人工知能美学芸術展シンポジウム06 「AI美学と機械」 第16回AI美芸研 秋庭史典、エレナ・ノクス、久保田晃弘 [実況] #AI美芸研
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秋庭「美学。美を探求する学問だが、美とはなにか。何を美しいと感じるか、歴史で変化しており一義的に定義できない。美学は美を定義する学問ではない。
2018-01-08 14:36:13秋庭「近代美学の出発点に戻って考えることにする。私はカントに戻ることにする。判断力批判を1960年に出してるがそこで、美はある分裂に橋渡しをするものだという
2018-01-08 14:37:08名古屋大学大学院情報学研究科准教授、美学芸術学 秋庭史典先生 「美学の役割と芸術の問い」 第一六回AI美芸研シンポジウム〇六「AI美学と機械」 於 沖縄科学技術大学院大学(OIST) #AI美芸研 #AI美芸展 pic.twitter.com/jVWu26EdbD
2018-01-08 14:37:58秋庭「自然をメカニズムから考えるのが科学。自然を目的から見るのが道徳・倫理。後者は自然はなんのためにあるのか、人間は何のために生まれてきたか、そのような問い。
2018-01-08 14:38:13秋庭「人間は当時は自然界の頂点にいると考えられており、人間は特殊な役割を与えられている=善という目的を達成するものと思われていた。そこに科学が出現、道徳から見た自然がメカニズムからみる自然となった
2018-01-08 14:39:04秋庭「美は科学と倫理をつなぐ、つまり目的とメカニズムをつなぐことになる。「美しい」風景を見たとき、例えばなぜこんな美しいものができたのか(メカニズム)、誰が何のために作ったか(目的)を考えるが、それを美が繋いでいく
2018-01-08 14:41:17秋庭「美は2つの問いを同時に喚起する。自然とは何か、自然で私達はどう生きるか、だ。 目的・道徳は人間世界とメカニズム・科学は機械世界だろう。
2018-01-08 14:42:28秋庭「本展では機械と人間、2つの軸が先鋭化している。しかし我々はそう考えてないのでは?生まれながらのサイボーグという本をアンディークラークが書いてるが彼は人だって道具の集まりでしか無いという
2018-01-08 14:45:11秋庭「生まれながらのサイボーグという本をアンディークラークが書いてるが彼は人だって道具の集まりでしか無いという。人間はいろんなテクノロジーを取り入れて進化している。人間・機械の対立を考えてるのはおかしいと。
2018-01-08 14:45:51秋庭「スタンドアローンなそれに人工知能が宿るというより、分散的なネットワークに宿るわけでそこに人間も組み込まれているはずだ
2018-01-08 14:46:28秋庭「ワイアードで石黒が人間とロボットを比べるのは人間と技術を切り離すのでナンセンスだ、裸の人間を人間と呼べるか、と。どこまでが人間でそうでないか決めがたいものだ。
2018-01-08 14:47:26秋庭「2つの問いはこんなふうに表現できるのではないか。科学技術によって解明されそれにより改変される自然でどう生きるか。その問を換気するもの=美であり、それを探し世界の中に位置づけるものが美学
2018-01-08 14:49:23秋庭「美学は誰がそれをすることがきるか。美学は総合学なのであらゆる人が関わる必要がある。それを考えれば本展が素晴らしいと言える
2018-01-08 14:51:16秋庭「美は定義できない。それは変化するからだが、それを追いかける学問的枠組みを整備する必要がある。総合学として誰もがわかるように作る必要があるだろう。
2018-01-08 14:53:08秋庭「次の話。アーツはリベラルアーツ(インタレクチュアル)とメカニカルアーツ(マニュアル・repititive)なものだ。伝統的な技術はそうだったが、それに当てはまらないものがでてきた。
2018-01-08 14:57:15