【横山光輝「三国志」講座149「敗走」】
- yms_karuta
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【横山光輝「三国志」講座149「敗走」01】 前回の「赤壁の戦い」147話とTweetしてしまっていた部分もありますが、148話です。そして今回の「敗走」の巻が第149話になります。申し訳ございません。
2017-12-22 12:51:40【横山光輝「三国志」講座149「敗走」02】 赤壁の戦いにおいて、魏軍を襲った炎は未だ消えず。戦場は大混乱となっております。右往左往する魏軍に対し、特徴的な兜のシルエットだけでわかる太史慈も、曹軍陸上部隊に対して攻撃開始。兵たちを倒すだけなく、兵糧からなにから全て焼き払っていきます。
2017-12-22 12:53:56【横山光輝「三国志」講座149「敗走」03】 曹操はというと、前方の陣地が敵に襲われている様子を見て、進行方向を変えようとします。と、そこに、雪崩を打ってやってくる敵兵。こちらは甘寧の部隊です。こころよく我が刃を受けよ、という甘寧に対し、曹操はわわわ、と驚くばかり。
2017-12-22 12:56:00【横山光輝「三国志」講座149「敗走」04】 曹操の部下は、あわてて応戦します。甘寧に立ち向かう兵士たちですが、完全に雑魚扱い。しかし、曹操はこの間に逃げ始めます。甘寧は追おうとしますが、曹軍兵士の必死の守りで、曹操はこの場を脱出することに成功します。
2017-12-22 12:58:14【横山光輝「三国志」講座149「敗走」05】 息も絶え絶えの曹操。ずいぶん逃げたようですが、着いたところは烏林(うりん)の西、宜都(ぎと)の北という位置。そんな所まで来たか、と曹操。あたりを見回して、突然笑い始めます。どうしたんでしょうか。
2017-12-22 13:00:20【横山光輝「三国志」講座149「敗走」06】 曹操が言うには、この地形を見て、周瑜も孔明も思ったほど大した器ではないと感じたと言います。どういうことか、と部下が尋ねると、もし自分だったらこの地形に伏兵を置いて敵を全滅させると言います。こんな手抜かりをやるようでは、赤壁の一戦も偶然だと。
2017-12-22 13:03:51【横山光輝「三国志」講座149「敗走」07】 なるほど、と言う部下。しかしそこに現われたのが趙雲です。ここから、曹操の「げえっ」祭りが始まります。突っ込んでくる趙雲とその部隊。ひーっ、と悲鳴をあげる曹操。部下が我々が防ぐから早く逃げろというと、曹操は一目散に駆け始めます。
2017-12-22 13:06:45【横山光輝「三国志」講座149「敗走」08】 追う趙雲に対し、曹軍兵士は決死の覚悟で当たりますが、珍しく目を開いた趙雲の敵ではありません。容赦なく痛めつけられる曹操の残軍。逃げる曹操は懸命ですが、曹操の周りを固める部下の数も30を数えるほどとなっています。
2017-12-22 13:08:31【横山光輝「三国志」講座149「敗走」09】 無情なことに、この時雨が降り始めます。それは篠突くばかりの豪雨。もし、この豪雨がもう少し早く赤壁に降っていたならば、赤壁大戦の勝敗はわからないものとなっていました。しかし、今となっては11月の雨は、肌にしみ通り、曹操や部下の体力を奪います。
2017-12-22 13:10:14【横山光輝「三国志」講座149「敗走」10】 疲労の極みに達した曹操ですが、未だ敗走劇は終わりではありません。曹操の首を狙う呉と玄徳軍。激しい追撃戦の続きは、また次回です。 今回はここまで。
2017-12-22 13:13:02