- kanjanieitoda
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1 いつもの仲間で遊んでる中にふと現れた彼女 『誰あれ』 《ああ…俺の彼女の友達》 『ふーん』 一目惚れだった その日から集まる中に必ず彼女がいて、少しずつ距離が近づいて二人で会うようになった 「あーおいしかった!ごちそうさまっ」 明るく元気な彼女 #誓い
2015-07-06 20:59:112 「わっ!もうこんな時間!終電間に合わなくなっちゃう!」 駅まで送るも、いつも帰ってく彼女を引き止めたくて 「今日も楽しかった!また…んっ//」 キスをした 「えっ?//…と…//」 真っ赤になって俯く彼女 『終電…なくなったで…俺んち来るか?』 #誓い
2015-07-06 20:59:493 「えっ!//…ええっ?…いやっ//」 さらに真っ赤になってあたふたする彼女 『…いや?』 「やっ、そんなわけっ!……ない…行きます//ハイ…//」 『ほな帰ろ』 彼女の手を取り家路を急ぐ こうして気持ちを言葉にしないまま二人の関係が始まった #誓い
2015-07-06 21:00:184 同棲するのに時間はかからなかった 「すばるー?」 『んー?』 ソファーに座りテレビを観ている俺の横に座り寄りかかってくる 「明日仕事?」 『んー』 チラッと横を見ると唇を尖らせてテレビを観ている 『なんや笑』 「別に」 彼女の唇にキスをして押し倒す #誓い
2015-07-06 21:07:205 「んっ//…チュッ…ぷはっ、ちょ//」 服を脱がす俺の手を叩く 『ふっ、寂しいんやろ?』 「えっ!…べ、べつにっ」 プイッと横を向く彼女の首筋を舐めながら手を除けて服を脱がしていく 「ひゃん//…ぁッ」 『心配せんでも今からたーっぷり相手したるからな』 #誓い
2015-07-06 21:08:176 「んもうっ//」 『何や、ちゃうんかい』 ピタッと手を止め顔を上げる 「え、やっ、違わないけどっ//」 『まぁ…これからも一緒やねんから寂しがらんでもええやん』 「…ずっと?ほん…んんっ//あっ…」 二人で見る未来に何気なく交わす言葉 「あっ//」 #誓い
2015-07-06 21:08:587 彼女を抱きしめ深く繋がる 「んぁっ//…あっ、はあっ、…もっとさわってっ、ぁッ//…すばるでいっぱいにしてっ」 キスする度、抱く度に増えていく彼女への想い 『ほっんま憎たらしいほど可愛えな…っ、』 深く深く彼女を求める ずっとこれからもそばに…… #誓い
2015-07-06 21:09:238 《最近彼女とどーなん?》 『え?何が?』 《もう同棲して3年やろ?そろそろちゃうん?》 『あー…せやなぁ』 《え?何?飽きたん?笑》 『そんなんちゃうわ笑』 嫌いやないむしろ好き…せやけどいるのが当たり前になって別にこのままでもええかなって思ってまう #誓い
2015-07-06 21:09:569 《よし!気分転換に飲み行くか!》 『お!ええでっ』 他の仲間も集まって呑みまくって気づけば深夜3時。ふらふらになりながら帰る 『たらいまー…って寝てるかぁ』 「…おかえり」 『おわ!起きとったんかいっ』 リビングに座ってた彼女に後ろから抱きつく #誓い
2015-07-06 21:10:3410 「すごい酔ってる…大丈夫?」 『おう、風呂はいってくるわぁ~寝とってええで~』 シャワーを浴びると少し酔いが冷め水を飲みにリビングへ行くと 『おわっ!びびったー!寝てなかったんかいな』 黙って俯いたままの彼女 『…?何やどした?』 「誰と呑んでたの?」 #誓い
2015-07-06 21:10:5011 『は?…いつもの奴らやで』 座ったまま振り向きもしない彼女の手を見るとさっきまで着てた俺の服 『え?何?何なん』 「…女の子もいた?」 『あ?ああ…おったな』 「……」 珍しく機嫌悪いな 『え、何?女ならお前も含め昔からおったやんけ…別に何もないで』 #誓い
2015-07-06 21:12:1512 「何も…ないのに口紅付くんだね」 振り向いた涙目の彼女が俺の服に付いた赤いシミを突きつける 『え?はぁ?!いや、知らんて!酔っ払ってフラついた時にでも付いたんやろ』 「フラつくことが何回もあるんだね」 『は?』 「付いてたの今日だけじゃないよ」 #誓い
