「中山道ウォーク」全記録〜信濃路篇〜

思い立ったのは小学生の時。
地元板橋区にある板橋宿について学び、中山道という道が遠く京都へつながっていることに思いを馳せた。

月日は流れ、高校生となった2013年2月3日。その構想を実行に移す時が来た。
起点は東京・日本橋。ここから中山道を基本的に旧道に沿って歩き、1日が終わったら宿泊または帰宅する。次は前回打ち切った場所から再び歩く、を繰り返し、7県6令制国を越えて京都・三条大橋へ。距離にして533.9 km、気の遠くなるような距離だが、いつかたどり着くことを信じて歩き出した。

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長野県とほぼ同じ領域を指す信濃国は、日本の令制国面積でも3番目(明治初期の区分では北海道に次ぎ2番目)の面積を誇る広大な国であり、中山道も非常に長い旅路となる。しかも、それまでの関東平野とは異なり、山道に次ぐ山道、まさに「1日中山道」の名をほしいままにする。中山道最大の難所である碓氷峠から始まり、中山道最高峰の和田峠もそのうちにある。
ここでは信濃国を横断する中山道のうち、木曽路を除き、東京側にあたる佐久・諏訪・塩尻地域の旅路についてまとめる。避暑地として名高い夏の軽井沢や、大河ドラマの舞台を進む、約90kmの長旅。

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木曽路篇

第5回中山道ウォーク　2016年8月7日(日)～8月10日(水)　坂本→下諏訪

第6日目　8月7日(日)

• 18 坂本→軽井沢　9.6 km　5時間10分

(安中市・長野県北佐久郡軽井沢町)

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