合唱組曲「飛行機よ」より「三つのソネット」部分の解釈。

個人的覚書。思いつきによる辻褄合わせ。
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けいりん🧸🍁🦁🐦🩷 @koukounaries

歌い終わって数日経ってからなぜか「飛行機よ」の歌詞、特に「三つのソネット」の意味が気になって言葉をひねくり回している。練習中に考えろよw

2017-09-20 21:03:31
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「郵便夫」と「(郵便)配達夫」って同じものだよなあ、そうすっと「花々を読み」と「花圃を忘れる」は対だし、おそらく「花々を振りまこう」も同じ花のことだよなあとか、この辺が気になって。しかも作曲者的には「小鳥に」なることと終曲の「翼」は関連づけられているのではあるまいかとかあれこれ。

2017-09-20 21:07:23
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でもでも「花々を読み」ってこれは僕が読んでるのか、郵便夫が読んでるのかよくわかんない。

2017-09-20 21:08:30
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前二編だけだと詩作に関する詩かなという気もするんだけど、「櫻の実のうれる頃」を踏まえると、ものすごいギリギリのとこで現実と切り結ぼうとする詩のようにも思えてくるのです。その末に「墜落ならばできるのだ」なんて歌が配置されてるかと思うと、これは辛い。辛すぎる。

2017-09-20 21:11:31
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半分くらい言葉にせずにイメージだけで考えてるのでうまく説明できないw

2017-09-20 21:15:58
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だいたい郵便夫って何だよ。あんた誰的唐突さなんだが。メッセンジャー。運ぶもの。自らは言葉を作らずただ存在するものを伝える。

2017-09-20 21:21:43
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「限りなくお前を突き放す」ってのは客体化するってことではないかしらね。そして知る=抱きしめる。

2017-09-21 00:03:11
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郵便夫とは「僕」自身のある状態またはある性質を指してるんじゃないか。つまり無自覚に現実にある美しいもの=花々のことを語るだけの自分。しかし「僕」は愛を知りそれについて、またその対象について語ろうとする。

2017-09-21 00:08:31
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だが愛の喜びだけを奏でる「小鳥」になることは、花圃や歳月=現実を忘れさせ、「名前の外側」=語られ得なくなった世界に「無窮の不幸」があることをも忘れさせてしまう。からそれゆえ「小鳥となるな 少なくとも僕はなるな」

2017-09-21 00:12:44
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現実では青春は終わり、「祖国のため」と称して歌が止まり、愛が見捨てられ、友は死ぬ。だが、そのフレーズの空虚さにもかかわらず、人のうちには優しさが見出される。かつて無自覚にそれについて語るだけだった「花々」を、新たな決意、確かな意志を持って「振りまこう」と「僕」は言う。

2017-09-21 00:19:07

一応辻褄は合ったかな。