仲俣暁生氏と小田切博氏によるメディアに関する対話と上杉隆氏への質問状
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どうしても歴史に目が向いてしまう。目前の危機を考えるためにどこまで遡上できるか。個人の体験や記憶だけでは限界が。
2011-03-30 07:09:10しかしイデオロギーがなくなったなんて嘘っぱちだったな。潜在していた各種のイデオロギーが顕わになった震災後。
2011-03-30 07:11:41いま奈良・平安時代まで遡ってます。日本人はホントに地震とともに生きてきたんだね。RT @t2enonu: 企画やりませんか? RT @solar1964: どうしても歴史に目が向いてしまう。目前の危機を考えるためにどこまで遡上できるか。個人の体験や記憶だけでは限界が。
2011-03-30 07:23:16@solar1964 フィクションもそうですが、この機会にチェルノブイリやスリーマイルが、あるいは911や湾岸戦争、ベトナムが、阪神大震災やオイルショックがどう報じられてきたかが自省されるべきだと思います。「他人事」だったときに自分たちがなにをいってきたかを直視すべきでしょう。
2011-03-30 07:35:38@smallboxman 人文系の雑誌や書籍はそれをやるべきですね。僕がいま読んでいるのは中公新書の「地震の日本史」。これは言説やメディアの話は抜きで、考古学と歴史学からの息の長いアプローチ。
2011-03-30 07:40:05@solar1964 雑誌や書籍、あるいはアカデミズムの仕事なのかもしれませんが、新聞やテレビが自ら率先してそれをやらないと、もう自浄能力もへったくれもないんじゃないかと思っています。
2011-03-30 07:47:52@smallboxman 新聞やテレビには難しそうだよね、それは。専門家と素人をつなぐジャーナリズムが機能せず、ポピュリズムに偏りすぎ。「文学者」の行動や意見はもちろんまったく参考にならないし。
2011-03-30 07:55:36@solar1964 たとえばオイルショックのときのトイレットペーパーの買占めはこれまで「当時のひとが勝手にやった」みたいにいわれてきたわけですが、今回の水の買占めを見るとネットを含めたメディアによる風評形成が大きいじゃないですか。
2011-03-30 08:00:02@solar1964 だったらオイルショック時の買占めも報道の影響が大きかったかもしれない、そういうことをメディアサイドが考えなかったら自殺行為ですよ。ネットで発言してる言論人含めて今回も特に考えない気はしますが。
2011-03-30 08:03:16@smallboxman 災害時に案外パニックは起きないことは『災害ユートピア』でも書かれてた。パニックは「見えない恐怖」への対応だから、被災地では起きない。メディアは「部外者」のために視覚的スペクタクルを必要とする。その不在が逆に放射能への過剰な恐怖を呼んでいるのかも。
2011-03-30 08:06:22@smallboxman 被災にあった現地では人心はむしろ結びつく傾向にあるのに対し、安全な場所にいる人間の心のほうが、メディアを介して分断される傾向がある。被災地とは逆に、東京では家族や友人関係にヒビがはいった人が多いはず。
2011-03-30 08:09:21@smallboxman 「風説の社会史」、みたいな本があるかどうか探してみます。ところで、歴史上最大の風説被害ってなんだろうね。それこそ反シオニズムとかそういうあたりに行き着いちゃうのかな。
2011-03-30 08:11:48@solar1964 今回記者会見等で露になったのは、安全圏がどこかわからなくなった途端にメディア側が率先して恐怖にやられてるってことだと思います。現地取材してない東京の記者だからってのもあるでしょうが、フリーも含め東京に張り付いてる日本のメディアはデマ出してますよね。
2011-03-30 08:17:14@solar1964 現場作業員の話聞いてるのが国内では毎日新聞くらいで、あとは海外メディアばかりというのも象徴的だと思います。
2011-03-30 08:19:43@smallboxman パニックはむしろメディアのほうに起きている。ソーシャルメディアへの過剰な言及もそのあらわれかも。昨日はNHKのクロ現まで「ヤシマ作戦」を連呼していて正直ドン引きでした。
2011-03-30 08:24:41官邸での会見に出たがるばかりでまったく現地取材に行こうとしないフリージャーナリストはホントに「ジャーナリスト」なのか、なぜ誰も疑問に思わないのかな。どう考えてもただの扇動者じゃないの?
2011-03-30 08:25:19@solar1964 今回は「ネットすごい論」ははっきりおかしいですよ。僕らはそれこそ震災発生直後からネット上で山ほどデマが流れ、無責任な扇動がなされているのもリアルタイムで見ている。抑制が働いた部分もあるが、そうじゃない部分もはっきりある。
2011-03-30 08:30:22@solar1964 ネットが冷静で、メディアがパニックってことではなく、ネットもメディアなので、有用性の評価とは別に、風評やパニックの新たな発生源になっている部分をちゃんと見たほうがいいと思います。
2011-03-30 08:39:15@smallboxman インターネットが物理的に「分散ネットワーク」として通信面で電話より機能したのは確か。でもそのこととメディアとしての力が混同されているし、メディアに関わる人ほどそう思いこみたがる。ただ今回は流言やデマが可視化された分、いろんなことが見えやすかったかも。
2011-03-30 08:43:06英国メディアが取材できているのに国内のメディアはとりにもいってない。この点でフリー、ネット、マスコミ問わず現在の日本のジャーナリストは大差ない。>英サンデー・テレグラフに「福島50」の原発事故作業員の声 http://tinyurl.com/4lb2c55
2011-03-30 09:25:33あまりにもやり口が醜悪だ。もう直接書こう。なぜ上杉隆氏 @uesugitakashi は現地取材に行こうともせず、記者会見に潜り込んで放射能の危険性を喧伝することしかしないのか。危険性の問題についても独自調査や専門家の取材をしている様子はない。
2011-03-30 09:49:58危険性の問題を報道するにしろ、現地で直接作業員の取材をできている媒体がある以上、実態を取材したほうが説得力は増すはずだ。それをやらず公式発表にのみコミットしようとするのは、上杉氏 @uesugitakashi 本人が怖くて福島に近寄れないからではないのか。
2011-03-30 09:54:29上杉氏 @uesugitakashi はこの点について少し落ち着いて考えてもらいたいと強く思う。恐怖に駆られている人間が冷静な報道などできるわけがない。東電のサボタージュや隠蔽はたしかに問題だが、それと危険度の評価は別だ。上杉氏は自分の危険への判断の妥当性を担保できているのか。
2011-03-30 09:59:25なお上杉氏 @uesugitakashi は両論併記的に自身への批判もRTすると公言している。私のこの一連のツイートも上杉氏によってRTされるはずである。
2011-03-30 10:02:39