飲料水ほかについての放射能の安全基準について

三谷武司(@takemita)氏がWHOの飲料水の安全基準、IAEAの安全標準の概略をわかりやすく訳して説明されています。 日本の基準がWHOの基準より甘く設定されたというデマにだまされないように。 補足:WHO安全基準は通常時、非常時の2段階に設定されており 非常時(放射能が拡散しているとき)はIAEAの基準を使用するようになっている。 続きを読む
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三谷武司 @takemita

水道水の放射線の基準値、「日本政府がWHOの基準よりも30倍も勝手に緩めた」というデマはまだまだ絶賛拡散中の模様。WHOの報告書の日本語版が出たからみんなちゃんと読もうね http://bit.ly/fAldox (12-13頁)

2011-03-24 20:03:15
三谷武司 @takemita

飲料水のI-131の3,000Bq/kgというIAEA基準=OIL6がどういう基準かというと、非常時を前提に、これを上回ると、「無制限の一般消費を許可するにはさらなる調査が必要」というもの。下回れば、「乳幼児、子供、妊婦を含め、誰が飲んでも安全」という値。

2011-03-24 20:54:12
三谷武司 @takemita

ただし、OIL6を上回った場合でも、「代替となる食糧、牛乳、水が入手不可能で、摂取制限により深刻な栄養失調、脱水症状が起こると見込まれる場合には、代替が可能になるまでの短期間摂取してもよい」とのこと。

2011-03-24 20:57:50
三谷武司 @takemita

OIL6の値は、「すべての食料、牛乳、水が汚染されている」という前提のもとで、「最も弱い人(乳幼児や妊婦)を考慮して」定めてられているので、これを上回ったとしても、「食料、牛乳、水が摂取に適さないとは言えないかもしれない」とのこと。

2011-03-24 21:02:31
三谷武司 @takemita

以上は、IAEAのCriteria for Use in Preparedness and Response for a Nuclear or Radiological Emergency http://bit.ly/fbyONk からの引用でした(52頁下の方)。

2011-03-24 21:04:38
三谷武司 @takemita

こんなん出とったんか!  /WHO「日本で水道水を飲用しても、ただちに健康上のリスクが生じるわけではない。それはなぜか。」 http://bit.ly/g2seVq

2011-03-26 04:58:53
三谷武司 @takemita

WHO「日本で水道水を飲用しても、ただちに健康上のリスクが生じるわけではない。それはなぜか。」 http://bit.ly/fDY1iF

2011-03-26 05:56:11
三谷武司 @takemita

WHO「WHO の飲料水水質ガイドラインは、原子力危機に際しての基準値とすべきではない」 http://bit.ly/fDY1iF #genpatsu

2011-03-26 06:54:33
三谷武司 @takemita

ご指摘ありがとうございます! 確かに、英語版だとmSvになっています。日本語版は間違いのようですね。 RT @ffisherma: @takemita ...1年飲んだ時の被曝量のように聞こえます。... 少なくとも単位がμSV/年ではなくmSV/年のオーダーになるかと思います。

2011-03-26 12:25:58
三谷武司 @takemita

.@ffisherma さんのご指摘を受けて、単位を修正し、すこし補足する文章を入れました。 /WHO「日本で水道水を飲用しても、ただちに健康上のリスクが生じるわけではない。それはなぜか。」 http://bit.ly/fDY1iF

2011-03-26 13:23:54
三谷武司 @takemita

【拡散】 WHO「日本で水道水を飲用しても、ただちに健康上のリスクが生じるわけではない。それはなぜか。」 http://bit.ly/fDY1iF #genpatsu #hibaku 「WHO基準がなんとか」と言ってる人は、とりあえずWHOのサイトくらいは見るべき。

2011-03-26 20:13:12