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脳の意識 機械の意識 渡辺正峰

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GMBO2008 @GMBO2008

"想像"とは、自己と他者、外部と内部ををつなぐことである あるいは自己と他者、外部と内部を分けることである、と言ってみる

2018-01-27 22:15:19
GMBO2008 @GMBO2008

一遍上人絵巻に出てくる"踊り屋"を見ると、ああ、ゴール裏と同じだなと思えてくる それは、自己を集団に一体化させようとする身体的な振る舞いに救いを求めるということであろうか "想像"を停止させようとすることによって、と言い換えてもいいと思う

2018-01-27 22:39:43
GMBO2008 @GMBO2008

踊れ、踊れ、踊れ 踊れば恐ろしい運命を忘れられる 1867年のウィーンできるのは踊ることだけ

2018-02-02 21:56:25
GMBO2008 @GMBO2008

1867年のウィーンでできるのは踊ることだけ

2018-02-02 23:52:43
GMBO2008 @GMBO2008

脳は、人が経験する世界の一つの原因であるとともに、人が様々に世界を経験してきたことの帰結でもある。その脳だけを環境世界や身体的な行為の文脈から切り離し、そこにだけ特権的な地位を与えるのは賢明とは思えない。 「数学する身体」 森田真生

2018-02-04 22:50:10
GMBO2008 @GMBO2008

自然現象をある目的に沿って、部分的に切り出すことで計算は成り立っているのだ。そういう意味で自然界には、常に膨大な計算の可能性が潜在している。 「数学する身体」 森田真生

2018-02-04 22:55:31
GMBO2008 @GMBO2008

記号的な計算は、数学的思考を支える最も主要な手段の一つであることは間違いないが、数学的思考の大部分はむしろ、非記号的な、身体のレベルで行われているのではないか。 「数学する身体」 森田真生

2018-02-04 23:02:02
GMBO2008 @GMBO2008

だとすれば、その身体化された思考過程そのものの精度を上げるーー岡の言葉を借りるなら「境地」を進めるーーことが、ぜひとも必要ということになる。 「数学する身体」 森田真生

2018-02-04 23:02:04
GMBO2008 @GMBO2008

次は「脳の意識 機械の意識」

2018-02-04 23:03:43
GMBO2008 @GMBO2008

当然のことながら、自身の研究予算やリソースによる制約は避けられない。その時々の流行り廃りもあるだろう。しかし、何よりも重要なのは審美眼と勇気だ。弱肉強食のアカデミアにあって、そこでのし上がっていくためには、実験に対する審美眼が絶対的に要求される。 「脳の意識 機械の意識」渡辺正峰

2018-02-07 22:30:59
GMBO2008 @GMBO2008

さらに、自身の審美眼を信じ、リスクを負う勇気がなければ、目の前のブレイクスルーをものにすることはできない。 「脳の意識 機械の意識」 渡辺正峰

2018-02-07 22:31:00
GMBO2008 @GMBO2008

リベットは一連の結果をもとに、次の三つの結論を導いた。第一に、神経活動が意識にのぼるためには、それが0.5秒以上持続する必要があること。第ニに、意識の時間が現実から0.5秒も遅れていること。 「脳の意識 機械の意識」 渡辺正峰

2018-02-19 00:04:16
GMBO2008 @GMBO2008

第三に、いざ知覚が発生したときには、刺激発生のタイミングまで遡って感じること、である。 「脳の意識 機械の意識」 渡辺正峰

2018-02-19 00:04:17
GMBO2008 @GMBO2008

スベリーによる分離脳患者の実験も、大脳皮質の生理学的知見も、一つの事実を指し示している。こと視覚に関しては、左右の脳は対等だ。片方の脳半球に意識が鎮座し、もう片方の脳半球がそこへと視覚情報を提供するような、非対称な関係にはなっていない。 「脳の意識 機械の意識」 渡辺正峰

2018-03-04 14:12:12
GMBO2008 @GMBO2008

視覚情報の提供を可能にするような十分な半球間神経連絡が存在しない。仮に、存在したとしても、左右視野合わせての高精細な視覚情報を保持するような容量が片方の脳半球には存在しない。 「脳の意識 機械の意識」 渡辺正峰

2018-03-04 14:12:14
GMBO2008 @GMBO2008

中低次の視覚部位は、網膜座標依存性の般化(ずぼらになる)が進んでおらず、右半球は左視野のみ、左半球は右視野のみと、視野のすみわけが厳格であるからだ。 「脳の意識 機械の意識」 渡辺正峰

2018-03-04 14:12:15
GMBO2008 @GMBO2008

つまり、健常者の左右視野の統合された一つの視覚体験を享受できているのは、もともと独立に存在しうる二つの意識が、半球間連絡を通したなんらかの方法で、一つに統合されているからに他ならない。 「脳の意識 機械の意識」 渡辺正峰

2018-03-04 14:12:16
GMBO2008 @GMBO2008

これらの例からわかるのは、世界の隅々まできちんと見えた気になっていても、それが実際に外界を反映したものであるとは限らないことだ。我々の感覚は、外界を直接モニターしているわけではない。 「脳の意識 機械の意識」 渡辺正峰

2018-03-04 14:18:47
GMBO2008 @GMBO2008

あくまで脳の仮想現実システムが、目や耳などから得た外界の断片情報をもとに「それらしく」仮想現実世界を創り上げ、我々に見せているにすぎない。 「脳の意識 機械の意識」 渡辺正峰

2018-03-04 14:18:49
GMBO2008 @GMBO2008

この決定論カオスが生じると、面白いことが起きる。(中略)神経回路網の中で生じたわずかな振動(もとの発火パターンからのズレ)が、「非線形」の効果によっていつまでも消え入ることなく残り続け、やがて、その影響がシステム全体を覆い尽くすような状態が生じる。 「脳の意識機械の意識」 渡辺正峰

2018-03-04 21:56:22
GMBO2008 @GMBO2008

先の「因果性」の絡みで言えば、まさに、神経回路網上のすべてのニューロンが、「因果性の網」によって包まれたような状態が生じる。 「脳の意識 機械の意識」 渡辺正峰

2018-03-04 21:56:23
GMBO2008 @GMBO2008

筆者は、神経回路網に実装される神経アルゴリズムが、決定論カオスの因果性の網に包まれることによって、一体化するのではないかと考えている。 「脳の意識 機械の意識」 渡辺正峰

2018-03-04 21:56:23
GMBO2008 @GMBO2008

これにより、実際に物理現象として現れるかたち、すなわち、局所で生じた摂動が全体に広がるようなかたちで神経アルゴリズムが一体化することになる。 「脳の意識 機械の意識」 渡辺正峰

2018-03-04 21:56:24