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時の囚われ人たちへの哀歌~物語「WHITE ALBUM2」を読み解きながら
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え~、「で、朝P、『月姫』やったの?」というお問い合わせをいただくのですが…。そこがにわかの悲しさでですね…。何を言いたいかというと要するに、 やってるわけないぢゃないですかぁ! ヤフオクで余裕で1万円超えなのはまあともかく、OSがウィンドウズ95/98ですよ。
2017-07-26 22:29:41![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
まあ天袋とかを漁れば、Win98とかMeとかのボロマシン、出てくるとは思うのですが、後片付けを思うと… ていうかですね、「YU-NO」もリメイクされるんだから、「月姫」もリメイクしなさいよ、と。 あれですか? 「月姫」って、やはりR18でないと難しい内容でしか?
2017-07-26 23:08:48![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「でしか」って何だよ、「ですか」ですよ。 いや、「FGO」がここまで当たってしまうと、TYPE-MOONとしてR18は出しづらいかもしれないかなあ、と。で、「月姫」がR18でないと成立しないなら、もう出せないかもなあと、余計な気を回してしまう。
2017-07-26 23:18:27![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
しかし、こんなに「エロゲ」「エロゲ」と書きまくっている新聞記者って、私くらいだろうなあ…
2017-07-27 00:44:35(2-1b)余話「アンナ・カレーニナ」
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「WHITE ALBUM2」、小春エンドのインパクトがようやく収まってきたので、仕事の様子を見つつ、数日以内に再開するつもり。ただ小春エンドを上回る展開があるようなので、コンプリートした後に果たして他の物語を受け付けられるか不安。真面目に「アンナ・カレーニナ」読み直そうかしら。
2017-07-27 17:36:44![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
調べてみたら7月1日から放送していたのですな。最近、アニメは一部しか見ていないので。とりあえず「WHITE ALBUM2」のアニメ版、チェックせな(ニコニコで有料配信しているのは確認済み)。
2017-07-27 22:30:29![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「WHITE ALBUM2」をプレイしながら、しきりと思い出していた「アンナ・カレーニナ」、電書を買ってしまった。まだ冒頭だけど、思い出した。トルストイは俗物を描くのが本当にうまかったっけ。単に俗物を俗物として描くだけでなく、人間みな同じレベルだと感じさせる。俗物への愛がある。 pic.twitter.com/0vSXqSY3BH
2017-07-28 23:43:28![](https://pbs.twimg.com/media/DF1Gd0EVwAAbOdy.jpg:medium)
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ちなみに、これは光文社の新訳版(望月哲男訳)です。米川正夫作品がパブリックドメイン入りしているため、彼の翻訳の電書はきわめて安価に手に入るのですが、やはり新しい訳で読みたかったので。
2017-07-28 23:53:51![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
移動中にスマホで読む「アンナ・カレーニナ」(望月哲男訳、光文社版)、手軽でいい。アンナとカレーニンとヴロンスキー以外は、名前と人物像の結びつきを忘れているけど、読み進むうちに思い出してくる。トルストイは、ひとたび物語を語るモードに入ったら、本当に無敵レベルにうまいと改めて。 pic.twitter.com/zp0uuxMMek
2017-07-30 10:55:44![](https://pbs.twimg.com/media/DF8p8VNUIAElG1C.jpg:medium)
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夕方ごろ「アンナ・カレーニナ」(望月哲男訳)第1部読了。ちょっと戸惑っている。記憶通り、描写は素晴らしくリアルで心理描写も細やか……なんだけど、本当に肝心なところ、例えばアンナとヴロンスキーがどのようにして惹かれ合っていくのか、その過程がない。一足飛び。第2部以降にあったっけ?→ pic.twitter.com/BB6euRayPf
2017-08-01 21:01:27![](https://pbs.twimg.com/media/DGJGjuYU0AAxEhn.jpg:medium)
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→あるいは、失恋した傷心のリョーヴィンが、鉄道で故郷の駅に戻って、自分を取り戻すところ。ここも唐突、一足飛びにこの描写になっている。あれほど手ひどい振られ方をしながら、故郷の馬やそりに触れただけで立ち直っている。となると、振られたのも大したダメージではなかったのか? pic.twitter.com/JhvN9V6oTP
2017-08-01 21:12:55![](https://pbs.twimg.com/media/DGJH9o1UMAYDiqc.jpg:medium)
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「アンナ・カレーニナ」第1部読了というのは、全体の8分の1くらい読んだ感じ。実は「WHITE ALBUM2」をプレイしながら「アンナ・カレーニナ」のことが思い出されてならず、それで読み直そうという気になったのですよね。「WA2」の精妙きわまりない心理描写を超えるものとして→
2017-08-01 21:18:35![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
→「WHITE ALBUM2」の小春エンドも、全体の8分の1くらいでしょう。このルートでは、春希と小春が互いに惹かれ合う過程が、実に緻密に、きめ細かく描かれています。その説得力は、少なくとも「アンナ・カレーニナ」第1部より上。何と、部分的評価ながら、エロゲが古典を上回ったぜ。→
2017-08-01 21:29:53![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
