枝野も!?辻元も!?「ずいこん」さんが語るJR労組のお話まとめ

ずいこん @JLDP87

@seijinihikariwo それでは始まり始まりー そもそもJR東日本は昔は日本国有鉄道という公共企業体でした。(国営では無い。あくまで独自採算性)。 しかし予算は国会の審議、可決を得なくてはならない為自由には組めません。しかも復員を押し付けられ60万人も一時期は抱えました。

ずいこん @JLDP87

@seijinihikariwo そして過激派だった新潟で新潟闘争が起きます。抜き打ちストや駅長の吊し上げ(要は集団で取り囲み非難する事)を行います。当時国鉄職員は団交権が無いため違法です。過激派についていけなくなった人、右派が国鉄職能別労組連合会を結成します。(1957年)そしてこれが後に鉄道労働組合(鉄労)となります。

ずいこん @JLDP87

@seijinihikariwo そして国労、動労は職務中も労組活動を行ったり、半国営ゆえに誰それのコネでと不良社員が大量に入ってきます(与野党問わず議員から)その為職場が荒廃していきました。流石にキレた国鉄本社は生産性向上運動(通称マル生運動)始めました。 さらに国労、動労からの脱退工作も行ったとされます。

ずいこん @JLDP87

@seijinihikariwo しかし労組からしたらこれは労働強化、組織破壊というわけです。強烈に反発し本社と対決姿勢になります。 ここで日本共産党と手を組み、マル生粉砕運動を始めます。この様なアジ電車といってチョーク書きで利用者に活動を刷り込みます。また1971年（昭和46年）10月8日、公共企業体等労働委員会で pic.twitter.com/8FTZDZBqjY

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ずいこん @JLDP87

@seijinihikariwo 国労、動労から当局による組合運動介入であると提訴された16件のうち2件について「黒」と判定し当局による不当労働行為だと判断、勧告したのです。マスコミもマル生運動はすべて悪だとメディアスクラムを組み始めます。遂に国鉄総裁は国会での謝罪に追い込まれました。

ずいこん @JLDP87

@seijinihikariwo なんと国労、動労は約1,000名の中間管理職の追放を迫り、当局はこれに応ざるを得ませんでした。。また、管理者に暴行して解雇された職員の再雇用まで行わなくては行けませんでした。 あっ年代書いてませんね。 マル生運動は1960年後半 労働委員会による判定は1971年です。

ずいこん @JLDP87

@seijinihikariwo まぁ余談ですが鉄労はまともでした。 この様な見ぐるしいものを利用者に見せていると思いありがとう運動を開始しました。利用者に対して感謝の意を示す為のリボンを付け、挨拶など服務、態度をきちんとしようと言う意図でこの活動を始めました。まぁ国労のスト権ストリボン(後述)への強烈な皮肉です

ずいこん @JLDP87

@seijinihikariwo さて先程も申しましたスト権スト。国鉄職員はスト権はありません。(つまり今までのストライキは全て違法)なのでスト権を獲得するための違法なストライキを頻発に打ちます。もし皆様JR全線が１週間止まったと言ったらどうなると思います？ 昔国鉄全線が違法なストで１週間止まったのです。

ずいこん @JLDP87

@seijinihikariwo 時は1975年11月26日。動労、国労はここから10日間国鉄全線ストライキに突入しました。そしてここで革マル派が遂に登場します。ストライキ支援と銘打ち線路にタイヤを投げ込むなどのテロ行為を行い始めるのです。 結論をいうとスト権ストは大失敗に終わりました。

ずいこん @JLDP87

@seijinihikariwo そして与党自民党からも要求され国鉄は労組に202億円の損害賠償請求を行います。一方、当の国労はセクト間対立が深刻なものとなり穏健な労使関係の構築を目指す勢力から公然と革命を主張する勢力までバラバラで組織としての意志決定能力を失っていきます。さらに動労とも揉め対立します。

ずいこん @JLDP87

@seijinihikariwo しかし国労はヤミ休暇、ヤミ超勤、服装規定違反、食事をしながらの運転行為、業務放棄及び横柄な接客態度、酒気帯び勤務などが常態化しており、飲酒による鉄道事故も発生したため国民の視線が厳しくなっていきます。 遂に自民党は国鉄分割民営化案を発表。全労組が強く反対しだしました。

ずいこん @JLDP87

@seijinihikariwo しかし、穏健派の鉄労は雇用維持を条件に賛成へ。鬼の動労は雇用を守るためとまさかの賛成に。国労は賛否で対立し労働組合の原点である、末端組合員の生活や不採用になるかもしれないという雇用不安を無視し、執行部のイデオロギー闘争に終始したことで他組合に移転者続出。自滅しました。

