アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、太陽の使者鉄人28号32話脚本:「主人公と中高年の交流」を強調するための布石

アニメカイジに感動し、かつ高屋敷英夫さんは子供~大人になるまで、よく見る名前なので気になった…と思ったがこの方の歴史は膨大すぎた。 今回は太陽の使者鉄人28号32話脚本。 前回は太陽の使者鉄人28号28話脚本。 https://togetter.com/li/1177790 続きを読む
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まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本1980年版鉄人28号32まとめ5 また、同氏が好きなシチュエーションと思われる、中高年と年下の主人公との交流も、強調するための装置が脚本にあるような気がする。 カイジ脚本でも、石田さん・おっちゃんとカイジとの交流が強調されるように設計されている。

2017-12-10 16:05:17
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本1980年版鉄人28号32まとめ6 今回、オーギャン警部と正太郎の交流を強調するために、後半は大塚警部が怪我でリタイアする。まさに「脚本の都合」。 また、高屋敷氏のロボットアニメに対するポリシーとして、生身の人間の戦いも描かれる。

2017-12-10 16:12:01
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本1980年版鉄人28号32まとめ7 こうして見てみると、演出でも脚本でも、高屋敷氏は「自分の好きなもの」を出すための要素作りが上手いのではないだろうか。 年を経ると、脚本にて、その能力が多いに発揮されることになる。

2017-12-10 16:21:16
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本1980年版鉄人28号32まとめ8 1980~82年は、高屋敷氏が演出と脚本、両方の仕事を掛け持ちしていた過渡期かつ重要な年でもある(特にジョー2脚本)。 今回の「脚本」のネタ元に、ルパン三世2ndの「演出」が使われているのは面白い。

2017-12-10 16:27:51
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本1980年版鉄人28号32まとめ9 これを見るに、高屋敷氏にとって「脚本」と「演出」の距離は近いのかもしれない。 演出には脚本の経験を、脚本には演出の経験を使えている。 脚本と演出の相関関係について、考えさせられた回だった。

2017-12-10 16:38:19