感情的のサイン～自由になる時～

Kei @kei_kato

１）１８歳で、大学生になって、小学、中学、高校の１２年間から解放された時を思い出して胸がきゅんとなっている。制服から解放され、授業から解放され、学業だけの生活から解放された上に、わたしは車の免許を手に入れ、何かを操縦できる力を手に入れた。

Kei @kei_kato

２）まだ自由に不慣れな、でも何かを操縦できる力を手に入れた大学生には切なさがあった。バイトも許され、お金も稼げるようになって、誰にもとやかくいわれなかくなったのだ。今やそれから１４年近く経ち、さらに国境を越えて家を変え、彼氏を変え、仕事を変えた。まさに自由。

Kei @kei_kato

３）けど最近は不自由を感じている自分がいた。それは想像力の貧困さからくる不自由だったと思う。才能がない、能力がない、モチベーションがない…。すべては夢・未来・将来・自由を想像する力の貧困さから来る不自由だったと思う。

Kei @kei_kato

４）そして、再び、自由になろうとしている自分がいる。それは想像力の貧困さから抜け出して自分の自由を自分の手で生み出そうとしているってことだ。１８歳で自由と同時に誰にも縛られない切なさを感じた時のように、再びわたしは切なくなっている。

Kei @kei_kato

５）不自由から抜け出して自由になるには、一度自分の今を捨てなければならない。高校生で制服を脱ぎ捨てたように、いままで自分が似合うと思ってきた服を捨て、考えを捨て、イマジネーションを生み出す新しいものに着替える。だから、今まで身につけた自分の周りのすべてに「さよなら」を言う時なのだ

Kei @kei_kato

６）もしかしたら、どこかで切れる縁もあるのだと思う。高校以来会っていない友達がいるように。もしかしたら、どこかでもう戻れない場所があるのだと思う。高校以来行っていない学び舎があるように。それを知っているから、今、わたしを限りなくセンチメンタルにさせているのだ。