白田秀彰先生「原発推進派や反対派があるのなら、原発白樺派や原発耽美派があってもいいのでは？」

ロージナ茶会 / 峰盛山 旭霜 @RodinaTP

あと、私を原発容認派として見る人がいたようだけど、私の togetter 以前の発言を読んでくれれば、そうでないことがわかると思う。わたしの文科系的懐疑と懸念への反応として、正確な科学的知識の欠如として容認派の皆さんの教育的指導を受けてきたことが判るはず。

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以前にも表明した、今般の電力問題に対する私の見解を文学的に表現しておこう。

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私は、日本人の美意識が陰翳によって生まれたとの説を支持する。ゆえに、計画停電は、それを思い出させた意味で、一分の功ありとする。燈明や蝋燭のかそけき明かりの中に浮かぶ部屋は、たとい変哲のない白い紙壁であっても、陰翳の諧調を生む。私は、月明かりの夜や、夏の夕涼みを密かに楽しみとする。

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利便はいかに産業はいかに、と問われることは判っている。しかし彼らは、すこしく耽美派に道を譲らざる得ない。物質的困難をただ物質的に乗り越える道が推され、われ等は災害に災害を重ねた。この困難を乗り越える道として精神のあり方が顧みられる時がきた。情緒の復興もまた、日本復興の道なのだ。

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原発○○派が30000viewに近づいていることを知ってて、それに追加的に吹囀するのは、いかにも上品でないと逡巡しつつ、思いついてしまったので書きたいのです。それでは、いきます。

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原発80's群像派「避難します」出張から帰ったら、部屋のテーブルに妻の書置きがあった。避難先は書いてない。「やれやれ」僕はタイを緩めながら、停電で暗いリビングのカーテンを開けた。明るい陽射しのテラスに、見知らない白犬に水を飲ませてる女の子がいた。犬が僕を見て言った。「寄付百億円」

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原発女学生文学「お姉さま、霞草は捨ててしまうの？」「ええ民子さん。原先生から、ほら、百合を頂いたから」「私には、百合の香りは強くて…」「でも、直ちに貴方の気分に影響するものではないはずよ」民子は、いけられた百合の香りにむせながら、霞草が教室の床へ星のように零れ落ちるのをみていた。

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原発戦前少年文学「やあ！」東田君は、力いっぱいコンクリイトを流れの中に投げ込みました。しかし、轟々と音を立てる流れを堰きとめることはできなかったのです。すると、原発博士が叫びました「おがくずと新聞紙だよ！」「そうか！」東田君はそばにあったそれらを元気よく流れに投げ込みました。

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また、浮かんだので、リクエストにあった、原発余裕派を公開しようと思います。ある意味、予想されている部分ではないかと思うのですけど。

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原発余裕派 「これから核技術も発展するでしょう」と弁護した。すると、男は、すまして「滅びるね」と言った。男は、薄ら笑っている。そのくせ言葉は落ち着いている。男は言った。「理論より応用は脆い。応用より運用は脆い。運用より……」間をおいた「運用より人間のほうが脆いでしょう」と言った。