水島広子『対人関係カウンセリング(IPC)の進め方』創元社
- nasaAsukai
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ストレス領域が「役割の変化」のときの目標:クライエントが新しい役割を、よりポジティブな、より自由な方法で見られるようにすること。新しい役割において必要とされることについて、「できる」という』感覚を育てることによって自尊心を取り戻すこと。
2011-03-26 19:01:14進め方としては、失った役割の評価を促進する、感情の表現を励ます、新しい状況に適したソーシャルサポートシステムと新しいソーシャルスキルを育てる。「役割の変化」の宿題:悲哀と同様に、古いものを振り返る。新しい活動を励ま す。
2011-03-26 19:01:45「社会的孤立」はクライエントの社会性が乏しく対人関係をうまく持てない状況のストレス領域。 気分変調性障害のこともあり、IPCのストレス領域として選ばれることはほとんどない。
2011-03-26 19:02:08ストレス領域が「社会的孤立」のときの目標:過去において意味のあったかもしれない関係の例を探し、そして新しい関係を築き始める。
2011-03-26 19:02:18進め方としては、幼少期における家族との関係など過去の重要な関係を振り返るとともに、新しい関係のモデルとしてカウンセラーとの関係を利用する。
2011-03-26 19:02:474)IPCを終える(第6・7回面接): 第6回面接:IPCのカウンセリング関係を終結することが目的。具体的なストレ スに対するクライエントの進歩、クライエントの入手可能なサポートを強調する とともに、終結についてきちんと話し合う。 第7回面接は予備。
2011-03-26 22:54:56終結には何らかの不安を感じるため、症状がぶり返したと感じることが多い。 このことをきちんと伝え、終結後に再び面接を行うのは、最低8週間空ける。
2011-03-26 22:55:045)IPCを実行する上でのさまざまな問題点とその対処法:IPCと通常の医療との 関係。クライエントが別の治療を求める。クライエントがカウンセラーを友人や 家族の代わりにする。IPCの経過中に病気が発症する。クライエントがカウンセ...
2011-03-26 22:55:146)Q&A:初回面接を効率的に進めるよい方法は? IPCマニュアルにおいて、ま だ身体的検査や精神医学的診断が完了していない人の扱い。「身体表現性障害」 はIPCで扱えるか?
2011-03-26 22:55:22付録:IPCの修正版(FEPP)-IPCとCBTの統合。対人関係療法(IPT)とは。IPCの効 果エビデンス。軽度のうつを精神科以外の領域で扱うことの意義。プライマリケ アの可能性。
2011-03-26 22:55:37以上。水島広子『対人関係カウンセリング(IPC)の進め方 ― 軽度のうつやストレスを抱える人への援助』創元社 http://amzn.to/gdr6C7 IPCとは、精神科に紹介する必要がない程度のうつに対する対人関係カウンセリング。
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