誓　い

なな🌹SZ🌹 @kanjanieitoda

26 『いや、ちゃうし！そーやない！』 「ちゃんと…好きとも付き合おうとも言われたことない」 『それ…は』 照れくさくて言えへんかったけど…何となく始まってお互い分かってて…って流してた 「いつかっ、壊れちゃいそうで…ﾋｯｸ、不安な想いだけ駆け巡ってっ…」 #誓い

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27 彼女が顔を埋めたまま俺の背中に手を回しぎゅうっと力を込める 「困らせちゃダメってわかってるけどっ、…ちゃんと言って欲しいっ」 『………いつも帰ると当たり前に笑顔でおると思ってたお前がおらんくて…部屋が静かで…傍におらんと思ったらどーしてええか分からんくなった』 #誓い

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28 何も言わず静かに聞いている彼女をきつく抱きしめ 『何も言わんでもええと思ってた…何でも受け入れてくれて…いつの間にか都合ええように考えてた』 「………」 『そばに居たいのも居て欲しいのも…お前だけやねん…他の奴じゃあかんねん』 「ばか…」 呆れ声の彼女 #誓い

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29 『俺が何しても…お前は変わらずずっと居ってくれると思ってた』 「自意識過剰…」 『甘えてた…ごめん』 彼女の頬を伝う涙を拭いキスをした 『終電…とっくにないけど…俺んち来る？』 「…どうして？」 『好きだから…そばにおって欲しい』 「…嫌いだよ」 #誓い

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30 『でも俺は好きやねん』 ぎゅっと手を繋ぎ歩き出す 「わがままっ」 最後は笑って家へと帰る 「すばっ…る//待っ、」 『無理』 彼女を抱えベットへ下ろし首筋に痕を付けながら服を脱がす 『お前が他んとこ行かへんように俺の事しか考えられへんようにしたる』 #誓い

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31 「やっ//ん…どっか行くのはすばるでしょ？」 抵抗する手を掴み頭の上へとやり彼女の瞳を見つめる 『他はいらんねん…お前だけや』 「……」 涙目になる彼女 『一度だけ言うで………お前が想ってるよりずっと俺はお前が好きやねん…』 「う…ん」 #誓い

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32 『お前の嫌なところも…優しいところも…全部好きや』 「うん…」 『生涯…離さないと…誓う』 「すばるっっ」 掴んでいた手を解き彼女を起こすと首に手を回し抱きついてきた 「…この先また…すれ違ってもっ、壊れそうな時もっ、離さないで抱きしめててねっ」 #誓い

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33 大粒の涙を流し抱きつく彼女が愛しくて抱きしめ返す 「ありがと…大好きっ……こんなダメなあたしだけどね」 身体を離し真っ直ぐ見つめてくる 「…もう一度聞かせて？誓いの言葉」 彼女を押し倒し手を絡め 『誰よりも愛してる……一生離さないと誓うよ』 キスをした #誓い

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