ずいこん @JLDP87

@seijinihikariwo そして革マル派が入り込んだ国労はおさらば！となれば良かったのですが.. 動労のカリスマ的指導者、松崎明はJR総連系の東労組の会長に就任しました。 実はこの松崎明は革マル派副議長であった事を自ら認めております。

ずいこん @JLDP87

@seijinihikariwo そして東労組の問題点は第一労組である事。その為JR東も融和的な政策を取らざるを得ません。 そして第一労組故に入らなくてはならない事。明文化されてるわけでは有りませんが東労組に新入社員はまず100%入ります。何故ならば会社は認めませんが他労組に入ると出世で差別されるからです。

ずいこん @JLDP87

@seijinihikariwo そして他労組に入ると東労組の人にいじめられます。 そのため加盟率が異常に高いのです。 その為入りたくないのに入ってる人も大勢いらっしゃいます。 以上となります。 質問点あればリプお願いします。

政治アマジャーナル @seijinihikariwo

一連のツイート、非常に勉強になりました(　ﾟдﾟ)！！ありがとうございます！！ twitter.com/jrldp415sr/sta…

ずいこん @JLDP87

@eixph2vIXGO21rL @seijinihikariwo こういうのもやりますからねぇ ぶっちゃけそこそこ高い組合費で何やってくれてんのとか思いますけどもね。 まぁ社員に優しいうちは労組も安泰ですけど少しでも妥協したら不満噴出でしょうね。まぁだからこそ会社に強気なんでしょうけども pic.twitter.com/02SJr7bWnE

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あそざわ @Asozawaya

@ranunculous3 ウチは京阪沿線から一歩も出ない生活でしたので、JRのストはニュースでしか知りませんでしたよ＾＾；； ただ伯父は国に対する文句をよく言ってた様に覚えてます。 ホントに恐ろしい状況やったんですねえ＾＾；；

政治アマジャーナル @seijinihikariwo

素晴らしく勉強させて頂きました( ˘ω˘ ) twitter.com/ranunculous3/s…

猫田みう @ranunculous3

⚡️ "日本の司法を改革する会さんの話" twitter.com/i/moments/9557…

2018-01-23 22:51:16

中津鳥羽樹(ΦωΦ)y-゜゜゜ @nofly_nocry

@ranunculous3 (´-ω-`)ほんのりとしか知らないネタが、くっきりと怖ろしげに… (´༎ຶོρ༎ຶོ`)

ずいこん @JLDP87

@ranunculous3 @seijinihikariwo @nofly_nocry さて昨日やると言っていました現JR労組と左翼の関連性と労組の功罪、そして昨日の補足説明をゆっくりと行いたいと思います。煩かったらミュートお願い致します。 会話に興味ありましたらリプください。 巻き込みリプで返信します。 #拡散希望

ずいこん @JLDP87

@ranunculous3 @seijinihikariwo @nofly_nocry さてまずは国鉄民営化の労組の対応から見て行きましょう。1982年、遂にマスコミが国労批判を始めました。これにより国労はさらに衰弱化。当時、国労出身議員が多かった社会党も被害を受けることになりました。国労は最後まで分割民営化に徹底的に反対した結果、新会社(JR)への希望した進路を拒まれます

ずいこん @JLDP87

@ranunculous3 @seijinihikariwo @nofly_nocry そして当局は反対を貫き通す国労に対し徹底的な切り崩し工作（他組合勧誘、出世や人事異動においての脅迫とも言える行為、国労と動労に対して行っていた違法スト損害賠償を動労分だけ取り下げる等)を行います。当時の国労は主流派（社会党右派系）非主流派（社会党左派系）反主流派（共産党系）でした

ずいこん @JLDP87

@ranunculous3 @seijinihikariwo @nofly_nocry そして国鉄民営化直前の1986年10月。国労は修善寺臨時大会を開催。主流派は動労や鉄労が分割民営化を雇用保護の為に容認した事や先程の切り崩し策の対策として遂に分割民営化を認めようとします。しかし反主流派と非主流派の反対により否決。 その為主流派は分割民営化直前に置いて組合を分離します

ずいこん @JLDP87

@ranunculous3 @seijinihikariwo @nofly_nocry この時主流派が作った組合名を日本鉄道産業労働組合総連合(以下鉄産総連、後のJR総連)と言います。国鉄分割民営化に賛成した鉄労、動労、国労主流派によるものでした。しかしこれは分割民営化の賛成か反対の2点だけで決められたものなので、思想や意見も違います。