PARK

@toko99y @sanatyann_PARK @fuyuimo @MA0U_PARK 『す』 澄み渡った空の中にぽつりと浮かんだ白の正体は、一羽のオルドナンツであった。 『話がある、城へ来い』 元の形へと戻った魔石をフェルディナンドは数瞬見つめたあと、手を伸ばす。そして、自らの指先が僅かに震えていることに気付く。 「情けないな」 ——自答しごまかすは、恋慕。『ほ』