→もちろん「WHITE ALBUM2」の方にも弱い部分はあって、最後の最後の「元カノ(自称)」の振る舞い、これはそれ以前の彼女の執着の深さから考えるとやっぱり掘り下げが浅い。しかし伏線はきっちり張ってあり、相応の理由付けもある。説得される読み手もいるかもしれない。う~む。
2017-08-01 21:36:59![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
確かに心理描写だけならどこに出しても恥ずかしくない位素晴らしいからな。エロゲシナリオを古典と比べる何ておこがましいと思う人もきっと沢山居るが、本当に文章と真摯に向き合って欲しい。殆どが劣悪という事実は否めないが、稀に天才もいるから侮れない。 twitter.com/tanji_y/status…
2017-08-01 22:08:53![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「アンナ・カレーニナ」をトルストイの最高傑作に挙げる人は多いんですよ。私は「戦争と平和」の方が上だと思うけれど、「アンナ」が傑作なのは間違いない。でも少なくとも最初の8分の1くらいを虚心に比較したら、「WHITE ALBUM2」の方が部分的とはいえ勝っている。エロゲ怖い…
2017-08-01 22:24:23![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
あ~、あれはエロゲですね。主人公が人間のクズ系の。私が高校の現代国語の授業で読んだ頃は、まだ世の中にエロゲなるジャンルがなかったもので。「アンナ・カレーニナ」、名作なのは間違いないですが、最終的に「WHITE ALBUM2」の方が上という評価になるかもしれません。どうしましょw twitter.com/raven2020/stat…
2017-08-01 23:13:22![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@tanji_y 「アンナ・カレーニナ」は未読ですが、大学時代にオタク友達連中と「舞姫はエロゲだよね」「しかも最後の選択肢を間違えてバッドエンドに行くっていう」という話はしてました。
2017-08-01 22:35:57![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
わはは、いや、私、トルストイは大好きなんですよ。「戦争と平和」は生涯ナンバー1の小説だし。ただ「アンナ・カレーニナ」は、記憶していたのとちょっと違いますね。読み返してみて何か違和感があります。何なんだろう。それも確かめる読み直しになりそうです。 twitter.com/raven2020/stat…
2017-08-02 01:06:12![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@tanji_y 「作品Aが名作なのは認めるし俺もそれ好きだけど俺にとってはBのほうが上なんだー!」という感想は主張は十分アリですし、そう思ったのならそれでいいのではw 世間の評価と自分の好みを合わせる必要はないのです、と釈迦に説法してみます。
2017-08-02 00:39:35![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
何に反応したのかと思ったら、「アンナ・カレーニナ」の「カレー」なんだね。 うん、別におバカはいいんだよ。お互い、太らないようにしようね。 twitter.com/miku_cho_bot/s…
2017-08-02 01:20:47![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
検査待ちの暇つぶしにスマホで読書。「アンナ・カレーニナ」第2部、ペテルブルグ編。相変わらず筆は冴え渡っていて、社交界の愚にもつかない無駄な会話まで読ませてしまう。サロンにアンナが登場した場面など、簡潔な筆で「ヒロイン登場」をくっきり印象づける。本当に素晴らしい。 pic.twitter.com/AiAuZUGNXg
2017-08-03 12:03:28![](https://pbs.twimg.com/media/DGRfzjBUIAE7hpf.jpg:medium)
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アンナとヴロンスキー、ペテルブルグに戻って来ちゃいましたけど、相変わらず二人がなぜ惹かれ合ったのかの描写はなし。だいぶ後になって回想されるのか。それともひょっとして、これは恋愛などどうでもよく、破滅こそを主眼においた物語なのか(自分の記憶と違うけれど)。
2017-08-03 12:22:59![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「アンナ・カレーニナ」が、不貞を働いた男女の破滅を描くことに主眼を置いた物語かもしれぬことは、冒頭に作者が据えた聖書からの引用でも察せられます。それなら、二人が恋に落ちた過程はどうでもよく、その後が本筋になる。ただ、作者の神の筆が二人をとてつもなく魅力的に描いてしまったのだと。 pic.twitter.com/RPXRJFDSMb
2017-08-03 13:28:58![](https://pbs.twimg.com/media/DGRzYbrV0AAJb7v.jpg:medium)
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これは「WHITE ALBUM2」を書く前の発言なのかしら? twitter.com/fumiaki_maruto…
2017-08-03 22:40:29![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
もともと僕は痛い話が好きなんで、そういう話もやってみたいですね。登場人物はみんなすごくいい人たちで、その人たちがよくしよう、よくしようと頑張っていくんだけど、どんどん泥沼にはまっていくような。「がんばってるのになんでこうなるんだろう、うまくいかないね私たち」みたいな。
2017-08-03 22:21:53![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「アンナ・カレーニナ」(望月哲男訳)相変わらずぼちぼちと読み進む。恋に落ちてからのアンナとヴロンスキー両者の会話と描写、うまい。会話と地の文の相互補完性をフルに活かしている。とはいえ、なぜ二人が恋に落ちたのか、相変わらずわからない。これはもう長期戦で行くしかない感じ。 pic.twitter.com/kbBl2jp83Y
2017-08-04 00:04:34![](https://pbs.twimg.com/media/DGUE2PbVwAIpxd6.jpg:medium)
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