iaku「ハイツブリが飛ぶのを」(2017)感想まとめ
- takuyayokoyama
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iaku『ハイツブリが飛ぶのを』とは言え、iakuはiaku。台詞の上手さは尋常ならざるものがあるし、何だかんだで中年男女の孤独な心情は描けている。ただ『粛々と運針』を見ていれば「iakuという劇団の本当の力はこんなものじゃない!」と叫びたくなるのも無理はない。
2017-10-19 22:38:15iaku『ハイツブリが飛ぶのを』もう1つの不満は、あのようなSF的・非日常的な設定がありながら、それがメインのドラマとうまく絡んでいなかったこと。こんな設定でなくても描けたドラマなのでは。たとえば『エダニク』の舞台が食肉工場でなければならない必然性と比較すると、遥かに落ちる。
2017-10-19 22:34:16iaku『ハイツブリが飛ぶのを』劇作上の大きな不満点は2つ。1つは、主要人物の1人が「便利キャラ」そのもので、彼自身には人間的なドラマが感じられないこと。その便利キャラのおしゃべりで都合よくお話が転がっていく展開は、「ストーリーのために人間がいる」感じがする。
2017-10-19 22:30:56iaku「ハイツブリが飛ぶのを」@こまばアゴラを見ました。セットや衣装でもわかる通り、今回はどことなくファンタジー寄り。ネタバレにならないよう言葉を選びますが、これって事故じゃなくて事件で、その隠蔽だからナンチャラ…などと深読みしすぎているのは私だけですか?よかぜす!
2017-10-19 22:24:25iaku『ハイツブリが飛ぶのを』予想通りと言うか想定内と言うか、『粛々と運針』には遥かに及ばないし、『エダニク』『車窓から、世界の』よりも落ちる。そうは言っても普通に面白いのだが、iaku作品としては、これまでに見た中で一番下。さすがに毎回『粛々と運針』レベルは無理に決まってる。
2017-10-19 22:22:15iaku「ハイツブリが飛ぶのを」素晴らしかった。飛ぶのを、の後に何が続くのだろう?と思っていたけれど、その後に何が続いてもいいという託された肯定。悲劇的な災害の後でも、季節はめぐり、新しく出会いなおすように季節をむかえる。丁寧に紡がれる会話は品がよくて、ずっと見ていたい。
2017-10-19 22:13:11こまばアゴラ劇場にて iaku「ハイツブリが飛ぶのを」観 阪本さんの美しいこと。 緒方さんの潔いこと。 感極まり嗚咽しそうになりました。終演後、阪本さんにお会い。客席にはウォーリーさんがおられおしゃべり。小野さん!ももちゃん!て。なんかすべてうれしくて、雨も寒さも忘れれた。さいこう。 pic.twitter.com/HgSJu03Fej
2017-10-19 22:11:41iaku『ハイツブリが飛ぶのを』横山拓也、上田一軒。被災地で生き残った妻(阪本麻紀=記憶喪失、毅然。徐々に若返る)、遺族8人を埋葬して夫を待つ。妹の遺体を埋葬に来た男(緒方晋)と画家(佐藤和駿)。やがて夫(平林之英)も。災害の跡と浮気の跡が重なり、荒涼たる雰囲気。関西アクセント! pic.twitter.com/e243zCzEFv
2017-10-19 22:02:34これまで見た社会派的な作風の作品とは明らかに一線を画した作品。iaku「ハイツブリが飛ぶのを」@こまばアゴラ劇場 - 中西理の下北沢通信 simokitazawa.hatenablog.com/entry/2017/10/…
2017-10-19 21:54:42iaku「ハイツブリが飛ぶのを」@こまばアゴラ劇場 - 中西理の下北沢通信 simokitazawa.hatenablog.com/entry/2017/10/…
2017-10-19 21:51:57iaku新作開幕、横山拓也が手応え「苦境においても温かさを感じられる作品に」 #ハイツブリ natalie.mu/stage/news/253… pic.twitter.com/AuJLdzZCaX
2017-10-19 19:32:48