編集部イチオシ

オラに怖い話を分けてくれ~フォロワー百物語~

突然怪談欠乏症を発症したおふろ。 そんなわけでグーグルフォームでフォロワーからサムシング怖い話を送って貰おうと試みるが、予想以上にお便りが寄せられて……? 怖い話を沢山教えてくれたフォロワーの皆様に感謝……!! 圧倒的感謝……!
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>はじめまして。ちょっと恐い経験談を投稿させていただきます。3つほど話がありますが、一つは約10年前、私が高校生の頃の話です。家族で居酒屋で晩御飯を食べてたのですが、両親は「そのまま呑み続けたい」とのこと。私だけ先に自宅へ帰ることにしました。自転車で数分走って、自宅まであと少し位のところで、先の歩道に黒いのが見えました。目を凝らすと、土下座の姿勢をした真っ黒の服の女性でした。腰ぐらい?の真っ黒のロングヘアーを扇のように隙間なく地面にバーっと広げてて、ピクリともせず、白いうなじが印象的でした。思わず「何なん?」と呟いて、気味が悪くてさっと横を通り過ぎました。5mほど進んでから気になって振り返ると、左肩のすぐ後ろにそれが立ってました。こちらを見てるのですが、顔がなかったです。顔の凹凸と輪郭はあるのですが、眼とか鼻や口とかの穴がなく。「あっ、人間じゃない」と気付いてから全力で自転車を漕いで、自宅へ駆け込みました。鍵を閉めてから汗がどっと出て、ようやく安心しました。それから二度と遭遇してないですが、この道は夜は通りたくなくなりました。

個人的にこれ一番怖かったんですけど、
見た目のインパクト意味不明さがガチ過ぎませんか

>二つ目です。今度は小学校の頃です。学校を終え学童に行って、それから遊んで、夕方自宅へ帰ったときです。自分の部屋でゴロゴロしながら漫画を読んでると、ドア越しに「おい…」と声を掛けられたので、起きてドアノブに手を掛ける直前に(今日は一人で留守番だったんだ)と思い出して固まりました。強盗?でも戸締まりはちゃんとしてた…で足音がないのにドアの向こうに変な存在感を感じて、しばらくそのまましてたら、家の鍵が開いて、家族が帰ってきてきました。そうしたら急に雰囲気が軽くなって、存在感もなくなりました。思い返すと、そういう類いだったんでは、と思います。

>3つ目は2015年の夏の話です。父親が青ざめた顔をして帰ってきたので、どうしたのか聞くと「今な、銭湯で…」と話始めました。広い風呂に浸かりたい、と市内の少し離れた古い銭湯に行ったそうです。近所の年寄りがポツポツと居て、その内の一人、面識は無い老人から浴槽に浸かってる時に話し掛けられたとのこと。その話が「近所の誰それは、こんな風に死んだ」「俺はこんな風に死んだんだ」なんて変な内容で、ボケてるんかなと、とりあえず相槌を打ったり話題を変えつつして会話を続けたそうです。周りの人もチラチラこちらを見ていて変な顔をしていたとのこと。「一旦休憩しましょう」と脱衣場に上がり父親がビールを奢ると、美味しそうに飲み干しました。しばらく話をして、風呂場に戻り、また浸かりながら話に付き合ったそうです。それから老人が「もう帰るよ」と浴槽から上がり、脱衣場に行きました。父親は「変なジイサンだったな」と思いつつ、脱衣場にいる老人を、風呂場からガラス扉越しに見ていて、妙なことに気付きました。ガラス扉の上半分は透明で、下半分は磨りガラスで少し不透明になってます。別の方が着替えてると上半身はもちろん、下半身も輪郭はハッキリとみえます。ところが、件の老人は、上半身だけガラス越しに見えるけど、下半身は輪郭がなく脱衣場の景色がうっすら見えます。(あれ?)と思っていると、件の老人の後ろを、別の方が通り重なる瞬間、その別の方の下半身と、件の老人の上半身が同時に見えたそうです。「あっ」となった時には一気に酔いも醒めて、一気に寒くなり、浴槽からしばらく動けなくなったとのこと。もうこの銭湯には行けない、と呟いてました。 他にも母親が狐?に憑かれて意識はあるも泣きながら躍り続けたのを日本酒と塩でなんとか落としたり、近所の古戦場跡に雨の日だけ並んでいる落武者の話とかありますが、とりあえずこのぐらいで。長文失礼しました。

延長戦になって怖さがレベルアップしてる気がする。
そんなFGOの節分イベントじゃないんだからさ!!

>Togetterで怪談まとめ読みました!私には霊体験はないのですが、よく夜勤中に霊体験に合う看護師の先輩がいます。その方の話では、患者さんが亡くなった翌日にエレベーターの扉が誰もいないのに開いたり閉じたりする、白い影がウロウロしているのを見かける(他の人には見えていない)、使用していない部屋からナースコールが鳴る、などは実際に体験したと言っていました。

日勤営業職心霊チャンス望み薄すぎるでしょ!!
ええい一人で残業とかしてみるからな仕事なくても!!

