広田淳一 さんのつぶやき。（アマヤドリ主宰） 2018/1/3～9　　DWS2017　花まる学習会王子小劇場

広田淳一 @binirock

まず、そういったことがすべて、「などという錯覚」にすぎないことを知るべきなんだな、と思う。演出家は確かに多くのものを背負わなくてはいけないんだけど、結局は部分に過ぎないわけだ。作・演出家は特に「ゼロを１にする人」と思われがちだけど、それも誤解だ。#DWS2017_oji

広田淳一 @binirock

もちろん僕という個人の能力が足りていない、ということも実際ある。が、誰だってそんなに個人であれもこれもできるものじゃない。それでも、作・演出家である限りは、無限の才能とバイタリティと、人間的魅力と公平さ、正義と潔癖、寛容、忍耐、愛、ユーモア、などが求められてしまう。#DWS2017_oji

広田淳一 @binirock

特に僕のような作家と演出家と主宰を兼ねてしまっているようなケースでは、もうほとんど一人で全知全能の存在にでもならないとこなせないような責任が降って湧いてくる。まあ、だからこそ敬われたり、大事にされたり、いい思いも沢山するわけだけど、実際、キツイよね、と。#DWS2017_oji

広田淳一 @binirock

さて。年末の新潟WSから間断なく王子のDWSに突入した私ですが、いろいろと発見することも多かったので雑感を少し。そもそも、現代日本の小劇場界における「演出家」というものは、どうにも一人の人間には荷が重い仕事をさせられる役職のようだ、ってことが分かった。　#DWS2017_oji

広田淳一 @binirock

短時間のうちにいろんな人間ドラマがあるのもこのWSの面白いところ。今回は最初のプレゼン段階で淘汰があったからよりスリリングな初日になった。そして、準備を綿密にしてきた分、そこで選ばれなかった人たちの悔しさもひとしお。いい緊張感の中でWSが進んでいると思う。　#DWS2017_oji

広田淳一 @binirock

広田チームは、明日は今日の発表から舞台の使い方も大きく変えてあれこれ挑戦しようと思う。何度かやっているから制限時間内に自分の方法論で処理することなら出来る。問題は、今までにない挑戦をこの短時間で盛り込めるか。気づいたらいつものことをやってしまうもんなあ。#DWS2017_oji

広田淳一 @binirock

それにしたって、これだけの大人数が集まってひとつの戯曲のひとつのシーンがどうやったら面白くなるのか、いろんなアプローチで迫っていってみる。なんとも贅沢な年始を過ごさせてもらっている。他のチームを見ているうちに自分のこだわりも見えてくる。#DWS2017_oji

広田淳一 @binirock

自分の演出方針に芯のようなものがないと、無限にいろんな人の感想・意見に流されていくことになるし、それを恐れて意固地になれば自分の最初に考えたアイディアから脱皮していくこともできない。ぶれない軸を持って。しなやかに自分の可変部分を見極めていかなければ。#DWS2017_oji

広田淳一 @binirock

これぐらい歯に衣着せずに討論できる現場は日本では滅多にないので、討論の流儀を探るためにもいい勉強になっている。自分の班への厳しい意見をちゃんと理解するのは本当に難しいもんだと、我が身も含め、他のディレクターも含めて痛感する。#DWS2017_oji

広田淳一 @binirock

正月からDWS参加しています。ファシリテーターやってます、というのもおこがましい感じで、概ね劇場スタッフのみなさんが進行はやってくださっている。広田は二日目にして大失態をおかしつつもなんとか自分のチームの演出に専念しております。。#DWS2017_oji

広田淳一 @binirock

去年は本当に大忙しに芝居したなあ、と思います。取りこぼしてきたことや、壊れてしまったことも沢山ありましたが、まあ、それも仕方がない。公演を打ち続けるってのはそういうことなんでしょう。で、本日から今年も仕事始めです。花まる学習会王子小劇場にて、DWS。戦の始まりですね…。