呉服業界は市場規模が80年代の1/6以下というジリ貧状態で「日本人以外は着物を着るな」とかいう米国式ポリコレなんか無視して、むしろ「外国人もどんどん着てください」と国際化を図る方向に行かないと早晩倒れると知った。
ジロウ
@jiro6663
着物産業衰退の経緯。より単価の高い着物を売るため、「一生モノ」「年間通して着られる」が売り文句となり、デザインの柔軟さや豊かな季節感が失われ、「着物はつまらないもの」となった。これが1970年代。伝統でびしばし取り締まる着物警察みたいな人々が出てくるのはこれ以降か。
2018-01-09 16:25:14
ジロウ
@jiro6663
ファッションにせよ音楽にせよ、死んだ文化が伝統になるのか伝統になったから文化が死ぬのかは分かりませんが、ある文化の在りようを評価するときに、「おもしろい」や「かっこいい」よりも、「伝統」という正当性が大きな顔をしている場合は、まあ、その文化はそこまでですよね。
2018-01-09 16:36:04
ジロウ
@jiro6663
なんにせよ、いま語られる着物の「こうあるべき」姿が、1970年代にできるだけ単価の高い着物を売りたかった(そのため無難に傾く)というメーカー側の思惑で固まったという視点もありうるのは面白いな。すごい説得力がある視点。
2018-01-09 16:38:12