レジェンズ世界帰りガル様概念

葛　鈴子 @omutan

後から設定されたもを取りこんでいくタイプの人間なので、「ガル様がメガトロン様に比べてワガママっぽいのはレジェンズ世界で過ごした記憶がおぼろげにあるから」という説を打ち立てています。

葛　鈴子 @omutan

レジェンズ世界のメガトロン様は、そこが元の世界じゃないことを知っていて、側には記憶のないスタースクリームがいた。玩具を手に入れるために、ただ暴れるよりもスタースクリームを使うことを選んだ。スタースクリームはそれに応える。二度と戻ってこないはずの日々が、そこにはあった。

葛　鈴子 @omutan

メガトロン様はレジェンズ世界で「宇宙にただ一人の破壊大帝」でも「デストロン軍団の指導者」でもなかった。戦争も闘争も必要のない世界で、ただ一人を除いて部下も宿敵もいない世界で、ただただ、スタースクリームに甘えていた。

葛　鈴子 @omutan

メガトロン様が暴れたのは二度。同じ異世界から来た破壊大帝と語り合い、『破壊大帝』としての本性を思い出した時と、レジェンズ世界の創造者に欲望を煽られた時。後者の際に彼が止まったのは、今一度スタースクリームがナル光線キャノンを放ったから。もう一度死んでしまいそうになったから。

葛　鈴子 @omutan

スタースクリームの魂が、異世界から呼び出されたアレクサによって鎮められて元の世界へ帰るのを見て、メガトロン様もまた元の世界へと帰る。――スタースクリームのいない世界に残ることを、選ばなかった。元の世界へ戻ったメガトロンの機体は目覚めぬ長い休眠状態にあった。

葛　鈴子 @omutan

機体の傷を癒すために、メガトロンの魂もまた休眠するが、そのうちにレジェンズ世界でのことは夢か何かだと処理された。けれど、その心の中には自分が望むままに、部下を好き勝手に使って、喜怒哀楽を前面に出して過ごしていた日々の残滓があった。楽しかったのだろう。だから、目覚めてからも。

葛　鈴子 @omutan

戦争のない世界での幸せな思い出を、戦争のある世界で、邪神の狂気を身に宿して出力したのが、スーパーリンクのガルバトロン様なんじゃないか。子供みたいにはしゃいだ世界の欠片を抱いて、大人の世界に戻らないといけなかったんじゃないか。だから、前作より若く見えるんじゃないか。そんな妄想。

葛　鈴子 @omutan

ただ、UW世界やレジェンズ世界のことを考えるとナイトスクリームなんやねんの謎が深まるばかり。