『神造切手 之 夢』【夢の話68】

実際に見た夢の話です。あっさりと忘れるせいで脈絡が無く、オチなんて物もありません。心の広い方向け。
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天晶 @tensyou99

自分は切手を集めていた。 といっても自身のためではない。知り合いのためである。 その知り合いは随分と昔に姿を見せなくなっていた。自分は渡す先がない切手を、そいつがよく来ていた場所に置いておく。外ではあるが、風雨にさらされにくい場所だ。 #夢の話

2017-07-16 23:01:59
天晶 @tensyou99

すこしずつ、切手の量が増えてくる。自分は切手が置いてあるところを囲むようにして小さな小屋を建てる。 さらに切手が増えてくる。いつの間にか自分が置いた記憶のない切手まで置いてある。 だが、知り合いは帰ってこない。 #夢の話

2017-07-16 23:03:49
天晶 @tensyou99

小屋の前面に金属の取っ手が付いた観音開きの扉が設置された。もちろん自分がつけたものではない。正直、よくできている。 中の切手も、さらに増えていっていた。 だが、知り合いは帰ってこない。 そんなある日、小屋の前に鳥居が建った。 #夢の話

2017-07-16 23:04:55
天晶 @tensyou99

鳥居は少し変わった形をしていた。横の柱の数がすこし多い。通常の2本の下に、左右にとび出ない柱が2本、すこし透間を空けて渡してあった。 自分はそれを見て、ああ、ここには神が宿ったんだな。と、何となく納得する。 #夢の話

2017-07-16 23:05:41
天晶 @tensyou99

ふと、自分の顔見知りの女性が近くを通りかかった。社の近くにある木の枝を無造作に手で払おうとする。 その枝には小さな切手が張り付けてあった。 ここには神様が宿ってるから、気をつけてな。と、自分は女性に忠告する。#夢の話

2017-07-16 23:06:10
天晶 @tensyou99

え、ああ、そうなんだ。と、女性はどこか納得した声を上げながらその枝を払おうとした手を下げた。その女性の視線が自分の後ろを見ているような気がして自分は何気なく後ろに目を向けた。 #夢の話

2017-07-16 23:08:15
天晶 @tensyou99

そこには木製の看板が立ててあった。そこには【一礼、二拍手】と墨のようなもので書いてある。いったい誰が作ったのだろうか。 自分はその看板を見て、あいつはいつになったら帰ってくるんだろうな。と、ぼんやりと思う。 #夢の話

2017-07-16 23:08:55
天晶 @tensyou99

で、終了。 起きた時に、不法投棄が絶えない場所にお地蔵さんを置いたら不法投棄がピタリと止まった上に花が供えられて小さな小屋が建った、という話を思い出しましたね。 #夢の話

2017-07-16 23:09:22