kossQ(古瀬学)が2017年に劇場で観た映画169本+α

manabu 'koss' kose @kossQ

『GODZILLA 怪獣惑星』@TOHO新宿。なかなか気持ちよくさせてくれんなあ、と観てたのに、結果的にはお腹いっぱい。いやあ、なんつーのかなあ、ずるいけど許す、みたいな。このまま終わっても良いくらいだ。けど、次話以降で扱えるネタの面白くなりそう具合を考えるとやっぱ続けなきゃね。

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『ローガン・ラッキー』@新ピカ。ゆるーく、おバカだけど、なんだかでスムーズ、的な。こっちもゆるゆるとした気分なら楽しめる。ダニエル・クレイグはこれくらいチンピラっぽい役がハマるよな。

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『ジグソウ：ソウ・レガシー』@TOHO新宿。シリーズは3くらいまでを観ただけかな。ちょうど良い面白さ。ゲームのエグさ、痛さは控えめだったが、映画的トリックとか過去作につながるネタばらしの鮮やかさが「さっぱり目のカクテル」みたいな。

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『gifted／ギフテッド』@TOHO新宿。久しぶりの「涙でスクリーンが見えません」状態。男心が分かってるなー、マーク・ウェブは。最後はたたみ掛け過ぎかなあとも思ったが、引きずらないようにと言う良心か。いやしかしなんなのあの子、あんなくしゃくしゃの顔で泣く演技をどうやってやらすのよ。

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『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』@バルト9。CGの方がこういうパペット的なデザインに寄せて来てる昨今、こんなヌルヌル動いたら価値がないのではと理性は考える。が「ストップモーション」だと言う事実のせいか、本質的に何かあるのか。キャラたちの挙動を見ているだけでウルウルするのだ。

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『ジャスティス・リーグ』@TOHO新宿IMAX。優等生的ではあるがちゃんと楽しめる映画になっているし、ちゃんとザック・スナイダーっぽいシーケンスも随所に見られた。中盤以降の大人しさは気になったが、それ以前に敵やら世界観やらが50年前な感じよね。しっかしあの人たちは「箱」が好きだねえ。

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『シンクロナイズドモンスター』@ヒュートラ渋谷。ダメ女が脱皮する話だが、その裏には不明瞭なDVがあったり、気まぐれな恋があったりで、面白さと緊張感と居心地の悪さと退屈さがごちゃっとしている。アン・ハサウェイの割としっかりした腰まわりがあれはあれでセクシーではあった。

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『火花』@新ピカ。割と面白かったし、こだわりを感じる画作りに好感しつつも、お話の割には起伏の少ない、あっさりした映画だったな。

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『パーティで女の子に話しかけるには』@新ピカ。なんなんですかね、コレ。インテリパンクとでも言うのかなあ。こういうのに騙される性質でも年齢でも無いんですがね。最後はほっこりしてましたわ。あれ…？もしかして…？これ、傑作じゃない？

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『ゴッホ 最期の手紙』@TOHO六本木。ゴッホ調の、実際に油絵で映画を作る試みは悪くない。(油絵映画は世界初ではなかったと思う) ただ、ドラマなので観るのはなかなか疲れる。お話も「藪の中」みたいにぐるぐる廻るものなので余計にね。

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『鋼の錬金術師』@TOHO新宿。言われてるほど酷いものでもなかったけど、映画演出・表現としては10年くらい前の邦画って感じか。役者陣は割と良かったよ。

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『DESTINY 鎌倉ものがたり』@新ピカ。予告から受ける「魔物に連れ去られた可愛い奥さんを助けに行く話」ではないのね。いや、助けに行くけど、それよりも不思議な街での日常が主軸。そこに気づくのは終わってからなのだな。日常は良い感じ。魔物・魔界のデザインはもっと攻めて欲しかったかな。

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『オリエント急行殺人事件』@新ピカ。異様なテンポの良さで面白く、観やすいけど、ひっかかりも少ない。良くも悪くも新しいポアロ像を立てられたとは思う。

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『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』@バルト9。新しい価値観を作るには破壊が必要なのね。その結果、大きな支持が得られたのなら、それは痛快だ。が、このタイミングでやることだったのだろうか。もっとも、1本の映画としての上手くなさが目立っちゃってそれどころではなかった。

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『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』@新ピカ。最終章まで観ちゃったよ。なんとなくスケール感がダウンしている気もするが、相変わらずのキャラ押しになぜか社会派っぽいテーマを絡めつつ、ちゃんと着地させてるのエライ。

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『否定と肯定』@TOHOシャンテ。面白かったが、テーマが途中で変わるというか、そもそも「ホロコーストの有無」を問うなんてあり得なくてそっちじゃないんだよね。もやもやするポイントだが、グラデーションがついて変わっていく視点を意識して観るのは面白いかも。

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『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』@TOHO新宿TCX。2回目なので「映画的におかしなところ」も所与のものとして受け容れて観られる。と、楽しませる工夫も見えてきて、序盤の巧さが分かった。初回ではまったく感じなかった「次に繋がる感」が大きく出てきたのが自分でも驚いたところ。

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『カンフー・ヨガ』@TOHO新宿。「僕には普通にダメな映画だけど、ジャッキーファンなら楽しいのかもね」と書くつもりで劇場を出たが、帰りの電車でなんか体調良くなってた(笑)。

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『フラットライナーズ』@TOHO新宿。オリジナル未見。前半は素晴らしい構成だったが、結末がうまく着地できなかったねえ。力尽きた感じ。エレン・ペイジの子犬的な可愛いらしさは健在。

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『探偵はBARにいる3』@TOHO新宿。映画感が減ってきてる気もするけれど、ふわっとしたハードボイルドとしての安定的な不安定感は相変わらず魅力だ。高田のキャラが好きなんだが、松田龍平はあんなんばっかだな。

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『勝手にふるえてろ』@ヒュートラ渋谷。おもしろかった！ドラマの旨さでもあるが、とにかく松岡茉優を徹底的に愛でる！凝視する！最後の決め台詞がちょっとハマらなかったかな、そこだけ！しばらくは頭の中が松岡茉優でいっぱいになるよ。

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『ユダヤ人を救った動物園～アントニーナが愛した命』@TOHO新宿。実話ベースの「いい話」なんだけれど、断片を記号的に重ねて行くから嘘くさくなっちゃってるのよね。