柏vsFC東京 柏の3点目解説

羊 @GP_02A

柏vsFC東京、柏の3点目が柏とFC東京のネガトラに対する戦術の差、そして現在のFC東京の問題点全てが出ていたようなシーンだったので少し解説。守備組織が無いという事がよく解るシーン pic.twitter.com/oFInIKxbIW

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柏vsFC東京、柏の3点目。FC東京はボールを失った際の事も考えた攻撃ができていないので、ロングボール放り込んだ後にセカンドを拾えるポジションに選手が不在。東が出るも拾えず。FC東京の前線は何となく前から行きたいものの後ろが付いてこず、前後分断されたFC東京の中盤をスイスイ進む柏

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左→右のサイドチェンジから中途半端に高いDFラインの裏を伊東が突き、クロス。PA内にはクリスと武富の2枚。柏はボールを失った際の事も考えた攻撃をしているので、クロスを入れる際には、そのセカンドを拾うためにDHがバイタルまで進出するのが決まり事となっている

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DHが中央のレーンを押さえ、その隣のハーフスペースはSBorSHが対処するのが今季の決まり事。柏は被カウンターに対するネガトラがしっかり設計されているため、今季27試合26失点。その内被カウンターでの失点は4/8H清水戦の2点と8/26H新潟戦（自陣パスミス）の1点、計3点のみ

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ボギョンが拾い、小池がキープ。小池がキープしている段階では5-4で守っているFC東京だが、守備参加していたはずの永井と大久保がフラフラ～と前に出て居なくなってしまったので、5-2で守る羽目に（画像は5-4） pic.twitter.com/obOs7SLr3x

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サイドに流れるクリスに丸山が付いて行き、FC東京のDFラインに穴。そのスペース目掛けてインナーラップする小池。マークに付いて行く東。DFラインのスペースのカバーリングに入る高萩。クリスがボギョンに落とし右サイドに人数を掛けて攻める柏

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DHの東と高萩が動かされてバイタルには誰も居なくなっているのに、永井と大久保は画像左端で歩いているだけで何もしていない。本来であればバイタルのカバーに入らなければならないシーン pic.twitter.com/gcdwp4HTdK

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中央から右に流れてクリスからの縦パスを受けようとした小池に付いて行く太田。ここで中の武富にパスが出るが、応対した高萩は武富と伊東との1対2。ワンツーで簡単に裏を取られる。後は武富が決めるだけ

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このようにFC東京は人数こそ掛けて守っているものの、5バックの迎撃の意識が高くなっている事もあって簡単に人に付いて行き、スペースを晒す。しかしそこに対する中盤のカバーリングが決定的に足りていない。特にボールサイドの永井の動きは全くもって不可解としか言いようがない

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右WGの大久保は時折最終ラインまで戻って守備をするなど、神戸時代を彷彿とさせる守備を見せていたが、このシーンでは中央のカバーリングを怠った。逆サイドなのでカウンターに備えて前残りしていた、という言い訳は立つが…