東京電力や政府の責任ですか。まず。東京電力は私企業です。その発足は1950年だったと記憶しています。 私企業に対して政府は通常、直接的な命令システムなどをもちません。 法律などで規制したり、違反したときに指導は出来ますけども。
2011-04-01 13:22:38そう言う意味で東京電力の体制は東京電力自身がつくったものです。 よく、ジミンガーアタックする人も多いと思いますが、政府が直接的にああせいこうせいというのは、例外的で、その例外とは国民の生命財産が危機に脅かされているのが明らかな時だけです。
2011-04-01 13:25:11次。原子力の平和利用推進に関しては、一九六〇年代七〇年代頭では割とどうしようもない所ではありました。 石油ショックなどとあわせ、資源小国とことさら声高に言われた時代です。
2011-04-01 13:27:55その上で今回の問題は、原子力全体の問題ではなく、国際機関からも使用停止を勧告されていた、保険を掛ける事も出来ないくらい旧式だった原子炉を無理やり使い続けた所に、一つあります。
2011-04-01 13:31:56もう一つはよく言われる情報隠蔽などですが、これについては、まずもって実際に、どの程度行われているかは検証出来てません。検証してない事を叩くのはどうかしてます。
2011-04-01 13:36:23また、当たり前の話ではありますが、危機的状況において情報が正確を極めるべきだと考えるのは、大変にやめたほうがいいと思います。それは机上の空論です。危機レベルが高いほど、情報収集すらままならないのが、危機という物の本質です。
2011-04-01 13:38:37これをさして今分かってることをそのまま提示してそれが誤っていたからと言って、それが組織の構造問題のように語るのは、そもそも論が少しすぎると思います。
2011-04-01 13:40:23こういう危機的状況で、情報を欲するのは本能です。 でも、調査でも被爆の可能性がある場合、細かく大規模に、正確性をあげるために複数回実施すれば、それだけで作業者の上限作業量に達してしまいます。
2011-04-01 13:48:15政府、東京電力の責任は、俯瞰すれば3つです。 1.他の原子炉は対応出来た事をなぜよけきれなかったのか。(その監督は適切だったか) 2.情報収集頻度(戦力のやりくり)は適切だったか。 3.被害補償と復興は適切か。 ですね。
2011-04-01 13:54:522.戦力のやりくりは戦力が不足し、危機を制圧する筋道を試行錯誤でやってる最中なのですから、いまここで下手な圧力かけて情報収集にリソース食わせ過ぎるのは、後で詰めの駒不足に泣くかもしれないので、少し待ちましょう。軽挙妄動すべき状況ではありません。
2011-04-01 13:59:553.補償と復興はどうせ企業が払える物ではありません。 会社に可能な限りの負担はさせるにしても、国民に負担はかかります。 で。この3については、政治家が大好きなお話ですので、黙ってても勝手にやってくれます。
2011-04-01 14:02:34実際の所、多くの政治家にとって2は、口出しできるような内容ではないのです。1についてはまあ、平和になったら与野党がたたき合うにしても、今はそっちのけになるでしょう。よって多くの国会議員が支援以外でできるのは3の仕事になるので黙ってても進みます。
2011-04-01 14:04:12今後の電力政策は、不安定な綱渡りが長期化します。 控えめに言って、短期的には資源小国の資源問題にまで、巻き戻ります。 その先でどんな議論が行われ、どういう結果がでるかは分かりませんが、価格的に安定的な電力供給への渇望はすぐにも出ますよ。
2011-04-01 14:11:41いずれにせよ。過去も今も、政府選んだのは主権者である国民です。 今が過去をバカにするのも、過去が今をバカにするのも、いささか後ろ向きだと思います。 文句があるなら、連帯して、普段からしっかり、よりよい政権選択をしていきましょう。
2011-04-01 14:14:56具体的には、今更言ってももう遅いので、(不満がある人は、今が良くないと思う人は)せめて次はこうならないようにしていきましょう。 以上説明終わり。
2011-04-01 14:18:16