医師/獣医師の偏在の解決方法；大学の地域枠編

umedam @umedam

医師が比較的西日本に多いのは（小規模県が多いこともあり）一都道府県（最低）一医学部制度の影響も受けたものだと思うし，またこの制度がなければ大都市偏在も現在より強かったと思われる（現状で首都圏は少ないようだが）。待遇さえ上げれば医師でも獣医でも集まる，というものでもないだろう。 twitter.com/umedam/status/…

umedam @umedam

ところで，理屈の上ではどこに高等教育機関があっても卒業生は（少なくとも国内では）どこからも来る＆待遇次第でどこへでも行く，はずなのだが，実態としてはどの程度の移動はあるのだろうか。

2018-01-14 14:18:52

INOUE Akihiro @inoueakihiro

@umedam 上昌広さんの著書によると、医師は出身地からほとんど移動しないそうです。遠隔地の医学部に入っても、出身地に戻ってしまう。だから、上氏は東北地方に医科大学を新設することを主張しました。amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9…

Mstn @ ドコモロ座の座長 @SatoshiMasutani

@inoueakihiro 「遠隔地の医学部に入っても、出身地に戻ってしまう。」のだったら東北に医学部作っても意味がない。他県から入ってきてその県に戻っていくはず。

uncorrelated @uncorrelated

開業医は出身地で商売をしたがるのであろう。獣医師も同じかな。勤続医や公務員獣医師の移動パターンを見る必要があると思う。そして、それも地元偏重の場合は、養成機関を地方につくっても、地方に定着しない事になる。

uncorrelated @uncorrelated

医師/獣医師養成機関に都道府県ごとの枠を設ければ、卒業後は出身地に戻っていくことが期待できるから、医師/獣医師の偏在はそれで解決できるのか。新設大学要らないやん（ｦ

bn2 @bn2islander

@uncorrelated 医師の方は明確にその方向に動いているようです ”出身地と大学の所在地が同じ都道府県であれば、卒後長期にわたって高い地元 定着率があることを踏まえ“ mhlw.go.jp/file/05-Shingi…

uncorrelated @uncorrelated

@bn2islander 大学所在地のための地域枠ではなく、東京の医大に長野枠や四国枠を作らないと効果を発揮しない気が。

bn2 @bn2islander

@uncorrelated 仰る通りです。”医師が少ない都道府県において、その都道府県内の医学部の定員では 十分な地元出身者枠・地域枠を確保できない場合には、医師が多い都道府県の大学 医学部にも、地域枠を設定することができるようにすべきである“ というくだりはまさにそれを意図しているのかもです

uncorrelated @uncorrelated

@bn2islander なるほど。まぁ、ぱっと思いつく所は考えられているわけですね。

umedam @umedam

それでは将軍様，既存の医師／獣医師養成機関に所在地以外の枠を作らせてみてくださいｂｙいっきゅー

uncorrelated @uncorrelated

国立大学には文科省が押し込める範囲な気もしますが、医師/獣医師が重度に不足している都道府県が、他都道府県にある大学に寄付金を払う代わりに地域枠を作ってもらうのは、一つの手だとは思います。もっとも、獣医師の方はコレで機能しそうですが、医学部はお金に困っていないらしいのでダメかも。

umedam @umedam

ご紹介いただいた上（2015）を読んでいたが，教育社会学や人口学的には面白い案件かも。結局ひとの就学や就職などの移動には（経済学的な想定とは異なり）一国内でもかなりの制限があるようである。

umedam @umedam

なりたい職業があってそれに合わせて全国から進学先を選択するのではなく，おそらく進学する地理的範囲が先に設定されてその内部で進学先を決め，就職先も全国からではなく基本的に出身地か次いで進学先かで決める。