>今更の投稿で申し訳ないのですが、以前就活で色々なビジネスホテルを利用していた時期がありました。確か北品川と新宿御苑のホテルだったと記憶していますが、部屋の電気を全部付けてもどこか薄暗く嫌だなぁ…と思っていたのですが、あとは寝るだけだしと思いそのまま夕食をとったりして過ごしていました。寝る段階で携帯を充電し、翌日の面接の確認等をしていたら画面に砂嵐が走るようにザザッと付いたり消えたり、テレビは付くのにフロントに頼んで何回も充電器を変えてもらっても携帯の充電が出来なくなったり(それまでもそれ以降も携帯は普通に使えていました)、2回とも怖くなって都内の友人に来てもらい一緒に泊まってもらって事なきを得ました。ビジネスホテルに宿泊される際はお気をつけ下さい。

私も旅行好きで就活中含めて色んなビジネスホテルに一人で泊ることが多いんですけど、本気で何もないんですよ……
絵の裏にお札とか見つけてみたい……

>はじめまして。まとめとても楽しませていただいたので、私も少しだけ 。私はアパートの2階、廊下のどん詰まりから一部屋となりに住んでいます。夏は暑いので廊下に面した台所の窓を開けているのですが、びっこをひきながら階段を上がってくる音が聞こえて、「誰か来たんだ」と思っていたらしばらくして、開けていた窓に真っ黒な影のおばあさん(真っ黒なのになぜかおばあさんにみえた)が通りすぎていったんです。うちを通り越して奥の部屋にいくのかなーと思っていたのですが、隣の家からインターホンも扉を開ける音もしなくて、おかしいなと思って隣の部屋のほうをみたら誰も居ない。隣の部屋のは一月前に空き部屋になっているので、隣の部屋にも訪ねてきた訳じゃないのに気がついてからすっごい冷や汗かきました。こわくなくてすいません。

いや怖い! 大丈夫十分怖いですよ!!

>はじめまして。
RTで怪談のまとめをお見かけしましたので、少しほっこり?するお話をお裾分けに参りました。
東京行きの新幹線の自由席に乗っていた時のことです。お隣に随分とご年配のご婦人がお座りになられました。物腰柔らかな方で、話かけて頂きましたのでのんびりと世間話やご婦人の戦死した旦那様のお話をしばらく聞いておりました。少しして、お手洗いに行かれたご婦人。待つともなしにぼんやりしていた自分に知らない男性が「こちらの方(ご婦人の席を示して)が落とされましたよ」と真白い御守りのような物を手渡してきました。ぶっきらぼうな印象でしたが悪い方ではない、と思ったので「お渡ししておきます」と預かりました。ホッとした顔で敬礼を一つした男性。思わず頭を下げ、顔を上げた時にはいらっしゃいませんでした。程なくしてお戻りになったご婦人に「落とし物ですよ」と御守りを渡すと預かった時には確かに真白だった御守りが煤けてボロボロになっていて。驚く自分に気付くことなく焦った様子で袋を開けるご婦人。中身は変形した指輪のような物とボロボロになった紙。「あなた……」と涙するご婦人。戦死したご婦人の旦那様から遺品を託される大役をいつのまにか仰せつかってました。

こんなんもう映画じゃん……やばい……

>100話達成おめでとうございます(?) 私の話は著作権主張しないので是非何かに役立てて下さいませ(日本髪の女性と実家のU字階段です) よく考えたらイメージと違って幽霊って足あるんですね 私が一番怖かったのは、私が小学生の頃に家族で祖父母の家に行った時、普段何も主張しない祖父が珍しく泊まっていけと別人のようにしつこくて、でも私や兄弟は学校があるから、と母が祖父を振り切って帰ったその夜に阪神淡路大震災が起きました。 神戸にあった祖父母家は半壊。祖父母も叔母達も無傷で無事でしたが、私達が言われるまま泊まっていたら寝ていたであろう部屋は壁が崩れ、大きな仏壇が倒れ、縁側の窓ガラスが散乱していました…。 数日後、避難してきた祖父に母が「言われたまま泊まっていたら死んでたかも。何故あんなにしつこく泊まらせたがったのか?」と聞くと祖父は「泊まっていけと言った事自体、全く覚えていない」と・・・。 母は祖父を責めているわけではなく、単純に疑問に思って聞いただけなのですが叔母達が「いや泊まらせたがっていたよ」と言っても「本当に覚えていない」としか言いませんでした。 ある種の罪悪感から祖父が嘘を言ったのか、震災のショックで記憶がすっぽり抜けたのか、本当に別人が泊まっていけと言っていたのか・・・今でも色んな意味でゾッとします。

犠牲者を増やすとなにかいいことでもあったんだろうか……

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