2015-07-06 21:12:3513 『ほんま何もないって!しつこいで!』 いつもは酔って帰っても何も言わない彼女のしつこさについイラッときてしまう 「…遅くなるなら…ご飯いらないなら連絡くらいしてよっ!!」 『ちょ、おい!』 服を俺に投げつけ寝室へと行ってしまった 『なんっやねんっ!』 #誓い
2015-07-06 21:13:0214 さっきは気にしなかったテーブルを見ると二人分の夕飯が置かれラップにくるまれていた 『連絡せんでずっと待たせてたこと何回かあったな…』 寝室に行きベットへ座り彼女の頭を撫でる 『ご…「やだっ!」 『った!なんやねんっ!』 手を思っきし叩き彼女が起き上がる #誓い
2015-07-06 21:14:1415 「そんな…そんな手でさわらないで!」 涙を流しながら睨みつけてくる彼女に本気で苛ついた 『お前ええ加減せえよ!何もない言うとるやんけ!』 枕を床へ投げつけドアを勢いよく閉めリビングのソファーへ座る 『俺のこと信用してないんかい!』 テーブルを蹴飛ばした #誓い
2015-07-06 21:14:3516 自分が悪いと分かってるけどいつもは何でも受け入れてくれてた彼女のいきなりの態度の違いに苛立ちが収まらない 『なんやねん!意味分からへん!』 やめて閉まっておいた煙草を取り出し吸うも落ち着かない 寝室へ行く気になれずそのままソファーで眠った 翌朝ーーーーーー #誓い
2015-07-06 21:19:3317 起きたらもう昼だった 『っ、頭いった…二日酔いやな…なぁ薬…』 思わず彼女を呼ぶ 『…今日仕事やったな』 自分で探して薬を飲みまた横になる ♪♪~♪電話が鳴り 『はい』 《おーすばる!どした?二日酔いか?》 『お前声がデカいねん』 《ごめんごめん》 #誓い
2015-07-06 21:20:1018 メシを食おうと呼び出され渋々外へ出る 《おーこっちこっち!》 『昨日あれだけ呑んだんに元気やな…』 《あれくらい平気やで?笑》 『…あ、そや、丁度良かった。昨日俺の服に口紅付けたん誰やねん』 《あれ?覚えてへんの?ユウとお前酔っ払って抱きついとったで笑》 #誓い
2015-07-06 21:20:2919 『なんやユウかいな…』 幼なじみで昔から連んでる女で別に何もない 《お前ら昨日はお互いの彼氏彼女と勘違いしてほっぺにチューしとったで笑》 『………はあっ!!?嘘やろ!…っ、頭いたっ』 《ほんま!まぁそれで終わっとったけどな》 『嘘やろ…』 《どした?》 #誓い
2015-07-06 21:21:4320 昨日の事を話すと 《あー…なるほどな》 『今まで何も言わんかったくせにいきなりやで?…俺の事信じてないやん』 《いや、お前記憶なくて何も思ってない言ってもチューしとるからな》 『そんなん知らんわ』 《てか、それもやけど連絡せえへん事に怒ってんとちゃう?》 #誓い
2015-07-06 21:22:2621 『いや、そーやけども…』 《長くなると言わんでもえっかーてなるからな…まぁ俺もやけど》 『……』 《しかもお前昔は派手に遊んどったから彼女は心配なんとちゃう?》 『…今はあいつだけや』 《とにかく!彼女とちゃんと話せよっ》 『…わかっとるわ』 #誓い
2015-07-06 21:25:1422 夜になり家に帰るも彼女はまだ帰ってなかった しばらく待つも帰ってこない…時間は9時 いつもは8時には帰ってるのに ♪~♪♪電話してみるも出ない 『連絡せえへんかった仕返しか?』 12時過ぎても彼女は帰ってこないし連絡もない 何回電話しても出ない #誓い
2015-07-06 21:25:4823 いつも帰ると必ずそばに居るのに…シンとした部屋の中独り 不安感が増し外へ飛び出し彼女が行きそうな場所を探すもどこにも居ない 『はぁっ、はあっ、っ…どこにおんねんっ』 いつの間にか昔彼女を送っていたあの駅へと着いてた 『え……』 改札前の椅子に座ってる彼女 #誓い
2015-07-06 21:26:5024 『おいっ!』 思わず声を出して駆け寄る俺に気づき逃げようとする彼女 『待てって!!』 腕を掴み抱きしめる 『はぁっ、…探したやんけ!』 「別に…頼んでない」 俺の胸に顔を埋め静かに答える 『こんなとこで…何してんねん』 「……こんなとこじゃない」 #誓い
2015-07-06 21:28:3425 『は?』 「すばるが…初めてキスしてくれた場所だよ」 『あ、ああ…』 「初めて手繋いで家に連れてってくれて…っ、」 静かに泣き出す 「ヒック、…忘れたの?」 『いや…忘れてへんし…』 鮮明に覚えてる 「あたしはっ、家ですばるを待つだけの存在なの?」 #誓い
2015-07-06 21:29:09